ダメ人間でも”仕組み”を作ってお金を貯められる4つのステップ
片付け下手は貯金できないと主張するFPの人がいます。
確かに一理ある主張ではあります。
ただ、僕自身は片付け下手の自称"ダメ人間"ですが、貯金に成功した人間です。
片付け下手のダメ人間でありながら貯金できたのには理由があります。
今回は、ダメ人間でも貯金ができるようになる方法を順を追って探っていくことにします。
ステップ1 自分の性格からできることを挙げる
最初にやるべきことは、自分の性格を把握することです。
ネットの記事に書いてあることや本・雑誌に書いてあることをマネしようとしても、自分の性格に合わなければ続けることができません。
貯金はダイエットと同じで、長期間に渡り継続していかなければなりません。
継続するためには、継続できるような仕組みを作り上げることが絶対に必要です。
そこで、自分の得意なことと不得意なことを挙げてみましょう。
過去の人生を振り返り、こういうことはできた、こういうことはできなかったということを列挙していくとよいのではないでしょうか。
例えば、以下のような感じ。
<得意なこと>
・計画を作り、忠実に実行できる
・ルーティンワーク
・長続きする
<苦手なこと>
・料理
・整理整頓
・掃除
ここで大事なことは、できる人間になろうとせず、できない自分を受け入れることです。
万人がすべてのことをこなせるわけではありません。
一人一人できることは異なります。
あくまで自分は自分であることを理解し、一歩前へ進みましょう。
ステップ2 性格にあった仕組みを考え、作り上げる
次に、自分の性格にあった仕組みを考えましょう。
一度「仕組み化」してしまえば、あとは何もしなくてもお金が貯まっていくことになるからです。
だからこそ、後半の「作り上げる」という言葉をあえて選んでいます。
考えた仕組みは、実際に動かなければ意味がありません。
行動して、その仕組みが働くようにしましょう。
先取り貯蓄なら、銀行へ出向いて手続きを行う必要があるかもしれませんし、ネットで済ませることができるかもしれませんが、どちらにしろ自分で動いて手続きはおこなわなければなりません。
クレジットカードしか使わないと決めたら、還元率の高い楽天カードを用意するとかしないといけませんし、公共料金の支払いのカードをすべて楽天カードに変更する手続きが必要になります。
これまで節約に失敗してきた人は、我慢したり長く続けることが苦手なのでしょう。
それならば、家賃の安い部屋に引っ越したり、格安スマホに乗り換えたりして、その後は何もしなくても支出が減るような方法をとるのがよいはずです。
お金を使いすぎてしまうのであれば、口座のお金をいくつかの口座に振り分けて、普段使いの口座のお金だけで生活するようにしてみてはいかがでしょうか。
自分に適した仕組みを考え、その仕組みを作ってみてください。
ステップ3 徹底的に実行する
仕組みを作ったら、その仕組みを守り、徹底的にやり抜きましょう。
徹底できれば勝ちです。
理論上はうまくいくはずのことがうまくいかない最大の理由は、徹底できていないことです。
どこかで自分に負け、ルールを破ってしまうからです。
例えば、食費は3万円以内と決めたのに、4万円使ってしまったら、お金が貯まらないに決まっています。
口座を振り分けて、普段使いの口座のお金だけで生活すると決めたのに、給料日前にお金が足りなくなって、貯金用の口座からお金を引き出してしまっては元も子もありません。
決めたことは必ず守り通すことだけは徹底的にやりましょう。
ステップ4 仕組みをアップデートする
一度仕組みを作ったら終わりではありません。
仕組みを改善して、さらによくしていく必要があります。
もっとうまくいく方法があるのであれば、直した方がよいに決まっています。
よい方法に改善していければ、お金もより貯まっていきます。
逆に、うまくいかない場合もありえます。
うまくいかなかった場合は、どこに原因があったのか振り返り、改善していきましょう。
PDCAを繰り返していけば、いつか必ずうまくいくはずです。
まとめ
以上『ダメ人間でも"仕組み"を作ってお金を貯められる4つのステップ』でした。
ダメ人間・ズボラ・面倒くさがり、残念ながらパーソナリティーを今から変えるのは相当難しく、パワーを要します。
しかし、自分の欠点とも言える性格を逆手にとって仕組みを作ってしまえば、貯金は誰でもうまくいくはずなのです。
自分にとっての最適解を見つけるべく、自分と真剣に向き合うことが大切なのではないでしょうか。