【真実】人生の幸福度は「貯金の量」で決まる
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
今回は「お金と幸せ」についてです。
『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』
先日発売された新刊からの抜粋記事です。
アマゾンでもなかなかの高評価となっているようです。
お金に関する本を読みこんでいる人にとっては目新しいことが書かれているわけではありません。
そもそもお金を増やすための投資に関する考え方は不変とも言ってよく、新しい攻略法みたいなものはよほどのことが無い限り出てくることはないでしょう。
ですから投資に関して
幸せのカギは「人生をコントロールできている」という感覚
まずは今回の記事の前段から引用します。
心理学者のキャンベルは、他と比べて明らかに幸福度が高い人々がいることを明らかにした。ただしその要因は、収入や地域、教育などではなかった。収入が高くても、良い地域に住んでいても、教育レベルが高くても、慢性的に不幸を感じている者は大勢いた。
幸福度の高い人々に見られた一番の共通点は、もっと単純なことだった。キャンベルはこう述べている。
「従来の心理学が考察してきた客観的な諸条件のどれよりも、人間に幸福感をもたらす信頼性が高い要因は、人生を自分でコントロールしているというはっきりとした感覚があることだ」
つまり、どんなに高い給料よりも、どんなに大きな家よりも、どんなにステータスのある仕事よりも、「好きなときに、好きな人と、好きなことができる」生活を送れることのほうが、人を幸せにするのである。
幸福感は「人生をコントロールできている」かどうかだと書かれています。
多くの人は仕事をしているのですが、雇われて生きることに幸福感を感じていない人が多いのは自分で人生をコントロールできていないからということになるのでしょう。
好きなことができるのは仕事が終わってからの時間と週2日の休日のみ。
休日にも仕事のために勉強したり準備をしたりしますから、休日さえ好きなことばかりしているわけではありません。
特に最近FIREがブームのごとく一気に知名度を上げたのは幸福の一つの形として注目を集めたのかもしれません。
貯金があるほど、幸せになれる
この「人生をコントロールできる」ようにするための道具が「お金」になります。
そして、「お金」が私たちにもたらす最大の価値がそれだ。お金は、自分の時間をコントロールできるようにしてくれる。これは、誇張ではない。蓄えが増えるごとに、人は周りの都合に左右されることなく、自律的に生きられるようになっていく。「何を、いつするか」を自分で好きなように決められるようになるのだ。
少額の蓄えがあれば、病気で数日仕事を休んでもお金の心配をしなくて済む。生活のために1日も仕事を休めない状態に比べれば、蓄えによる安心感はとても大きい。
さらに多くの蓄えがあれば、もし今の仕事を解雇されても、次の仕事を慌てて探す必要はない。良い仕事に就くチャンスを待つ余裕もできる。この差は、人生を変えるほどの大きな違いになり得る。半年分の生活費があれば、上司が怖くなくなる。「もし解雇されたら、路頭に迷ってしまう」と怯えなくてもいいからだ。
さらに蓄えが増えれば、人生の選択肢が増える。給料は安くても時間の融通が利く仕事を選べる。通勤時間が短い仕事を選ぶこともできる。急に病院に担ぎ込まれることになっても、医療費に不安を抱えなくてもいい。また、自分の好きなタイミングで退職することもできる。どんな高級品でも得られないような、人生を変えるほどの価値が手に入るのだ。
よく「お金があっても幸せになれない」とか言いますが、半分は間違っていると思っています。
お金ですべてが決まるわけではありませんが、お金があれば選択肢が増えるのは事実です。
好きなものを食べられますし、欲しい服も買えます。
金額が理由で買えないことは無くなります。
また多くの蓄えがあることで生まれるのが「安心感」です。
目先で何かが起きたとしても、お金があれば何とかなることが多いです。
万が一仕事を失ってもすぐに追い込まれることもありません。
入院してもお金に困ることもないでしょう。
長い老後を考えると完全に安心できる人は少ないでしょうが、お金がない人に比べればマシな老後が待っています。
世間一般に言う「幸せ」は感じていないかもしれませんが、大きなお金がもたらす「保険」のような効果は得られています。
目指すべきは早期リタイア(FIRE)?
ここまで見ると、究極的な幸福は「早期リタイアして自由に暮らすこと」かもしれません。
お金に縛られるのではなく、好きなことをして生きる。
やりたいことをやりたいときにやる。
お金があることで金額なりの自由を手に入れることができます。
ただし人生はお金がすべてではありませんし、お金ですべてが決まるはずもありません。
一方ですべてのことにお金がつきまとうのも事実です。
お金がたくさんあって損することも無いでしょう。
人生の幸福度は「貯金の量」ですべて決まるとは思いませんが、「貯金の量」が一定の割合の幸福度を決めるのも事実だと思います。
まとめ
以上『【真実】人生の幸福度は「貯金の量」で決まる』でした。
いかがでしたか?
繰り返しますがお金が人生のすべてではないとは思います。
しかしお金が人生を左右することもあり得ます。
無いよりあったほうが圧倒的にマシ。
「お金がない」と嘆く暇があったら、少しでも貯められるよう習慣を見直すことをお勧めします。
以下関連記事です。
『The Psychology of Money(サイコロジー・オブ・マネー)』について書いた記事です。
「銀行預金だけの人」であっても預金できているならば幸せに近づけます。
働かずに済む人生は誰しもが憧れるはずです。辿り着けた人は幸運です。