【年金入門】「60歳、65歳、70歳、75歳」からもらって一番おトクなのは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

年金は何歳からもらうのがよいか?という記事です。

まだ先の話ですが悩ましい問題であるのも事実です。

年金は何歳からもらうべきか?

いきなり結論からですが、記事の中で出てきた答えは以下のとおりです。

ポイントになるのは「何歳まで生きるのか?」です。

79歳までしか生きないのであれば60歳から受給開始するのが一番お得。

81歳から90歳の間に亡くなるのであれば70歳から受給開始。

91歳より長生きするなら75歳から受給開始するのが最もお得とのことです。

何歳まで生きるなど誰にも分からない

とは言われても、と思う人が大半だと思います。

なぜなら、何歳まで生きるなど誰にも分からないことだからです。

何歳まで生きるか分かっていたら、老後資金にこれだけ多くの人が不安を抱えることもないでしょう。

結局出てきたアドバイスはこちら。

「損か得かは振り返ってみないとわかりません。目先の損得には惑わされないことが大事です。自分たちのライフスタイル、貯金額、仕事、そして自分がどれくらい長生きできそうかということを総合的に考えて判断してほしいと思います」

そりゃそうなります。

相談される側だって答えを持っていません。

何歳から年金を受給開始するか、最終的には自分で決断するしかありません。

年金以外の収入や税金も加味する必要あるが計算は無意味になる

また、年金以外の収入があるかどうかも加味する必要があるでしょう。

年金以外の収入があるなら、その金額次第ではありますが、無理に繰り下げて受給額を増やす必要もありません。

また所得税や住民税を減らしたいのであれば、繰り下げないほうがよいでしょう。

ただ、今からどんなにいろいろな計算をしようとも無駄になる可能性があります。

その理由は年金受給開始年齢が今後も65歳とは限らないからです。

67歳へ、さらには70歳へといった制度変更の可能性があります。

また受給金額も現状と同じとは限りません。

制度自体が変更になってしまえば、いろいろな計算はすべて水泡と化します。

50代後半の人であれば年金受給が目の前に差し掛かっていますので、現在の年金制度が大幅に変更されたとしても移行期間などの措置が講じられるでしょうから大きな影響は無いと思われます。

一方で50歳未満の人は制度変更の影響をモロに被る可能性があります。

老後のことを考えた細かい計算などもはや時間の無駄と言えるかもしれません。

「何歳からもらうか」ではなく「何歳まで働くか」

では私たちは一体どう年金と向き合えって行けばよいのでしょうか?

まずは今の仕事をしっかりこなすことでしょう。

そして、いかに長く続けられる仕事を見つけるかです。

お金のためだけに働くことほどつらいことはありません。

より長く働くためには自分にとって「楽しい」「苦にならない」ことが大事です。t

年齢を重ねていけば、頭も体も若い頃より衰えていきます。

衰えたとしても続けていける、長く続けたいと思える仕事を見つけられるかどうかがカギになります。

よって年金の心配をしている暇があったら、今の仕事を見つめなおし、どうしたら長く働けるかという視点に立ったほうが現実的と言えるのではないでしょうか。

まとめ

以上『【年金入門】「60歳、65歳、70歳、75歳」からもらって一番おトクなのは?』でした。

いかがでしたか?

残念ながら多くの人は十分な老後資金を貯めることができていません。

老後資金がない人は年金をあてにするのではなく、老後資金がなくても生きていける方法を模索すべきです。

年金も仕事も長期的な視点に立つ必要はありますが、65歳以降にならなければ現実とならない年金を気にするよりは目の前にある仕事のほうを意識したほうが現実的な老後資金対策となるはずです。

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