40歳を過ぎてから地道に貯金したら6年間で2000万円貯まった話
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
2021年もあっという間に半分が終わり、残り半分となりました。
コロナ禍が続く中、息苦しい暮らしが今なお続いております。
そんな中、個人的な話ですが、地道に貯金を続けてきたところ、6年間で2000万円貯まっていました。
「老後資金2000万円不足問題」がありましたから、多くの人にとって貯金額として2000万円は一つの目標・目安になるはずです。
その2000万円をわずか6年間で貯めることができました。
これは多くの人に勇気を与えられる話ではないかと思い、書き綴ることにしました。
貯金を始めたきっかけは貯金のスピード低下
事の発端は、40歳を過ぎた頃でした。
私は新卒の頃から毎年100万円以上の貯金を続けており、すでに資産は2000万円を突破していました。
しかし、30代後半から40歳頃にかけての貯金の増加幅を調べてみたところ、年々小さくなっていることがわかりました。
ある程度の収入があったことと一定額の貯金に達していたことで油断していたのだと思います。
あとは、セミリタイアを意識し始めたことです。
漠然と「1億円貯めたい」という目標はあったのですが、特に目的はありませんでした。
しかしある日、「60歳になった頃、1億円持っていたとしても、老後に使い切れるのか?」という疑問を抱きました。
それならば5000万円貯めて、仕事を緩めたほうがよいのでは?と思うようになったのです。
41歳時点で私の貯金額は約2790万円。
ここから私の快進撃とも言える急激な貯金のペースアップが始まりました。
実践したたった一つのことは「支出の削減」
私が貯金のためにやったことは、たった一つ。
支出の削減です。
それも徹底した支出の削減です。
一つ一つで言えば、非常にベタなことです。
スマホを格安スマホへ変更し、通信費を削減。
スカパーやスポーツジムなど月額サービスの解約により固定費を削減。
保険を解約。
飲み会の回数を減らして交際費を削減。
洋服や本を始め、不必要なものはむやみに買わない。
スーパーやコンビニには毎日行かないようにして、細かい食費が発生しないよう注意する。
地道に支出を削減していきました。
結果として、1年間の支出は200万円程度まで削減することができました。
41歳からの6年間で2000万円の貯金に成功
さらに貯金を増やす上で、追い風が吹きました。
本業のサラリーマンで出世して、年収がアップしました。
年収が増えて、支出が減るのですから、貯金のスピードは一気に加速しました。
結果として、47歳となった今、貯金額は約4840万円。
6年間で2000万円以上の貯金額増加となったのです。
私は幸運にも6年間で2000万円以上の貯金に成功しました。
残念ながら誰でもできることではないでしょう。
一方で誰にも真似できないことでもないと思いました。
なぜなら、私は特別な存在ではなく、ごく普通のサラリーマンだからです。
いや、これだけ徹底して支出を削減するのは普通ではないかもしれません。
ただ、特別ものすごい年収を得ているわけでもない中間管理職でも、6年間頑張れば2000万円貯められるという実績を作ることはできました。
2000万円貯めるのに投資は必要ない
あと、ここ最近の「貯金から投資」への流れにも忠告はできます。
私は2000万円貯めるのに投資の力は借りていません。
投資は2019年からつみたてNISA、2020年から高配当ETFを始めたくらいで、2000万円を貯める上で大幅なプラスをもたらしたわけではありません。
皆さんご存じの通り、2020年はコロナショックで大幅にダウンして、そこから回復して多少のプラスになった程度です。
ですから、2000万円を貯めるために、老後資金のためには投資は必須ではないことは事実として認識しておいたほうがよいと思います。
投資をやらなければ貯めたお金が減るリスクはありません。
もちろん投資をやれば資産が増えるチャンスもあります。
ただし、本当の意味で投資のパワーを得るには、ある程度の大きな金額を投資しなければいけません。
人によってはリスク許容度が高くないはずです。
特に投資慣れしていない人にとって、時に資産が減っていくことに精神が耐えられない可能性も考えられます。
コロナショックのような暴落は意外と多く、10年くらいに1度は起きると言っても過言ではありません。
しかし大丈夫です。
なぜなら、2000万円という金額であれば、投資をしなくても十分貯められる金額だからです。
世間の投資への流れに焦ることなく、自分の性格に合ったお金の貯め方を選択するようにしてください。
貯金5000万円まであと一歩
現在の貯金額が4840万円ということは、いよいよ2021年内に5000万円に到達する目途が立ちました。
ついに念願だった準富裕層への仲間入りです。
もちろん準富裕層になったところで、これまでと生活が変わることはありません。
支出は極力抑え、地味な生活を続けるのみです。
また、すぐにでもセミリタイアという感じでもありません。
仕事に対して嫌気が差しているのは否定できませんが、まだ5000万円に実際に到達したわけでもありません。
セミリタイアに関しては、5000万円に到達してから改めて考えてみたいと思います。
まとめ
以上『40歳を過ぎてから地道に貯金したら6年間で2000万円貯まった話』でした。
いかがでしたか?
投資をしなくても、地道に貯金していれば2000万円貯められるという事実をお伝えしました。
本文中にも書きましたが、誰しも6年間で2000万円貯められるわけではありません。
しかし、努力すれば多くの人は2000万円は貯められるはずです。
それは6年間という期間よりはるかに長い時間を要するかもしれません。
それでも無理に投資をすることなく2000万円は貯められるはずです。
もし2000万円をどうやって貯めればよいかと悩んでいる人が、この記事を読んで少しでも希望を持ってもらえたならば本望です。