【93%が知らない】7000万円を貯めた人が陥る資産形成の罠8選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
世の中の多くの人は、お金はたくさんあるほうが良いと考えているに違いありません。
もちろん私もその一人でした。
実際、51歳で資産7000万円を達成し、ある程度の満足感や達成感は得られました。
しかし、資産が増えることは良いことばかりではありません。
時に悪い方向に進んでしまう恐れがあることに気づきました。
そこで今回は、多額の資産を貯めた人が陥りがちな資産形成の罠についてご紹介します。
すでに準富裕層に到達している人や、これから準富裕層以上を目指し資産形成に励んでいる人はぜひ参考にしてください。
1.結局お金の不安は完全に払拭できない
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠1つ目は「結局お金の不安は完全に払拭できない」ことです。
金融資産7000万円を貯めれば、日常生活に関するお金の安心感は増し、精神的なゆとりが生まれます。
これは事実であり、私も含め多数の準富裕層以上の人が語っています。
しかし、金融資産が増えたからといって、完全にお金の不安を払拭できるわけではありません。
実は、資産が増えたら増えたで、新たなお金の不安が生じてくるのです。
例えば、株価の暴落に対する不安です。
7000万円もの資産を築く人の中には、投資をしている人が多くいます。
近年は大きな暴落もなく、株価は順調に推移しており、市場の恩恵を受けた人が多数いるはずです。
かくいう私もその一人です。
しかし、いつかは暴落が起きるものであり、リーマンショック級の暴落が来れば、大きなダメージを受けることになります。
資産が増えれば増えるほどダメージも大きくなり、年齢が高いほど回復の時間がなくなるため、出口戦略は常に考えなければなりません。
これは資産が少ない頃にはなかった不安です。
また、最近はインフレという、私たち一般消費者にとって非常に煩わしいお金の問題が生じています。
将来は今よりお金の価値が目減りするため、将来必要となる金額は多くなることが見込まれます。
そうなると、結局のところ「お金はもっとあったほうが良いのではないか」という思いが常に頭をよぎることになります。
たとえ7000万円持っていたとしても、「だったら1億円、いや2億円あったほうがいいのではないか」というように、より多くの額を貯めたほうがよいのではないかと思い続けてしまうのです。
この思考に陥ると、お金は他の人たちよりもたくさんあるはずなのに、幸福感を全く得られないのです。
2.お金はあるのに使えない
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠2つ目は「お金はあるのに使えない」ことです。
資産が7000万円にもなれば、これからはお金を使っていく生活に切り替えてもよさそうに思えます。
しかし、先ほど少し触れたように、資産があるにもかかわらず「まだ足りない、もっとあったほうが良い」という心理に陥りがちです。
もちろん年齢や家族構成、生活スタイル、将来の希望などによっては、本当に7000万円より多くの資産を築いたほうがよい世帯もあるでしょう。
しかし、実際にはそこまでの資産は不要という世帯も中には存在しています。
私のような独身・一人暮らしで、すでに年齢が高め、かつ支出の少ない人は該当するでしょう。
それに加えて、今度は「せっかく貯めたお金を減らしたくない」という感情が芽生えてきます。
長い時間をかけ、苦労して積み重ねてきた資産ですから、簡単に減らしたくないと思うのも仕方ありませんし、ある意味当然とも言えます。
しかし、その意識が行き過ぎると、お金とは一体何のために存在するものなのか、その意味を見失ってしまいます。
3.資産1億円を目指したくなる
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠3つ目は「資産1億円を目指したくなる」ことです。
資産7000万円を貯めると「準富裕層」の中でも中央付近まで到達することになります。
ここまで来ると、今度は資産1億円という「富裕層」「億り人」の称号がちらつき始めます。
資産形成に励んできた人にとって、この偉大なる称号は賞賛を得られる地位であり、大きな魅力に溢れています。
資産形成を続ける人の中には、資産を増やす目的が、生活の安心感を得ることではなく、名誉やプライドを満たすことにすり替わっている人もいるからです。
1億円を目指して資産形成に励み続けることになれば、当然増やすことが優先になりますから、お金を減らすことにつながるような消費行動を取るわけにはいきません。
本来、お金は使ってこそ価値があり、楽しみを得られるはずなのですが、金額目標のほうが勝ってしまうのです。
4.今が疎かになる
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠4つ目は「今が疎かになる」ことです。
お金の不安を払拭しきれず、お金を使えなくなると、お金があるにもかかわらず何もできなくなります。
多くの7000万円達成者たちは、貯めるまでの長きに渡る時間の中で、実に様々なことを我慢したり、後回しにしたりしてきた可能性があります。
例えば、海外旅行や、めったにできないアクティビティ、自己成長のための有料セミナーなど、お金を使わなければ得られない体験や経験がこれに該当します。
しかし、資産形成を優先させることで、他の人たちが得た経験値を持たず、年齢を重ねていくことになります。
そして、経験の機会損失を招いてもなお資産を増やそうとして、やりたいことを先送りしてしまうのです。
下手をすると、仕事の引退後や老後まで先送りしてしまいます。
あなたにとって「老後」とは何十年後の話でしょうか?
そもそも、「老後」が確実に訪れる保証もありません。
将来に備えることは大事ですが、資産形成にハマると、「今」という時間の大切さを忘れてしまうのです。
5.資産額=人の価値になってしまう
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠5つ目は「資産額=人の価値になってしまう」ことです。
資産額が7000万円を超えると、日本の全世帯の上位7%に入ってくると予想されます。
資産5000万円以上で10%ですから、だいたいそれくらいになるのではないかとの推測です。
残りの90%以上の世帯は自分より下にいるという点で、精神的に大きな優越感に浸ることができます。
その感覚が悪い方向に進むと、あたかも「お金がたくさんあったほうが偉い」という考え方を抱いてしまいます。
すなわち、資産額をその人自身の価値と錯覚してしまうのです。
私の動画のコメント欄でも、たまにそうした傾向を感じさせる声を見かけることがあります。
実は私自身も資産の少ない人を見下してしまいがちなところがあるので、注意しなければいけないと感じています。
資産額の多さで言ったら、孫正義や柳井正といった経営者に勝てるのか?という話です。
1億円、2億円で偉そうにしている人もいますが、日本トップクラスの経営者と比べれば、投資界隈では超有名なテスタ氏でさえちっぽけな存在でしかありません。
また、資産形成界隈は、資産額の多い人ほど英雄視され、メディアに取り上げられがちです。
その傾向も「金額の多い人ほど偉い」という考え方に拍車をかけてしまい、良くないのかもしれません。
そんな英雄視される人たちでさえ、日本全体の資産家ランキングで見れば、上位に名前が入ってくることはなく、大したことはないのです。
そもそも、肝に銘じておかなければならないのは、私たちは資産を増やす競争をしているわけではない、ということです。
あくまで、その人の人生において必要となるお金を貯めているだけの話であり、その額は人によってさまざまです。
むしろ、どんな経験を積んできたかのほうが、人間としての価値を高めるとも言えます。
そうした視点で見れば、しょせんは小銭程度の資産を持っているだけで、中身の乏しい人間になっている恐れがあります。
6.勤労意欲の低下に苦しむ
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠6つ目は「勤労意欲の低下に苦しむ」ことです。
資産7000万円ともなると、いよいよ社会人生活のゴール、つまり早期リタイアが視野に入ってきます。
早期リタイア、いわゆるFIRE志向を強く持っている人だと、資産額が増えれば増えるほど、ゴールの意識も強くなっていきます。
そうなると、毎日の仕事は、単にFIREするために必要と設定した目標金額までの差額を埋めるための作業でしかなくなります。
仕事というのは、長らく「自分の成長のため」という名目の下で、いろいろなことを我慢できていたと言えるかもしれません。
しかし、ゴールが近づくと、自分を抑えていた蓋が外れ、自分の感情・欲求のほうが上回り始めます。
つまり、「早く会社を辞めたい」という気持ちが前面に出てくるのです。
こうなると、仕事における成長意欲は失われ、日々働くこと自体が苦痛となっていきます。
お金のためにあと何年働けばよいのかを計算しながら働くという、時間を無駄にした日々を過ごすことになるのです。
7.結局変わらない労働依存
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠7つ目は「結局変わらない労働依存」です。
資産が7000万円を超えてくると、会社に対する依存度は徐々に低下してきます。
特に投資の資産割合が高い人だと、会社から得られる給与よりも資産収入のほうが多い月が出てくることもあるでしょう。
私も今年2月には資産が200万円近く増え、さすがに驚きました。
それだけ投資の威力は大きいものです。
しかし、そんな人でさえ、会社を辞めて投資から得られる収入だけでずっと生活していけるかと言えば、そう簡単にはいきません。
世帯によって生活費は異なりますし、年金の受給開始までに残された時間も異なります。
また、昨今のインフレは、人生の残り時間において必要となる資産額の計算を狂わせる大きなファクターになりかねません。
もちろん、人によっては、週2~3日程度の労働で済ませるサイドFIREなら人生を乗り切れる可能性はあるでしょう。
しかし、それも結局は労働しなければならないことに変わりありません。働き方を自分でコントロールできるようになる、という点では大きな変化と言えるでしょう。
それでも、やはり多額の労働収入を失うことは多くの人にとって大きな不安であり、結局は働き続けることになります。
8.資産形成がゲームと化す
7000万円貯めた人が陥る資産形成の罠8つ目は「資産形成がゲームと化す」ことです。
そもそも、あなたは何のためにお金を貯めているのでしょうか?
おそらく、資産形成を始めたての頃は、「何かを買うため」など、何かしらの用途があって始めている人が多いはずです。
一方で、「1億円貯めたい」といった金額自体が目標になっている場合、お金を貯めることに満足し、資産が増えることに喜びを覚えていることが容易に予想できます。
これは資産形成が「資産を増やすゲーム」になっており、とにかく資産を増やすことが生きがいになっていることを意味します。
もはや、お金が「使う道具」ではなく、ロールプレイングゲームの「経験値」のように、集めること自体でレベルアップしていく感覚であり、趣味と言える状態です。
もちろん、お金を貯めることは悪いことではありません。
しかし、必要以上のお金を貯めることに終始し、人生においてもっと大切な時間や経験を失っているのです。
後悔しない人生を送れるか?
ブロニー・ウェア氏が書いた『死ぬ瞬間の5つの後悔』という有名な本があり、その中で紹介されている「5つの後悔」とは以下になります。
1.自分に正直な人生を生きればよかった
2.働き過ぎなければよかった
3.思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
4.友人と連絡を取り続ければよかった
5.幸せをあきらめなければよかった
資産を増やすことに終始している人は、今一度この5つを胸に留めておいたほうがよいかもしれません。
果たして、自分に正直に生きられていると言えますか?
働き過ぎていませんか?
特にこの2点(自分に正直な人生・働き過ぎ)は、ダイレクトに私に訴えかけてくるような気がします。
資産の多いことは決して悪いことではなく、むしろこれまでの努力の結晶として評価されるべきものだと私は思います。
しかし、一方でお金は何かを手に入れるための道具であることを忘れてはいけません。
お金という道具を集め続けることより、いかに活用して良い人生を送るかに焦点を当てなければいけないはずです。
残された時間は意外なほど短い
誰しも価値観は異なり、お金に対する価値観も人それぞれです。
お金を使うばかりで貯められない人もいれば、貯める一方で使えない・使わない人もいます。
どちらかが良くて、どちらかが悪いということはありません。
あくまで価値観の違いです。
しかし、私が声を大にして言いたいのは、「お金を使うことと貯めることのバランスをいかにとるか」です。
資産形成が優先されすぎると、目標金額を達成するまでお金を使わなくなります。
そして、ようやく目標を達成して「どこかへ旅行しよう」と思っても、体が動かなくなっているという本末転倒な事態に陥ります。
どんなに多額の資産を築いても、自力で動けなくなってしまっては、もはや資産の意味がありません。
7000万円という資産を築き上げた人ほど、この現実は他人事ではないはずです。
厚生労働省のデータによると、日本人の健康寿命は男性が72.57歳、女性が75.45歳と発表されています。
自分に残された時間を意識し、築いた資産をどう使っていくかを考えていくべきです。
まとめ
以上『【93%が知らない】7000万円を貯めた人が陥る資産形成の罠8選』でした。
いかがでしたか?
資産7000万円を貯めても、良いことばかりとは限りません。
お金への不安は消えず、資産額がまるで人の価値であるかのように錯覚し、資産形成そのものがゲームと化してしまうこともあります。
1億円という次の目標が見え始めると、それを追いかけるほど今という時間や大切な経験を後回しにしてしまいがちです。
しかし、お金は本来、使ってこそ価値があるものです。
健康で動けるうちに、大切な人や経験のためにお金を使いながら、同時に増やすことのバランスを取っていくことが、後悔のない人生につながっていくはずです。
以下関連記事です。
「貯金3000万円で人生変わる」という説はウソだったことを、実際に達成者が暴露しています。
金融資産7000万円達成して3ヶ月が経過したのですが、いろいろと予想外の変化が生じたのでご紹介します。
たとえ資産が7000万を超えても、ただ会社を辞めたいだけの安易なFIREは考え直すべきです。










