「FIRE卒業」が話題となってからFIREを目指すのは愚かなのか?

「FIRE卒業」が話題となってからFIREを目指すのは愚かなのか?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

昨年後半からFIRE界隈の周辺が騒がしくなってきました。

特に11月ごろに話題となったのが「FIRE卒業」というワードでした。

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「FIRE卒業(失敗)」4つの理由

「FIRE卒業」とは聞こえが良いですが、実質的には「FIRE失敗」です。

なぜFIREに失敗したのか?

私が思うには4つの理由が挙げられます。

1.FIRE実行時の資産が少なすぎ

FIRE失敗の理由1つめは「FIRE実行時の資産が少なすぎたこと」です。

以前当ブログでも記事を紹介しましたが、FIREを実行した人の多くは1000万円にも満たない資産でした。

そんな資産でFIRE生活が続くはずもありません。

2.FIRE実行時の生活の見通しが甘すぎ

FIRE失敗の理由2つめは「FIRE実行時の生活の見通しが甘すぎたこと」です。

FIREの前提にあるのは「4%ルール」です。

しかし2022年は株価の低迷とインフレが襲ってきました。

特にインフレとなると「4%ルール」を守りづらくなってきます。

3.2021年までの株高が異常だった

FIRE失敗の理由3つめは「2021年までの株高が異常だった」ことです。

特にコロナショックからの反動は完全に以上です。

2022年の株価下落はバランスを取る上では自然な動きとも言えます。

4.生きがいを感じられない

FIRE失敗の理由4つめは「生きがいを感じられない」ことです。

会社を辞めて自由を手に入れたのに、「生きがいを感じられない」とは一体どういうことでしょうか?

何のために会社を辞めたのか?

結局「孤独に耐えられない」とか「誰かに褒められたい」といった欲望を理解できていなかったということです。

資産形成を行うのは良いこと

いろいろあるにせよFIREを失敗した原因は結局「甘さ」に他なりません。

1000万円程度のお金で会社を辞めて自由に生きていけるなら、すでに多くの人が実行していると思いませんか?

それに気づけず、無謀な退職をした人たちがどれだけ多いことか。

「甘い」というか、もはや「〇〇」なのでしょう。

しかし金融資産を増やすために、そして経済的自由を目指し資産形成を行うこと自体は良いことだと思っています。

私は無駄遣いをするくらいなら資産形成に回すほうを高く評価しています。

仮にFIREに辿りつけないにしても、資産が増えれば将来の選択肢を増やせます。

老後資金も増えますから、将来的な余裕にもつながるでしょう。

目指すべきは「サイドFIRE」

しかしだからと言って、すぐにFIREとはいきません。

現実が甘くないことは「FIRE卒業」で分かったはずです。

特に「フルFIRE」を実現しようと思えば少なくとも1億円以上の資産は用意したいです。

しかし若くして1億円以上の資産を作るのはなかなか難しいのが正直なところ。

そこで検討したいのが「サイドFIRE」です。

サイドFIREであれば投資益だけでなく労働収入を得ていくことを前提としています。

仮に投資からの収入が安定しなくても労働収入があれば生活できます。

そして人とのつながりも残ります。

現実的にFIREを成功させようと思えばサイドFIREを選択するのは一つの手です。

実際、私が目指す「セミリタイア」はサイドFIREとほぼ同義です。

働きながら資産を維持しつつ、正社員労働より自由な時間を確保する。

悪い選択肢ではないと思います。

まとめ

以上『「FIRE卒業」が話題となってからFIREを目指すのは愚かなのか?』でした。

いかがでしたか?

FIREは甘くないと分かったのが2022年です。

今後は甘すぎる夢を見るのではなく、現実を見据えてシビアな計画のもとに資産形成をしていくべきでしょう。

仕事から得られる労働収入をベースに、より多くの資産を築くために何ができるのかをよく考えたほうが良いです。

そして可能な範囲で自由を求める生き方が現実に即しているのではないでしょうか。

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投資歴25年以上のパックンは最初からFIREを目指していません。

40代、50代で早期リタイアしたサラリーマンが語るFIRE事例を3つご紹介します。

47歳で5000万円あればいつでもセミリタイアしてよいらしいです。

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