「老後に不幸になる人」に共通する“お金の使い方”の特徴ワースト1

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

記事のタイトルからは気づきませんでしたが、私の最近のバイブル『DIE WITH ZERO』の記事でした。

これは取り上げないわけにはいきません。

それでは早速見ていきましょう。


「幸せ」=「貯金の額」ではない

あなたはなぜお金を貯めるのでしょうか?

お金は生きる上では必要な"道具"です。

しかし、たくさんのお金があるからといって幸せになれるかと言うと、それは別問題です。

幸せは貯金の額で決まるものではないです。

だからこそ、記事の中では指摘しています。

「お金を貯めること自体が目的になってはいけない」と。

そして大事なことは「いかにお金を使うか」だとしています。

多くの人は普段から何気ない出費をしています。

仕事の休憩中にカフェでコーヒーを買う。

仕事帰りにコンビニでスイーツを買う。

休みの日に特に目的もなく出かけ、意図せず衝動買いして帰宅する。

そんなお金の使い方で果たして良いのでしょうか?

これらはまさに「無駄遣い」と片付けてよいでしょう。

「人生=経験の合計」という発想を持つ

私が『DIE WITH ZERO』に共感した最大の理由が「人生とは経験の合計だ」という考え方です。

私自身、あまり経験を積んでこなかった人間なだけに、50歳を目前に控え、この本に出会い、これからの生き方を改めて考えさせられました。

セミリタイアを目指し、そして安泰な老後生活に憧れお金を貯めてきましたが、一方でコロナ禍に入ったこともあり、特に近年は何の思い出もありません。

はたしてこの生き方が正しいのか疑問を抱き始めました。

さらに私が共感したのは「記憶の配当」という表現です。

とても楽しかった休暇旅行のことを思い出してほしい。その旅行についてあなたは、友人に話したり、自分1人で旅の回想をしたり、一緒に旅した人と思い出話にふけったりしたはずだ。

 こんなふうに、元の経験から副次的に生まれる経験は、まさに記憶の配当だと言える。その経験は、積み重なっていく。忘れがたい旅を振り返ることで、どれくらい多く、豊かな時間を過ごせただろうか。繰り返し思い出すことで、元の経験よりも多くの喜びが得られることだってある。

私は老後にのんびりどこかへ旅行でもしながら、残された時間を楽しもうかなと思っていました。

しかし「記憶の配当」という言葉は私の心を揺さぶりました。

私自身は2024年の新NISA制度でどういう投資をしようかな?などと考えていましたが、投資しなければいけないのは「経験」に対してかもしれません。

貯めたお金を使わずに亡くなることが最悪

今回の記事を読み進めても、結局「老後のお金の使い方ワースト1位」は明確には書いていません。

要するに「貯めるだけで結局使わないこと」がワースト1位なのでしょう。

ただ単にお金を貯めるだけの「節約人間」では、経験を積む機会を失っていると言えます。

だからといって「むやみにお金を使い切る」のではありません。

お金は「かけがえのない思い出作りにお金を使う」という意味です。

欲求を満たすためだけの支出は無駄なのです。

この境地に辿り着いたのは、私が50歳を間近に控え、親の死や自分の死を意識し始めたことが大きく影響しました。

私もお金を貯めるだけではなく、経験・思い出を貯めに行こうと思いました。

まとめ

以上『「老後に不幸になる人」に共通する“お金の使い方”の特徴ワースト1』でした。

いかがでしたか?

長い老後を考えると、お金を使うべきか否か悩みます。

使い過ぎには注意しつつ、経験にお金を使っていきましょう。


以下関連記事です。

これからの時代、「老後は働かない」という選択肢は存在しないのかもしれません。

幸せな老後を送るには年金が重要です。しかし年金が改悪の方向に進もうとしています。

いくらお金があっても老後の不安は尽きないものです。