つみたてNISA投信、投資家の含み益が平均20%超え

つみたてNISA投信、投資家の含み益が平均20%超え

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

つみたてNISAの含み益が平均20%超えだそうです。

つみたてNISAを始めようとする人が増えそうな記事です。

早速見ていくことにしましょう。

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今回の動画は『【50歳準富裕層も驚愕】首都圏一人暮らしの若者の貯金事情がヤバすぎた』です。今回はたまたま見かけたネットの記事がきっかけに、首都圏の20代・30代の貯金額を調査してみました。 すると、とんでもない実態が浮かび上がってきましたので、ご紹介していきます。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
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つみたてNISA投信全体の保有者平均リターン

積み立て型の少額投資非課税制度「つみたてNISA」の口座数が伸びている。対象ファンドでの投資家のリターンは実際にどのくらいなのだろうか。保有者全員の平均購入単価を基に、それぞれの投資家が購入した時点以降の累積の含み益の平均を「保有者平均リターン」として推計すると、6月末時点ではまずまずの20%強だった。

つみたてNISA投信全体の保有者平均リターン

このグラフを見る限り20%超えは出来すぎかなと思いました。

コロナ以前は良くて10%超えだったところが、"コロナ・ショック"をはさみ一気に急騰しました。

私もコロナ以前からつみたてNISAを始めていましたので、この動きはよく理解しております。

さすがに20%超えが今後も続くとは考えておりません。

つみたてNISA対象ファンドの純資産残高と資金流入額

つみたてNISAの利用拡大に弾みがついてきた。金融庁がまとめた2021年3月末時点の調査によると、口座開設数は40歳代以下の若い世代を中心に360万口座を超えた。コロナショック後の1年間で140万口座あまり増えている。つみたてNISAは金融庁の基準を満たす投資信託が対象となる。信託報酬の上限値など定められた条件を満たす投信はETF(指数連動型上場投資信託)を除き192本(6月時点)。3月までの合計購入金額は2018年の制度開始から累計9000億円に達した。

対象ファンドの純資産残高は7月末時点で計6兆円に迫る。資金流入額も膨らみ、7月は計2500億円近くの個人マネーを集めた。金融庁が推し進める「長期・積み立て・分散」投資がコロナ下で加速しつつある。

つみたてNISA対象ファンドの純資産残高と資金流入額

冒頭に「つみたてNISAを始める人が増えそう」と書きましたが、すでに増え始めていました。

「口座開設数は40歳代以下の若い世代を中心に」増えたとありますが、年齢の構成比とかあるとうれしかったです。

そのあたりのデータは公表されてないのでしょうか?

と思ったので調べたところ、金融庁が発表していたデータを見つけました。

つみたて
NISA
総口座数
2020年
12月末
からの
増加率
年代別
比率
総数3,615,07519.6%100.0%
20代663,93821.7%18.4%
30代1,016,35124.3%28.1%
40代904,73718.7%25.0%
50代612,42117.4%16.9%
60代288,36012.6%8.0%
70代111,3098.3%3.1%
80代
以上
17,9599.2%0.5%
つみたてNISA口座数(2021年3月末時点)

これは2021年3月末時点のデータなのですが、口座の増加率で見ると確かに20代・30代の増加が目立ちます。

40代・50代の現役世代も増えていますので、かなり認知が進み、投資を始めてみようと行動に移した人が多かったと伺えます。

主なつみたてNISA投信の保有者平均リターン

肝心の運用成績はどんな状況なのか。どのファンドをいつ購入したかによって個々の投資家のリターンはまちまちなので、ここでは対象ファンドを保有する投資家全員の購入以来の累積リターンを平均して推計した。ただし課税口座などで購入した投資家のリターンも含む。また、つみたてNISA開始以前の時期も含めて設定以降に購入し、現在まで保有している投資家全員の平均リターンとなる。

対象ファンドの設定以降の売買金額を基に、保有者全員の平均購入単価を推計。保有者平均リターンは現在の基準価格を平均購入単価と比べて計算した。基準価格が平均購入単価を上回れば保有者平均リターンはプラスとなり含み益がある状態、下回ると逆に含み損(元本割れ)状態になる。保有者平均リターンは、基準価格が高い時に人気が出て資金が集まり口数が増えると薄まりやすいといった事情があるのは留意点だ。

主なつみたてNISA投信の保有者平均リターン

残高上位15本の保有者平均リターンのランキングでは、SMTグローバル株式インデックス・オープンが最も大きなリターンを出していることが分かりました。

個人的には知らない投信でした。

上位15本に入るということは人気のある投信の1つということなのでしょう。

つみたてNISAをこれから始めたい人やすでに始めているけれども商品を見直したいという人は参考にしてみるとよいのではないでしょうか。

ただし現在リターンが大きいからといって今後も大きなリターンが継続される保証はありません。

まとめ

以上『つみたてNISA投信、投資家の含み益が平均20%超え』でした。

いかがでしたか?

つみたてNISAはあくまで20年後に資産が増えているかどうかの長期戦です。

20年後に気づいたら投資額より大きくなって返ってきたというのが理想でしょう。

それまでは目先の株価の値動きに一喜一憂せず、存在自体を忘れて日常を過ごす。

資金にさらなる余裕があれば、別に積み立て投資をしたりするのがよいのではないでしょうか。

以下関連記事です。

私のつみたてNISAも20%以上の含み益となっています。

長期投資でやってはいけないことをまとめました。

どうしても投資は無理という人は自己投資に励みましょう。

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