老後破綻を招きかねない「忘れがちな支出」「予想しづらい支出」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
今日は「現代ビジネス」に掲載された老後資金の記事からです。
記事の中身としては2000万円貯めたにもかからず老後破綻するかもしれないシミュレーションです。
実話ではなくシミュレーションですから参考にならないと思いつつ、実際に老後に発生する出費の可能性としては参考になる点はあり、ご紹介していきます。
忘れがちな支出「固定資産税」
すでに住宅を保有されている人なら当たり前の支出かもしれません。
しかし、賃貸暮らしだとついつい忘れてしまう支出が固定資産税です。
私、ド忘れしてました(汗)。
将来家を購入する予定なのであれば、維持費として必ず発生する支出です。
私は自分で家を買うつもりなのですが、一方で実家を相続する必要もあり、そうなると2軒分?
いや、2軒分を払わずに済むよう早めに実家の処分をせねばならないですね。
実家はド田舎なので固定資産税は数万円程度らしいですが。
老後資金を脅かす「予期せぬ出費」たち
結婚して子どもがいる世帯ですと、「子ども・孫への援助」という出費が発生します。
子どもの結婚資金やら孫の誕生祝いやら。
人によっては孫が遊びにきてくれたら、その都度お小遣いを渡したり、なんてことをしているのでは?
思い起こせば、私も祖父からよくお小遣いをもらっておりました。
子ども・孫が多ければ多いほど出費も大きくなるはずです。
あと、自動車に乗る人は買い替えが発生すると思っておくとよいかもしれません。
老後に自動車の買い替えなんて意外かもしれませんが、あり得ます。
理由は2つあると見ています。
1つは純粋に保有している自動車の老朽化。
古くなり、走行距離が長くなれば買い替える必要が生じます。
もう1つは思い出作りです。
最後の最後にちょっと良い車を、といった買い替えをする人もちらほら。
実は私の父親がこのパターンだったのです。
最後の最後に人生で一番高い車を買ったようで、80歳近くになった今でも乗り回しています。
お金を余らせても仕方ありませんから、ポンっと大きめの買い物をすることがあります。
それから住宅のリフォームです。
長く住み続けた住居では、老朽化は避けられません。
どこかにガタが来ます。
あるいは高齢化に合わせて生活しやすいよう、階段に手すりを付けたり、屋内をリフォームすることもあるでしょう。
私の実家は雨漏りで屋根の修繕をしたと親から聞かされています。
修理にいくらかかったかは聞いていませんが、リフォームによる出費は十分ありうる話だと実感しています。
医療費・介護費は予想が難しい
老後の支出と言えば医療費、介護費を忘れるわけにはいきません。
これこそ人それぞれ。
そして予想することが難しい支出です。
何歳まで生き、どこでどんな病気になるのか?
要介護となってから何年生きることになるのか?
そんなこと分かるはずもありません。
記事では95歳時点で年間の医療費が19万円と書かれていました。
なかなかの金額です。
さらに言えば、自分の親の医療費・介護費を補助する可能性だってあります。
自分が老後を迎える前に老後資金を削られる恐れもあるのです。
まとめ
以上『老後破綻を招きかねない「忘れがちな支出」「予想しづらい支出」』でした。
いかがでしたか?
老後にもいろいろな支出があるものです。
そして老後独特な支出があることも知っておくべきです。
前もって把握しておけば、その分のお金も準備しておけます。
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