リアルケースに学ぶ!貯金ゼロでも幸せな老後に必要なものとは?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
女性セブンの2022年5月12・19日号が記事になったものです。
老後に関する企画の中の1コーナーとなっています。
年金生活を送る2人の女性の家計簿とは?
まずは2つの記事にはそれぞれ現在年金生活を送る女性の紹介と現在の家計簿が掲載されていました。
二人の貯金ゼロに至る経緯が簡単に書かれています。
一人はがんになった夫の治療費と思い出作りの海外旅行で、もう一人はお金を無心されて一文無しになったそうです。
どんな形でお金が出ていくかは想像つかないものです。
きっと本人たちも予想外だったことでしょう。
そんな二人の現在の家計簿は一体どのような感じなのか。
まず一人目はこちら。
そして二人目がこちら。
これを見て、あなたは何を思うでしょうか?
一人暮らしで持ち家があれば10万円以内で生活できる
私が真っ先に思ったことは、家さえどうにかすれば1ヵ月10万円以内で生活できることです。
一人目はちょうど10万円の支出。
二人目は家賃・住居費が約5万円ですから賃貸であると想像され、家賃を除くと8万円の支出です。
月に10万円あればなんとかなるということです。
贅沢などしなければ、老後にはさほどお金をかけずとも生活できるということでしょう。
食費1万円は私には無理
ただし注意点が1つ。
それは食費です。
二人とも月の食費が約1万円となっています。
老後は現在より食が細くなるとはいえ、おそらく1万円を達成するのは私には無理と思われます。
理由は料理をあまりしないから。
直近のリモートワーク下でランチの外食が減少していた時期でも2万5千円をやっと下回る程度の金額でした。
よって、食費1万円は無理なので、保険・医療費、教育・娯楽費を削ることで10万円以内を達成する方向になるでしょう。
物価高を無視すれば老後は年金だけでも生活できそう
私の計算では将来の年金の手取り額が10万円に届くか届かない程度に落ち着きそうです。
この年金額は現在「ねんきんネット」で算出される金額から毎年〇%ずつ減額されたとして、という補正もかけています。
将来の減額補正も加えて10万円前途になるということは、とりあえず昨今の物価高を一旦無視して考えると、年金だけで老後をなんとかやりくりできる可能性があります。
あとは今後どこまで物価が上がるか。
物価が上がれば貯めてきた金融資産を取り崩しながら生活することになります。
毎月2万円を取り崩しても100歳時点で600万円以上残る計算になります。
よって、逃げ切れる可能性が高まってきているように思います。
最終的に必要なものは「体力」と「気力」
さらに、週数回でも働ければ労働収入を得られますから、資金的にはますます安泰です。
となると老後に重要になるのはお金もそうですが、より重要なのは働くための「体力」と「気力」と言えるかもしれません。
今後の社会において長く働くことが求められています。
しかし働けるだけの健康状態がなければ収入を得られません。
今回の記事で紹介した女性二人も70歳を過ぎて、週2~4日、1日数時間の労働をしています。
そして二人とも決して裕福とは言えないであろう現在の生活下においても楽しんでいるような雰囲気が文章から伺えます。
老後を実際に迎えてみると、お金の重要度というのは現在想像しているより低下するのかもしれません。
まとめ
以上『リアルケースに学ぶ!貯金ゼロでも幸せな老後に必要なものとは?』でした。
いかがでしたか?
これまでは老後に最も大事なのはお金と考えていましたが、今回の記事を読むとお金以外も重要であると気づかされます。
健康や周囲のコミュニケーション相手など、お金以外にも重要なものがありました。
40代に入ったら、老後を見据えて各方面から準備を進めたほうがよさそうです。
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