「お金があっても絶対に投資したくない」人たちへ4つの処方箋
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「貯蓄から投資へ」の流れが強まっている昨今。
実際に投資を始めたり、口座を開設したりしている人も増えているようです。
しかし中には「投資はしたくない」と言う人も多いです。
投資をする人はまだまだ少数派。
そこで今回は記事に登場する「投資したくない」4人の理由をご紹介し、どうしたら投資できるか処方箋を考えてみました。
1.かつて高い授業料を払ったのでもうコリゴリ
まず1人目は、かつては投資をしたことがあり、損失を出してしまった人です。
「私が勤める会社は、給料は悪くありませんが、労働環境は超ブラック。『稼いでも使うヒマがないんじゃ意味がない』と友人たちにグチをこぼしたところ、友人が『だったら株を買わないか?』と持ちかけてきました。その友人は金融業界で働いており、今思えばノルマがあったのかもしれません。
言われるがままに200万円ほど購入し、ロクに株価をチェックしないで放っておいたところ、気が付いたら買値の半分ぐらいまで目減りしていました。もともと買う気がなかったとはいえ、最終的に買うと決めたのは自分なので、友人への怒りはありませんでしたが、彼はやはり気まずかったようで、友人関係は途絶えました。得るものがなく失ったものばかりで、もう投資はコリゴリです」(Yさん)
よくある話の「人に勧められたものを買う」パターンです。
これは簡単な話で、「投資する商品は自分で選ぶ」だけです。
あとは「200万円の株を買って、その後下落した」ようですから、この対策。
それは「長期・分散・積立投資」でしょう。
仮に一時的には下落しても、長期で見れば戻ってきて、さらに株価は成長する可能性があります。
投資経験があるということは、投資に対して少なからず興味関心は持っているはずです。
よって投資手法を見直せば、自分で納得できる投資ができるようになるのではないでしょうか。
2.バブル時代、父がゴルフ会員権で大損
2人目は中年以上の人でいるかもしれません。
「我が家は3姉妹で、3人とも小学校から私立に通う恵まれた生活を送りましたが、母はいつも『お金がない』とこぼしていました。大人になって、母に『なんでいつも“お金がない”って言ってたの?』と聞くと、父はバブル時代、かなり羽振りがよかったものの、稼ぎの大半をゴルフ会員権に突っ込んでしまったとのこと。具体的な額は教えてくれませんでしたが、“都心に一戸建てが建つ額”と言っていたので、数千万円単位なのは間違いないでしょう。
バブル崩壊後にゴルフ会員権は暴落し、中には買った額の100分の1程度まで価格が下がったものもあったそうです。父はもう亡くなりましたが、母に苦労をかけたのは許せません」(Fさん)
ゴルフ会員権は一時期すごいことになっていましたからね。
もしかしたらこういう人が実際にいるかもしれません。
また、ゴルフ会員権以外に株・不動産ではなく金や先物とか、いろいろな投資先があります。
こういう商品で失敗した人は「全世界株式の投資信託へ投資する」ことをお勧めします。
投資のリスクとしては最も低い部類に入るからです。
もちろん確実に儲かる保証はなく、損失を出す可能性はあります。
ただゴルフ会員権よりはマシでしょう。
「投資が悪い」のではなく「投資先が悪い」のです。
3.なけなしの金を投じるなら100%納得したい
3人目は「投資はよく分からない」「忙しい」というパターンです。
「給料が安いので、投資で儲けたい気持ちはありますが、どの企業の株を買って良いのか分からないし、そもそも株の仕組みもよく分かっていません。なけなしの金を投じるなら100%納得して買いたいですが、仕事、子育てなど、投資に時間を割く余裕はありません。いくら儲かろうが、睡眠時間を削って身体を壊したら身もふたもないし、逆に言えば、そこまで投資への本気度がないということかもしれません」(Sさん)
この手のタイプの人もおそらく多いのではないでしょうか。
だったら簡単で「投資の勉強をする」だけです。
私の予想ですが、この手の人は「儲けたい」「損したくない」気持ちが強すぎるのだと思います。
そして本人もコメントしてますが、「本気で投資したいわけではない」のでしょう。
4.株価が気になって仕事に集中できなくなる
4人目は過去の私のようです。
「独身で大した趣味もなく、そこそこの額の貯金があったので、株にトライしました。もともと本を読むのは好きなので、色々な本を読み漁り、周囲のアドバイスを受けてそれなりの額を投じると、いきなりボーナス分ぐらいのプラスが生まれたんです。でも、それが良くありませんでした……。株価が気になりすぎて、仕事にならなくなってしまったんです。
株をやっている先輩からは『すぐ慣れるよ』と言われましたが、私には最後までその感覚が分かりませんでした。だって、半日で1月分の給料が飛ぶこともあるんですよ? 1日に100回は株価をチェックしていたと思います。当然、仕事でミスが重なり、このままではダメだと思い、スパッとやめました。プラスで終われたのは本当にラッキーでした」(Hさん)
投資したものの株価が気になって仕事が手に付かない。
この手のタイプの人も少なくないと思います。
このタイプは「投資額を減らす」ことをお勧めします。
これだけ株価をチェックしなければいけないのは、自分のリスク許容度を超えている証拠です。
株価が下がって損失を出したらヤバイことになると頭が反応してしまっている状態です。
これを回避するには最悪無くなっても大丈夫な金額に投資額を留めるべきです。
そして慣れてきたら徐々に金額を増やしていくのがよいでしょう。
その間に貯金が増えていきますから、精神的にはラクになっていくはずです。
まとめ
以上『「お金があっても絶対に投資したくない」人たちへ4つの処方箋』でした。
いかがでしたか?
投資は自己責任ですから絶対にやらなければいけないものではありません。
ただ一つだけ言えることは「あの時やっておけばよかったな」と後悔だけはしないようにすべきです。
興味があるなら、まずはしっかり本を読んで勉強してみましょう。
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