お金のプロが「投資は定年後からでも大丈夫」とは本当なのか?

お金のプロが「投資は定年後からでも大丈夫」とは本当なのか?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

文春オンラインに掲載された有名FPの横山光昭氏による記事です。

タイトルに「投資は定年後からでも大丈夫」と書かれています。

にわかに信じがたいですが、一体どういうことでしょうか?

老後資金不足に悩む人にとっては後押しになりそうな感じですが、はたして。

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「投資は定年後からでも大丈夫」であると語る理由

「投資は定年後からでも大丈夫」であると語る理由は「長寿」のようです。

年金のルールなどを見ていると、「人生100年時代」を想定したものになってきています。投資についても、60歳から始めて80歳くらいまで運用を続けていたら、リターンはまず間違いなく出ると言っていいでしょう。100歳まで生きることを視野に入れたら、60歳前後に始めるのは決して遅くはないと言えます。

100歳まで生きることを視野に入れたら、60歳前後に始めるのは決して遅くはない?

確かに60歳から投資を始めて、100歳まで生きるとしたら40年間ありますから、投資をしても十分なリターンが得られる期間です。

新NISA制度も始まりますし、今後さらに使いやすくなるかもしれません。

つみたて投資であれば少額からおこなうことができますし、時間が経過すればするほど効果が増していきます。

よって新NISAを利用した積立投資は有効な手段であるとは思います。

理論上は期間が長くなればなるほどプラスになる可能性が高くなりますし、よほどのことが起きない限り大きなマイナスになる可能性は低いです。

何の目的で定年後に投資を始めるのか?

ただし、です。

何の目的で定年後に投資を始めるのでしょうか?

一般的によく聞く投資の目的は「老後資金のため」です。

老後資金は2000万円必要などと話題になったのは2019年のこと。

仮に2000万円貯めるとして、貯金だけより投資もおこなった方が早く貯まる可能性が高いです。

ということは、定年後から投資を始めるということは、定年後から老後資金を貯め始めるということですか?

仮に60歳から1万円積み立てたとして、1万円×12ヶ月×20年なら240万円にしかなりません。

貯めたお金は使う前提で考えると、死ぬまで積み立て続けるのもおかしな話です。

介護の費用は一人平均500万円から600万円と言われますので、せめて毎月2万円は積み立てたいところです。

定年後の投資、もう一つの目的は「現金価値の目減りへの対抗策」です。

物価の上昇は今後も継続していく可能性が高く、現金の価値は目減りしていくことが予想されます。

現金で保有せず、投資に回しておくことでインフレに対抗するという考え方です。

こちらが現実的な投資理由かなと思います。

すぐに使わないお金を投資しておくことで少しでも増えればといったところでしょうか。

私なら定年後の投資は極力抑える

一方で私は定年後(退職後)の投資は極力控えようと思っています。

定年後の投資は、資産減のリスクがあるからです。

私の場合はすでに一定以上の資産があるため、無理をしてまで資産を増やそうとは考えていません。

そして『DIE WITH ZERO』の考え方で、お金を使い切って死のうと思っています。

子どももいませんから、お金を残そうとも考えていません。

そのため、必要以上に増やすこともありません。

定年後(退職後)は年金収入があればなんとかなる状態にまで持っていくつもりです。

定年後の投資デビューで気を付けるべきこと

定年後に投資を始めるのは、自己責任ですから「やりたければやればいい」だけの話です。

あとは、いくつかの注意点だけ意識しておけばいいです。

まず、退職金の大半を一括投資するのはやめること。

老後資金がすでに用意できていて、退職金はある程度自由に使えるとかであればよいかもしれません。

しかし大半の人はそこまで老後資金は用意できていないでしょうから、一括投資は避けたほうが無難です。

あとは、短期で変動の大きな投資。

仮想通貨やFXとかは個人的には推奨していません。

それから、金融機関などの推奨した投資。

金融機関のカモにされる可能性が高いです。

無難なのはインデックスファンドの積立投資です。

自分の目的に合った投資を選ぶとよいでしょう。

まとめ

以上『お金のプロが「投資は定年後からでも大丈夫」とは本当なのか?』でした。

いかがでしたか?

正直投資は定年後からではなく、それ以前から少額でもいいのでやっておくべきだと思います。

投資慣れした上で、定年後の投資をどうするかを考えるような状況に持っていくのが理想ではないでしょうか。

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