あなたは出世したくない?出世の4つのメリットと5つのデメリット
頑張らない働き方を考えるときに、自分が会社で置かれた立場で考えてみました。
すると、1つのヒントが。
年々仕事が楽しくなくなってきています。
なぜだろう?と考えたとき、一つの答えが頭に浮かびました。
「出世」
僕は会社でも、そこそこ偉い立場です。(もちろん役員とかではありません)
ただ出世していくにつれ、徐々に仕事が楽しくなくなってきていたことに気づきました。
残念ながら、出世はよいことばかりではなかったのです。
「頑張らない働き方」をするためには、「出世しないこと」が大事だと感じました。
そもそも出世には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
出世のメリットその1 給料が増える
やはり出世のメリットといえば、何といってもお金です。
給料が増えます。
それまでの苦労が報われる気がしますよね。
そして、今後も頑張ろうという気持ちになる。
逆に、給料が増えないのであれば、そこまで頑張ることもないでしょう。
出世のメリットその2 やりがいを感じられる
出世というのは、これまでの仕事に対し、今後はより大きなチャンスを与えてくれる最大級の評価とも言えます。
ですから、出世することで仕事に対するやりがいを感じられるということは往々にしてあるでしょう。
自分の成長も実感できますから、ますますやる気が出ますよね。
出世のメリットその3 権限を持つことができる
特に部長以上になれば、いろいろな権限を持つことができます。
決済権や人事評価など、会社によっても様々でしょう。
いろいろな権限を持つことができるため、裁量も大きくなり、仕事がやりやすくなります。
出世のメリットその4 マネジメント経験を積むことができる
出世をして、一定の役職に就くと、現場の仕事のほかに、部下の管理を任されることになります。
いわゆる「マネジメント」です。
マネジメントの経験があると、その先でも有利となります。
転職サイトに登録してみると分かりますが、ある一定の年齢になると、マネジメント経験は高い確率で求められます。
スカウトメールもいただきます。
僕も部長の誘いを何件断ったか。。
そのくらいマネジメント経験者は重宝されるみたいです。
出世のデメリットその1 責任が大きくなる
一方、デメリットとしては、まず責任が大きくなります。
任せてもらえる仕事が大きくなる分、責任も大きくなるわけです。
出世を嫌う人は、この責任の大きさを嫌うようです。
確かに、部下がミスを犯したときであっても、最終的には上司の責任となります。
そのため、責任の大きさが逆にプレッシャーと感じる人も多いようです。
出世のデメリットその2 部下の面倒を見なければならない
組織で仕事をしていると、部下の力はどうしても必要となります。
そのため、部下の管理をしていかないと、チームのパフォーマンスが落ちることになります。
部下のモチベーションが下がっていないかどうか、常に気にかけ、時には飲みに誘って話をする。
常に部下のことを見ていなければなりません。
自分の仕事のパフォーマンスを発揮しているだけではいけなくなります。
出世のデメリットその3 勤務時間が長くなりがち
出世すると、自ずと勤務時間が長くなる傾向にあります。
僕の経験では、出席しなければならない会議が増え、その会議の時間も長い。
参加必須の飲み会や部下との飲みの回数も増え、そして時間も長い。
時には朝まで。
責任が大きくなるがゆえに、土日も仕事のことを考えています。
こうなると、プライベートというものがなくなっていきます。
出世のデメリットその4 現場の仕事ができなくなる
現場の仕事って、今振り返ると楽しかったです。
元々現場の仕事をやりたくて、この会社に入ったわけですから。
ところが、出世してマネジメントの割合が大きくなると、現場の仕事がほとんどできなくなり、部下と向き合うことの方が圧倒的に多くなります。
僕にとって、それは本意ではありません。
となると、仕事がどんどん楽しくなくなっていきます。
出世のデメリットその5 そこまで給料が上がらない
会社によっては、期待していたほど給料が上がらないというところもあるようです。
ある一定の役職まで行くと、給与テーブルがなくなり、これ以上給与が上がらないというのが見えてきたりします。
また、出世に伴い責任が大きくなったのに、それに対して給与がそこまで高くなっていないと感じる人もいるようです。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
頑張らない働き方は、「出世しない」ことと言えます。
出世レースに巻き込まれる旧来型の働き方から道を外れてみる勇気も必要です。
これからの時代はいろいろと多様化していく時代ですから、出世しないことを選んでも文句を言われる筋合いはありません。
自分は、出世した方がいいのか、出世しなくてもいいのか。
働き方で悩んでいる人は、改めて自分の将来のあり方を考えてみるのがよいのではないでしょうか。