「厚切りジェイソンを批判した人たち」が投資で勝つことはない

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

先日厚切りジェイソンが炎上しましたが、私は批判した人たちをぶった切る記事を書きました。

今回厚切りジェイソンの件でプレジデントオンラインにて『投資をしながら自由に生きる』の著者である投資家の遠藤洋氏が記事を書いておりました。

同様の趣旨の内容でしたのでここで紹介しておきます。

ちなみに遠藤洋氏の著書はこちら。


厚切りジェイソンが急にツイッターを削除した

そもそもの事の発端は以下の出来事です。

昨年まで絶好調だった米国株が、今年に入り大きく下落しています。米国のナスダック総合指数は年初来から20%以上も下落しています。

そんな中、米国株の下落で含み損を抱えた個人投資家は、SNS上で投資系インフルエンサーやユーチューバーを叩きました。例えば、盛んに米国株を推奨していた厚切りジェイソンさんが標的にされ、厚切りジェイソンさんはこれまでのツイッター投稿をすべて削除しました。

すでに忘れていた方も多いかもしれませんが、厚切りジェイソンが急にツイッターの投稿をすべて削除しました。

本人曰く「ときどきツイッターの投稿を削除している」とのことで、大ごとでは無かったようです。

私は株価下落による含み損の発生を厚切りジェイソンのせいとして批判した人たちを非難する記事を書いたのですが、遠藤洋氏も同様の主張をしています。

しかし、これはインフルエンサーが悪いのではなく、厳しい言い方をするなら、批判している方が「思考停止」の状態で米国株を買ってしまった結果だと考えています。

まさにこれ。

他人を批判する人たちは「自分で考える」ということをしないようです。

大事なことは「自分で考えて行動する」ことです。

記事では、本来すべきことは「自分の投資行動を見つめ直す」ことだとしています。

本来なら、インフルエンサーを批判するのではなく、これを機に自分の投資行動を見つめ直すべきです。

私は、投資で失敗しないためには、少なくとも2つの点が重要だと考えています。一つは先述の通り「思考停止をしないこと」。もう一つは「時間軸を決めること」です。

全くその通りです。

投資は「自己責任」なのですから。

厚切りジェイソンは短期投資を推奨したわけではない

そして「厚切りジェイソンは何も間違っていない」としています。

彼が推奨したVTIについての説明がこちら。

2022年のVTIの値動きを見ると、確かに年初来20%ほど下落しています。今年から投資を始めた人は含み損を抱えているのでしょう。しかし、厚切りジェイソンさんは何も間違っていません。そもそも彼は数カ月の時間軸でこの投資を考えていたのでしょうか。彼は短期間で大きなプラスを得るためにVTIを推奨していたわけではありません。

人生100年時代の資産形成手段として、長期投資を前提にVTIにコツコツ積み立てをすることを勧めています。その間には今回のような下落相場もありながら、10年、20年、あるいはもっと長い時間軸で考えていたでしょう。

厚切りジェイソンはVTIを毎月コツコツを積立続けることを推奨していました。

これは長期投資の典型的な考え方です。

1ヵ月、2ヵ月の短期間で一気に利益を出そうしていたわけではありません。

それなのに多くの人がちょっと株価が下落して含み損を抱えただけで厚切りジェイソンを批判したのです。

私からしたら意味が分かりません。

私はVTIの積立投資を開始する時点でゴールを17年先、65歳時に設定しました。

一方で批判した人たちは何も考えていなかったのでしょう。

記事の著者である遠藤洋氏は短期投資で資産を築いた人ですが、忙しくて投資に時間をかけられないサラリーマンには米国株のインデックス投資は最適解の一つであるとしています。

実際そのように考えた人が増えているのでしょうが、一方でただ真似しただけという人も多かったのだと思いました。

一番やってはいけない行為は「思考停止の投資」

遠藤洋氏は投資で一番やってはいけないことはただ真似するだけの「思考停止の投資」だとしています。

そして自分で考えることを重要視しています。

とにかく投資では自分で調べて考えることが大切です。最初の話に戻れば、米国株を薦めたインフルエンサーが悪いのではなく、それを素直に信じてしまった自分の責任なのです。

当たり前のことですよね。

仕事していても何も考えずに質問する人がいますが、そういう人がだいたい成長しませんし結果も出せません。

自分の頭で考えて、その上で誰かに聞いてみるとよいのかもしれません。

しかしこの手の質問をする人は「投資は正しい答えを持っている人もいない」事実に気づいていないのでしょう。

未来は誰にも分かりません。

それなのに他人に聞く時点でアウトだと思っています。

こういう人は投資をすべきではないとさえ思っています。

ちなみに記事の最後に遠藤洋氏は下落相場でやることを述べています。

私から下落相場の心構えをひとつ言うとしたら、本当の投資家は、この下落局面で割安になった優良株を買っているか、もしくは今後買うために現金を作っているか、そのどちらかでしょう。

これは短期投資派で長期投資ならひたすらコツコツと積み立てを続けることだけです。

下落して含み損を抱えて慌てふためいているひとは一度投資を辞めたほうがよいでしょう。

まとめ

以上『「厚切りジェイソンを批判した人たち」が投資で勝つことはない』でした。

いかがでしたか?

ちょっと厳しい論調になりましたが、書いたことは事実です。

常に自分で考え行動することが大事。

自分の頭に考えられない人は投資すべきではありません。

自分で考えて答え出す習慣をつけることから始めましょう。


以下関連記事です。

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改めて厚切りジェイソンの投資手法をまとめました。