老後の生活が楽しみ「14%」だけ!40代・50代が考える老後の本音

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

Q.E.D.パートナーズという会社のプレスリリースから。

買い取り専門店が出てきたり、結婚相談所が出てきたり、一体何の会社が何の目的でこのような調査をおこなっているのかは謎です。

よく分かりませんが、40代・50代200人に対して老後の意識調査をおこなった結果です。

面白そうな内容でしたので取り上げてみました。

老後に向けた不安はやっぱり「お金」

まず単刀直入に「老後に向けた不安は何ですか?」と質問しています。

回答は「金銭面」「健康面」「その他」の三択。

結果はこちら。

71%の人が「金銭面」と回答しています。

自由記述式で回答ももらっていたようですので、中からいくつかご紹介しておきます。

貯金が老後資金2000万になるには程遠いから

貯金がたくさんあるわけではないので、年金だけで生活していけるか不安です。

主人が退職後はどうなっていくのか、やっていけるのか考えると不安になります。

今は教育費にお金がかかるので、老後の資金を積極的に貯めることができないので不安です。

正社員ではなくパートなので、老後のための貯蓄が十分できるか不安です。年金納付延長の記事もついこの間あったばかりなので、もらえる前に死んでしまいそうです。

やはり全体的に「漠然とした不安」を抱えている人が多いように感じます。

老後のお金はちゃんと計算すれば具体的にいくら必要かが計算できますから、まずは自分にとって本当に必要な老後資金を把握するところから始めるべきでしょう。

充実した老後を過ごすために重要なものも「お金」

次に「充実した老後を過ごすために以下の中で最も重要だと思うのはどれですか?」という質問。

回答は「最良なパートナー」「お金」「仲間」の三択です。

結果はこちら。

最多はやっぱり「お金」で57.1%を集めました。

どこか悲しい気分になったのは私だけでしょうか。

お金がすべてではないはずなのですが、お金に縛られてしまっているのでしょうか。

しかし現実としては生きる上でお金が必要ですから、難しい問題です。

人生100年時代と言われていますが、何歳まで働くつもりでいますか?

続いて「何歳まで働くつもりか?」という質問。

回答は以下の六択です。

「1日も早く引退したい」
「60歳まで」
「65歳まで」
「70歳まで」
「75歳まで」
「働ける限り続ける」

気になる結果はこちら。

もっと多かった回答は「働ける限り続ける」で44%でした。

年金の受給開始年齢である65歳以降も働き続けたいという人が54.5%が長く働き続けたいと考えているようです。

多くの人にとっては「1日も早く引退」が本音なのかなと思いますが、現実は思うようにいかないのでしょう。

一方で、私も若干心変わりしており、わずかであれば長く働いてもよいかなと思い始めています。

それはあくまで「健康のため」。

肉体的にも脳にも定期的に刺激を与えたほうが長く健康体でいられるような気がするからです。

お金のためであれば長く働き続けたくありません。

世の中の現実として「悠々自適」という言葉はもはや死語なのかもしれません。

老後に不安を抱いている人が圧倒的多数

最後は「老後を考えた時、以下のどちらの印象が強いですか?」

「老後の生活が楽しみ」
「老後の生活に不安がある」

もはや見るまでもありませんが、結果は下のようになりました。

そりゃそうですよね。

「不安がある」と回答した人のほうが圧倒的多数となりました。

老後はいよいよ最期へ向けたカウントダウンが始まるわけで、楽しまなければ人生損なはず。

生活のために老後も働かなければならず、老後に楽しみを持てないのは本当に悲しいことです。

お金が原因で老後不安を抱いている人は、老後に楽しみに待てるよう1日も早く老後資金の準備を開始しましょう。

まとめ

以上『老後の生活が楽しみ「14%」だけ!40代・50代が考える老後の本音』でした。

いかがでしたか?

予想通りの結果とはいえ、同年代の人たちの考えていることが改めて分かりました。

老後の楽しみも大事ですが、今も大事。

老後不安が強い人は今も心からは楽しめていない可能性があります。

心に余裕がないのかもしれませんが、何かに楽しみを見出し、ポジティブに生きることが必要なのかもしれません。

不安の原因がお金なのであれば、支出を減らすことから始めることをおススメします。

以下関連記事です。

老後不安は正しい知識を身に付けることで減らせる可能性があります。

年金の繰り下げ受給は老後資金対策の有効な手段だと思いますが、さすがに75歳までの繰り下げは推奨しません。

老後資金を貯めることができたとしても、使い切れない人がどれほど多いことでしょうか。