お金の不安から卒業する「ゆるFIRE」のはじめ方。資産は最高の精神安定剤
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
出ました、「ゆるFIRE」。
私は以前これを否定したのですが、ただ今回の記事では共感できる部分があったのであえて紹介することにしました。
お金は最高の精神安定剤。きちんと考える機会を
今回の記事で共感できたのは一番最後の部分です。
お金のプランを立てることで、どう生きたいか、どう働いていきたいかを考えるきっかけになります。貯蓄や投資の目的が「ゆるFIRE」じゃなくてもいいですし、今のマネープランが合わないと思ったら見直せばいい。
ただ、お金は自分の心を安心・安定させてくれる精神安定剤になることを、多くの人に実感してほしいと思います。
「お金は精神安定剤」
言い得て妙、まさにその通りだと思いました。
私は47歳で金融資産5000万円を突破できました。
本を書くような人たちと比較するとはるかに遅いのですが、それは投資が怖くて手を出せない時期が続いたから。
地道な貯蓄でようやく5000万円に到達しました。
5000万円あると変な焦りや不安感はありません。
老後に対する漠然とした不安感は常に持ち続けていますが、目先のお金で困ることなどありません。
現代社会はただでさえストレスが溜まりやすいというのに、お金のことでストレスをため込むのは馬鹿らしいです。
その点において、一つはストレスの種を解消できているのは非常に大きいです。
お金を原因に夫婦げんかをしているなんてのも馬鹿らしい話です。
お金を貯めれば喧嘩の原因を排除できるのに貯金しないのですから。
だったらお金を貯めればいいじゃない、ということで実際にどのように資産を増やせばよいのかも考えてみましょう。
資産を増やす3ステップ
ヒントは記事内に書かれていました。
この資産の増やし方も共感できるのでご紹介しておきます。
1.稼ぐ=本業・副業
2.貯める=ミニマルライフ
3.増やす=投資
王道中の王道と言える資産の増やし方です。
まずは「稼ぐ」。
本業の稼ぎが少なければ副業をすればいいですし、夫婦なら共働きで稼ぐのがよいでしょう。
そして最も重要と言えるのが「貯める」のフェーズです。
多くの人はお金を使い過ぎて貯金できないパターンです。
お金を使い過ぎている感覚は無い人が圧倒的多数かもしれません。
しかし、実際に節約をベースに大きな資産を形成した人と比較すると圧倒的に無駄遣いが多いことに気づくはずです。
私の場合も家賃を除けば月7~8万円程度しか支出がありません。
もちろんお金を貯めることを意識しすぎ、普段の生活を楽しめなくなってしまうのは本末転倒です。
必要最低限のもので生活をすることを心掛けるべきです。
きっとあなたの部屋には全く使わなくなったものが溢れていることでしょう。
それらをきちんと処分し、自分にとって本当に必要なモノを見極められるようになれば、おのずと支出は減るはずです。
あとは貯めたお金の一部を投資に回して、資産増加スピードを上げることになります。
投資は勉強が必要ですが、なるべくラクをしたいなら長期・分散・積立投資がベターな選択肢になると思います。
あとは若い人であれば早くから始めることをお勧めします。
FIREは目指さなくてもいい
最近はFIREという言葉がだいぶ認知度を上げたように思います。
連日ネットで見ない日はないくらいFIREの記事を目にするようになりました。
ただ、誰しもがFIREを目指す必要はないと思います。
FIREはあくまで「自分のやりたいことを手に入れるための手段」にすぎません。
FIREが目的になるのは違うと思います。
仮にFIREしてもよほど多くの資産を形成した人でない限り、資産が長続きすることはないでしょう。
FIREは支出の少ない生活を継続する必要がありますから、会社を辞めて豪遊しながら生きられるわけではないです。
だったら仕事を続けつつ、資産を増やし続けるほうがよいでしょう。
あくまでお金を「精神安定剤」と捉えるなら、定期収入を持ち続けたほうが圧倒的に心は落ち着くはずです。
また早くに会社を辞めることは、将来受け取る年金が少なくなることを意味しています。
物価上昇局面に入った昨今の状況を考慮すると、年金が少なくなることは結構痛いのではないかと思います。
会社を辞めるのは簡単ですが、一度手放した収入を取り戻すのは簡単なことではないはずです。
ですからFIREするかは慎重に判断すべきですし、無理に目指す必要もないでしょう。
まとめ
以上『お金の不安から卒業する「ゆるFIRE」のはじめ方。資産は最高の精神安定剤』でした。
いかがでしたか?
一定以上の金額のお金があると、不思議と気がラクになります。
多少のことがあったとしても平静でいられます。
支出が少ないので、物価が上昇してもなんとかやりくりできる自信も身に付きます。
誰しもがFIREを目指す必要はありませんが、資産形成の考え方と実行力は多くの人にとってプラスになるはずです。
以下関連記事です。
多くの若者は生きづらい世の中を感じ、FIREという考え方に魅力を感じたのかもしれません。
底辺FIREも「FIRE」と呼んでよいのか微妙です。
せっかく到達したFIRE生活もいきつくところは単なる怠惰かもしれません。