感情に流されるな!投資本が「心のコントロール」を勧める理由

感情に流されるな!投資本が「心のコントロール」を勧める理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

おなじみ"煽り系メディア"幻冬舎ゴールドオンラインからです。

今回は投資について。

『「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の著者による記事です。

投資でお金を儲ける方法を知りたい気持ちも分かりますが、もっと大事なことがありますよ、というお話しです。


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各マネー本で12番目に紹介されている数の多いこととは?

この本は筆者がマネー本を100冊読んで、書いてあることが多いほど重要なことと紹介されています。

そして第12位にランクインしたのが「感情に流されない」でした。

一瞬、何のことを言われているのかよく理解できない人もいるかもしれません。

要するに投資における「心をコントロールすることの大切さ」を説いているのです。

投資は始めてみると分かるのですが、意外なほどメンタルに左右されます。

かくいう私も若い頃、メンタルを保てず痛い目に遭いました。

株を買ってから、株価の上下動に心が落ち着かず、仕事中に何度となく株価をチェックしてしまう日々。

下手したら寝れませんでした。

明らかに自分のリスク耐性を理解できていなかったのです。

まさかここまで自分が不安感を覚えるとは思いもしませんでした。

今、落ち着いて積立投資ができているのは5000万円以上の資産があり、そのうち6%程度しか投資に回していないからです。

もちろん積立投資開始当初と比較すると、投資額ははるかに大きくなっています。

しかし落ち着いていられるのは、メンタルが投資に慣れてきたのが一番大きいです。

実は投資で思うようにお金を増やせない原因は、人の心理傾向や感情のコントロールであるケースが多いです。

要するに「己に負ける」のです。

理論よりも感情が勝り、とってはいけない行動をとってしまうことが投資においては往々にしてあるのです。

コントロールしたほうがいい3つの感情

今回の記事においては「コントロールしたほうがいい3つの感情」が紹介されています。

1.執着心

投資をする人が陥りがちなのは、「買った金融商品(たとえばA社の株)で損をすると、その商品(A社の株)で利益を出そうと追いかけ続けてしまう」ことです。

株価が下がり続けているのに、「いつかは値上がりするだろう」と手放せず、そのまま保有を続ける。

結局、値が上がらず、塩漬けの状態になるケースもあります。

投資において最も気をつけたい感情というか欲は「儲けたい」だと思います。

そして「損したくない」です。

この2つの欲と戦う必要があります。

短期投資だと株価の変動に応じて次にどのように行動するか決めている人も多いでしょう。

しかし「損したくない」という気持ちが強すぎる結果、株を手放さないで損失を拡大させるといったことが起こります。

塩漬けの状態では何もできませんから、次の行動も起こせません。

2.大き過ぎる欲が大損のもと

自分の買った株が上がり始めると、「もっと上がる」「もう少し待てば、もっと儲かるかも」と持ち続けてしまい、結局は反落して損をしてしまう、というケースがあります。

欲をかいたばかりに、売り時を逃してしまうのです。

「儲けたい」という欲が強すぎると、今度は「もっと上がるかも」との欲に負け、保有し続け、結局株価は下がり、もうけが小さくなったりマイナスになって売り時を逃したりします。

「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉もあります。

「儲けたい」という欲は冷静な判断力を奪います。

3.「失敗」は学びの機会

「失敗してお金を失うのが怖い。だから、投資はやらない」

「投資で一度失敗(損)をしたから、投資はやめる」

このような考え方は、お金を増やすのを難しくします。失敗をするのは当たり前と考え、失敗を乗り越え、バネにすることが大切だと多くのマネー本は指摘しています。

先述した私の場合、投資でメンタルをやられ、そしてライブドアショック、リーマンショックを経て、投資から一旦身を引くことにしました。

その後、株価が回復したのは言うまでもありません。

私は資産を大きく増やすチャンスを逃したのです。

投資が初めから上手くいくはずがありません。

失敗したら失敗から何を学び、そして次に活かすかが重要です。

『金持ち父さん貧乏父さん』のロバート・キヨサキ氏の言葉で記事を締めくくりたいと思います。

「損をするのが怖いのはあたりまえだ。その恐怖はだれもが持っている。金持ちだって同じだ。問題なのは恐怖を持つことではなく、それに対する対処のしかただ。つまり、損をしたときにそれにどう反応するかが問題なのだ」

まとめ

以上『感情に流されるな!投資本が「心のコントロール」を勧める理由』でした。

いかがでしたか?

投資における「心のコントロール」の重要性が少しでも理解できましたでしょうか?

今回紹介した記事の本では、他にもお金に関する重要なことが紹介されています。

もし興味のある方はぜひ購入してみてください。


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