FIRE達成への鬼門!資産運用をやめたくなる3つの場面とは?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
資産運用を自動化するサービスを提供する「ウェルスナビ」のウェブサイトにあるコラムから見つけてきました。
非常に共感できる点があり、FIREを目指す人、資産を増やしたい人にとって参考になるであろうと思い取り上げてみました。
早速ですが、資産運用をやめたくなる3つの場面を見ていきましょう。
1.始めたばかりでリターンがプラスとマイナスを行き来しがちな時期
まず一つ目は「始めたばかりでリターンがプラスとマイナスを行き来しがちな時期」です。
コラムには次のようなグラフが紹介されていました。
投資を始めたばかりの頃は、すぐにマイナスになったりして不安に陥りがちです。
しかしそれは仕方のないことです。
資産が少ないので、大きめの株価下落があると一気にマイナスに転じることもあります。
ただ、それは気にしてはいけません。
そもそも長期投資は株価が日々上下動を繰り返しながらも徐々に上昇していくことを期待しておこなうものです。
よって、目先の利益ではなく10年後、20年後のことを考えた種蒔きの時期です。
開始したばかりの時期で一喜一憂しているようでは投資が長続きしないでしょう。
2.積み上げてきた利益が、急激に減っていくタイミング
二つ目は「積み上げてきた利益が、急激に減っていくタイミング」です。
分かりやすいのは暴落です。
直近では2020年のコロナショックでしょう。
私もそれまで積み重ねてきた一気にプラスが吹っ飛び、マイナスに転じました。
すると「これ以上損をしたくない」「今のうちに利益を確保しておきたい」という心理が働き、売却してしまう人たちが一定数います。
長期投資において、この「狼狽売り」と呼ばれる行為は最悪とされています。
なぜなら、株価の下落はいつかは止まり、再び上昇に転じます。
結果として株価の回復期に手持ちの株がなく、損失を確定させるだけにとどまるのです。
ですから、株は買ったら持ち続けるのがセオリーなのです。
最近でも株価の下落傾向が続いていた時期がありました。
するとネット界隈では投資慣れしていない人たちが投資をやめたという「新NISA損切民」が話題となりました。
いくらなんでも早すぎでしょう(苦笑)。
気持ちは分からなくもないですが、目標は10年以上先のはず。
暴落に遭ったら「これからは安く買える」と前向きに捉えるべきです。
3.急激に下落したのち、下落前の水準まで回復したタイミング
そして三つ目は「急激に下落したのち、下落前の水準まで回復したタイミング」です。
これも気持ちはよく分かります。
資産がマイナスになった時点では売却し損ねたというのが本音で、前向きな保持ではありません。
だからリターンがプラスに戻った時点で「ラッキー」と思い、そこで一旦手仕舞いして様子を見るパターンです。
本来であれば、そこで満足せず持ち続けることでプラスをさらに大きくできるはずです。
しかし、その手前で売却して一度発生した損失がチャラになったことで、二度とマイナスになりたくないと逃げてしまうのです。
これは売却せずに我慢の一手です。
株価は暴落を乗り越えて成長してきた
ここまで「資産運用をやめたくなる3つの理由」をご紹介してきました。
どれも私自身も経験があり、不勉強だったと後悔の念があります。
また、投資額が大きすぎ、身の丈にあってなかったのではないかと思います。
新NISAきっかけで投資を始めたのであれば、必勝法があるとすれば「継続すること」以外ありません。
以下のグラフはここ30年の株価の推移です。
投資を続けていれば、大きく資産が育っていることが分かると思います。
仮に暴落しても、その後は時間をかけて回復し、さらに成長を続けてきた歴史があります。
多くの人はこの歴史が繰り返され、株価は成長し続けると信じ、投資を続けているわけです。
もし、上記3つにあてはまり、投資をやめてしまったという人は、投資する金額が多すぎてメンタルが耐えられないのでしょう。
最初のうちは株価が上下しても何ら精神面に影響を与えない金額で投資すべきです。
本来であれば、毎月上限金額くらいの投資ができれば理想ですが、メンタルが耐えられない以上、それは無理です。
耐えられる金額で投資し、まずは投資に慣れていくことが大事です。
慣れてきたら徐々に金額を増やしていくとよいでしょう。
まとめ
以上『FIRE達成への鬼門!資産運用をやめたくなる3つの場面とは?』でした。
いかがでしたか?
新NISAの特に「つみたて投資枠」は長期・分散・積立投資です。
とにかくひたすら積み立て続け、満額まで継続する。
やることはそれだけしかありません。
結局、投資がうまくいかない理由は、投資手法ではなくメンタルが原因なのです。
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元三菱サラリーマンが自身のFIRE達成の要因となった、徹底して守った「至極のマイルール」を教えてくれました。