年収300万円・貯金0円から早期リタイア“FIRE”達成するための近道「年収は関係ない」

年収300万円・貯金0円から早期リタイア“FIRE”達成するための近道「年収は関係ない」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

FIRE本の紹介記事になります。

年収300万円・貯金0円からFIRE達成という言葉が勇気を与えてくれます。

では記事の中身を見ていくことにしましょう。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

「貯蓄ガチ勢」になれば、年収は関係ない

「じつは、FIREは年収が高い人のものではありません。年収1000万円あってもできない人はできないんです。その一方、たとえ年収300万円で、今、貯金が0円でも、やり方さえ間違えなければ7年で達成可能です」

こう話すのは、金融と起業のマネースクール「Financial Free College」で代表を務める“ライオン兄さん”こと山口貴大氏だ。

著者はマネースクールを運営しているんですね(苦笑)。

ただ、年収300万円で貯金0円でも間違えなければ7年でFIRE達成可能だと語っています。

「本当か?」と半信半疑になりますが、一方で多くの人に勇気を与える言葉でもあります。

ちなみに私の年収は32歳まで300万円でした。もちろん、ぜいたくはしていません。したいともあまり思いませんでした。

実体験から「年収300・貯金0円」と本のタイトルに入れたのでしょう。

ただし注意点あり。

その後、貯めたお金をもとにエンターテイメント会社を設立しました。目的はFIREするための資金を作ることです。幸いなことに事業はうまくいきました。売り時を見極めて会社を売却し、そのお金を元手に、晴れて憧れのFIRE生活となりました。

起業してバイアウトするという普通のサラリーマンとは明らかに異なる路線を辿っています。

サラリーマン生活の中で投資を続けて資産を拡大し、そしてFIREというルートではないことは留意が必要です。

ただ、以下のように重要なのは年収ではないという指摘は正しいです。

FIREするのに必要な条件として最も重要なのが「年収に対する貯蓄の割合=貯蓄率」です。中には「年収が高くないとFIREできない」と思っている人がいますが、それは大きな間違いなのです。

つまり、どれだけ多くの額を貯蓄(投資)に回すかが重要だということです。

お金持ちになるために年収を上げることばかり重視する人もいますが、最重要事項ではないことを意味しています。

月々の生活費を抑えることがFIRE達成の近道

FIRE実現までのステップは以下の3ステップとして紹介されています。

①投資のタネ銭(資産)を作る
②資産を運用する
③資産が大きくなったらリタイア

文字に起こせば、わずか3行、30数文字しかありません。

しかし、これが真実だったりします。

できるだけ貯蓄(投資)に資産を回し、FIRE達成後は4%ルールに沿って生活する。

となると重要なのは、生活費を抑えることになります。

生活費を少なく抑えることができれば、投資に回せる金額がより多くなりますし、FIRE後に取崩す資産が少なく済むからです。

おすすめは労働収入も同時に得る「サイドFIRE」

FIREについて、この本では「サイドFIRE」を推奨しています。

FIRE達成のためには「4%ルール」が鉄則。それを可能にするための元手は 「年間生活費× 25年分」が必要。それを踏まえたうえで、私がおすすめしたいのは「資産収入+労働収入」で生活する「サイドFIRE」です。

理由は、FIREに向けて作らなければいけない資産が半分ですむからです。要するに、FIRE達成までの時間を短くすることができる。

私もセミリタイアを志向しているように、FIREならサイドFIREが最もよいと考えています。

ただし、理由は私が考えていることとは異なっていました。

上記引用では「FIREに向けて作らなければいけな資産が半分ですむ」とあります。

しかし私の場合はFIRE後の資産減少スピードを抑制できると考えています。

また、あまり早く会社を辞めると、老後に得られる年金額の減少を招きます。

ですから年金まで含めて考えると、地道に働き続けて40代後半から50代半ばにかけてFIREで十分ではないかと考えています。

まとめ

以上『年収300万円・貯金0円から早期リタイア“FIRE”達成するための近道「年収は関係ない」』でした。

いかがでしたか?

FIREするには年収は関係ないという点には後押しされた人は多いと思います。

とは言うものの、肝心の著者がサラリーマンではなく起業家という点は共感を得づらい点があります。

またAmazonのレビューにも胡散臭いレビューが散見されます。

自身の運営する投資スクールの宣伝的な意味合いもある書籍出版でしょう。

よって本のおススメ度としては割り引きで、そこまで強く推奨派しません。

ただ、基本的な内容は抑えられていると思いました。


以下関連記事です。

富裕層向けメディアが語るFIREのための投資手法を4つ紹介しています。

別の投資スクールを経営する人は不動産投資がお好みのようです。

FIRE本ではないですが、資産形成には厚切りジェイソンの本が近年では一番のおススメです。

スポンサーリンク