【貯金の真実】5000万円では人生変わらないと感じたリアル7選

2025年2月28日

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

Youtube界隈には「資産5000万円で人生勝ち組」との動画が多数公開されています。

しかし、5000万円を貯めたところで本当に勝ち組になれるとは限りません。

実際、私は貯金メインで5000万円を貯めており、勝ち組と感じるようなことは全くと言ってよいほどありません。

そこで今回は投資ではなく貯金メインの準富裕層は変化を感じられない理由をご紹介していきます。

1.準富裕層に分類される

感じたリアル一つ目は「準富裕層に分類される」ことです。

準富裕層になることは私自身が5000万円を一つの目標としていたため、非常に大きな変化として捉えています。

変化を感じられないと言っておきながら、一発目から大きな変化ですみません。

野村総研の「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」の調査によると、金融資産5000万円以上になると「準富裕層」と分類されます。

調査結果を見ると、準富裕層は日本全国で403.9万世帯もいます。

実数で見ると非常に多く見えますが、割合で見ると次の表のようになります。

	世帯数 （万）	割合 （%）
超富裕層	11.8万	0.21%
富裕層	153.5万	2.76%
準富裕層	403.9万	7.25%
アッパーマス層	576.5万	10.35%
マス層	4,424.7万	79.43%

準富裕層はわずか6%です。

超富裕層・富裕層と合計しても10.2%にしかなりません。

よって、データから見ると日本でも上位10%くらいになる金融資産を保有することになります。

これは貯金メインであろうと投資メインであろうと、どちらでも関係ありません。

2.心のゆとりは多少増える

感じたリアル二つ目は「心のゆとりは多少増える」ことです。

先ほど、金融資産5000万円を保有することは日本の上位10%の世帯に入ることをご紹介しました。

私の場合は5000万円が一つの目標であったこともあり、まずは達成感が大きかったです。

そして、上位10%に入ることは分かっていましたので、心のゆとりが多少増えました。

資産を他人と比較するのはいかがかと思いながらも、自分より下の世帯が大量に存在することを知れば、「自分はマシなほう」との心のゆとりは以前より増えました。

また、「老後2000万円問題」の2.5倍の資産を築いたわけですから、老後に向けた余裕も大きくなります。

3.資産の増加スピードはあまり上がらない

感じたリアル三つ目は「資産の増加スピードはあまり上がらない」です。

投資メインなら「複利の力」で資産の増加スピードが徐々に上がっていくことが多いです。

市場が好調ならば、その恩恵もかなりのものになります。

しかし、貯金メインだと給与の増加スピードに依存し、投資メインほどスピードは上がりません。

また、市場が低調な場合、資産が増えないか、減少することもあります。

それだけ投資が資産額の増減に影響を与えるようになります。

一方、貯金メインであれば市場に関わらず資産は少しずつ着実に増えていきます。

4.日常生活はほぼ変わらない

感じたリアル四つ目は「日常生活はほぼ変わらない」ことです。

貯金メインで少しずつ資産を増やし、今後も資産を増やしていくことを目指しています。

よって、給与の増加が見込めない限り、安易に支出を増やせません。

支出を増やせないのですから、日常生活は特に大きな変化はありません。

資産が増えたからといって、贅沢品の購入を増やしたり、旅行の回数を増やしたりというあからさまな支出増加をするつもりはありません。

もし投資メインで資産増加をしたならば、資産増加のスピード次第では多少支出を増やしても何とかなるでしょう。

あくまで"多少"ですが。

5.会社への依存度は低下しない

感じたリアル五つ目は「会社への依存度は低下しない」ことです。

投資メインで資産形成を進めて5000万円を達成すると、その後の資産の大幅な増加が期待できるため、会社への依存度が低下し始めます。

人によっては仕事のモチベーションも低下し始めます。

会社の言うことを我慢して聞き入れる必要もなくなり、嫌な仕事を上手い理由をつけて断れる心の余裕が生じます。

しかし、貯金メインだと会社の給与が無くなれば資産が増加しません。

よって、会社を辞めるわけにはいきませんから、会社への依存度は引き続き高いままです。

6.サイドFIREくらいは考え始める

感じたリアル六つ目は「サイドFIREくらいは考え始める」ことです。

お金が貯まれば、考えることは「早期リタイア」ではないでしょうか。

会社を辞めて、自由に生きる。

誰もが憧れることだと思います。

しかし貯金メインで資産形成すると、会社を辞めた場合に収入が途絶えます。

よって、フルFIREは無理で、サイドFIREならどうかと考えることになります。

ただし、実際のところは労働収入に多くを頼ることになるため、サイドFIREにしても労働量はそこそこ必要です。

あまりFIRE感は無いように思います。

7.億り人がまだ遠く感じる

感じたリアル七つ目は「億り人がまだ遠く感じる」ことです。

投資メインで資産形成をしていくと、資産の増加スピードが上がっていきます。

よって、5000万円を突破すると、1億円という次の大目標がそれまでと比較して決して遠い目標には感じなくなります。

ところが、貯金メインだと資産増加スピードがそこまで早くなりません。

そのため1億円まではまだまだ時間がかかります。

私の場合は、時間がかかりすぎると思い、億り人を目指そうという気持ちすら起こりませんでした。

最近になって1億円を目指したいと思い始めたのは、投資を再開して資産の増加スピードが上がったことを実感したからです。

まとめ

以上『【貯金の真実】5000万円では人生変わらないと感じたリアル7選』でした。

いかがでしたか？

最後にまとめです。

貯金をメインに資産形成をすると、本当に時間がかかります。

特に収入が決して多くないサラリーマンだと、なおさらです。

早く資産を増やしたいのであれば、投資をしたほうがよいというのが実際に貯金メインで5000万円を貯めた人間からの意見です。

現在は昔と違いNISAやiDeCoのような制度も整っています。

また、物価上昇の続く時代ですから、投資をしないと現金の価値が目減りします。

その意味でも、投資はやっておいたほうがよいと思います。

いまだ投資を始めていない人は少額からでもトライしてみるとよいのではないでしょうか。

以下関連記事です。

普通のサラリーマンだった私が投資もしないで41歳で3000万円を貯め、アッパーマス層に到達した手法をまとめてみました。

金融資産5000万円達成から3年が経過しましたので、感じたリアルと生じた変化をまとめてみました。

資産6000万円に到達して半年が経過したので、感じたリアルと生じた変化をまとめてみました。