FIREは非現実の世界?投資家なのにFIREを知らない人が51%もいる
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
オリコンが実施した「ネット証券」に対する満足度調査の結果をもとにした記事です。
調査の中でFIREに関する調査も含まれており、FIREに対する世間の本音が垣間見えました。
投資を始めたきっかけは「余裕資金の活用」
まずは今回の調査対象である証券会社の利用者4,852名の投資を始めたきっかけについて。
結果は以下のようになりました。
一番多かったのは「手元の資金を有効に運用するため」でした。
意外とまともと言いますか、真面目な理由ですね。
私は「お金儲けをしたかった」という欲望丸出しな理由からスタートしています(笑)。
2位の「老後の資金を蓄えるため」はご時世を反映しているように思います。
5位「銀行の金利が低いため」も今後増えるような気がします。
銀行に預けていてもロクに増えませんから。
開設している口座は「一般NISA」がダントツ
次に興味深い調査は「口座を開設している制度」です。
調査結果はこちら。
圧倒的に「一般NISA」でした。
実に「つみたてNISA」の3倍です。
「つみたてNISA」派の私としては意外な結果でした。
積立投資はまだまだ少数派なのでしょう。
積立投資が認知され、ノウハウが一般に浸透していくのはまだまだ時間がかかりそうです。
これを見ると来年から始まる新NISA制度はどちらかを選択する必要がなくなりますから、使い勝手は本当によくなりそうです。
投資家なのにFIREを知らない人が51%もいる
そして問題のFIREを知っているかどうかの調査結果がこちら。
「FIREを知らない」が51%と過半数の回答となりました。
今回の調査対象は18~84歳で、どちらかというと年齢高めの人は「知らない」と回答する割合が高めだとは思います。
とはいえ「FIREを知らない」と回答した人の割合の高さには驚きました。
FIREの世間一般の認知度は低いであろうと思いながらも、先日はNHKで取り上げられたりして、徐々に知られつつあることは紛れも無い事実でした。
しかし世間一般より感度が高いはずの投資家でさえ半分が知らないということで、FIREの知名度はまだまだ低いことを改めて知ることとなりました。
一方で「知っていて、FIREを目指している」はわずか12%にとどまりました。
知っていてもFIREを目指していない人も34%います。
こうして見るとFIRE民とはまだまだ狭い世界の人たちなのだと気づかされます。
そしてまだまだ現実的な話ではないとも思わざるを得ません。
まとめ
以上『FIREは非現実の世界?投資家なのにFIREを知らない人が51%もいる』でした。
いかがでしたか?
FIREは目指していない人・知らない人が多いことが分かりました。
早く仕事を辞めるのは世間一般に浸透するのが難しいスタイルなのだと思います。
FIREしたい人は周囲の声に惑わされず、突き進んでいくメンタルの強さが必要かもしれません。
以下関連記事です。
NHKでFIRE特集『私たちはなぜ働くのか 投資&倹約で生きるFIRE生活』が放送されたので、感想をまとめました。
元三菱サラリーマンこと穂高氏は「FIRE後」に投資が変化したようです。
40代、50代で早期リタイアしたサラリーマンが語るFIRE事例です。やはり実例は参考になります。