最小限の犠牲でスローにFIREを実現できる5つのコンセプトとは?

最小限の犠牲でスローにFIREを実現できる5つのコンセプトとは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

最近はFIREの記事といえば「ビジネス・インサイダー」のような感じになってきました。

今回はFIREをいかに達成するかについてです。

確かにFIREを達成しようとすると、まずは経済的な面において高いハードルをクリアしなければなりません。

いかにハードルをクリアするか、その考え方について見ていくことにしましょう。

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FIREを急ぐほど多くの犠牲を余儀なくされる

仕事は万人にとって「楽しい」と感じられるものではありません。

どうしても「苦しい」「嫌」という感情が先に立ってしまう人たちがいるのも事実です。

そういう人たちにとって「FIRE」というライフスタイルは非常に魅力的に映ったことでしょう。

しかし、FIREしたくても「お金」が必要になります。

しかも、それなりに大きな金額のお金が。

そのためFIREを志向し始めると多くの「犠牲」を強いられることになります。

特に若い人が早々にFIREを目指し始めると、その影響は大きいと思われます。

決して多くない収入の大半を貯蓄または投資に回すことになります。

ということは支出をいかに抑えるかの勝負になります。

結果として、人生で最も伸びしろのある時代に「何もしない」という経験の欠如という致命的な犠牲を払う可能性があります。

無理な節約で身体的にも影響を与える可能性もゼロとは言い切れません。

時には支出を抑えるために我慢で乗り切っていることもあるでしょう。

はたしてそこまで犠牲を払って手に入れたFIREが本当に良いものなのかは、正直なところ分かりません。

「FIRE卒業」と言って会社に戻った人たちのことを見れば、一概に良いものと言えないことは分かります。

ではFIREはどのように目指すのがよいのでしょうか。

誰もが使える「スローFIRE」のコンセプト

早くFIREしたい気持ちは分からなくもありません。

分からなくもないですが、「焦らない」ことが最も大事なのではないかと思います。

FIREを急ぐが余り犠牲にするものも大きくなるわけです。

ですからもう少しゆとりをもったFIRE達成までのプランをイメージしてみるとよいのではないでしょうか。

今回の記事では5つのコンセプトが紹介されていますから、順に見ていきましょう。

1.支出は少なく

ほとんどの人は極端な倹約生活には興味がないだろうが、無駄遣いをなくし、よく考えてお金を使うことで、より多くの額を貯蓄に回し、退職時期を早めることができる。

FIREを目指すのですから、支出を少なく抑えるのは当然のことです。

支出の少ないほうが貯蓄が多くなるからです。

ただし無理をしすぎないほうがよいでしょう。

我慢しすぎのほうが体によくありません。

2.貯蓄を増やす

たとえば、今のところ収入の10%を貯蓄していて、来月からはそれを30%に増やすつもりだったのに、実際には22%しか貯金できなかったとしても、それは平均的な人々よりも、そして以前の自分よりも多く貯金していることになる。貯金と投資が増えれば増えるほど、経済的自立に近づくことができる。

支出を減らせば貯蓄は増えます。

ただし先述したとおり、無理をしないことです。

3.自分の数字を知る

FIREを身につけた人々と家計は、気ままにお金を使いながら退職後の生活が計画どおりにうまくいくことを望むだけでは満足できない。予算を守り、財政状況を綿密に追跡するようになるのが普通だ。

おそらく、これが大事なのだと思います。

自分の収入と支出を把握し、無理のない現実的な目標を立てる。

早くFIREしたい気持ちは分かりますが、慌てず地道にFIREを目指す。

多少時間はかかりますが、長い目で見ればじっくりFIREを達成したほうがよいように思います。

4.長期的に投資する

人気急上昇中の株式やオプション取引戦略で一獲千金を狙うのは楽しいだろうが、お金のためには良くないかもしれない。アクティブファンドは株式市場ほど多くの利益を生まない。短期的に大きく儲けようとして悪戦苦闘するのではなく、長期的な投資目標をしっかりと見据えて不要なリスクは避けるように心がけよう。

短期投資は、ある程度の才能が必要だと私は思います。

その点、積立投資に代表されるような長期投資は継続性があれば、あとは市場の成長に身を任せるのみ。

投資の才能に左右されることなく、資産を増やすことが可能です。

焦ってリスクの高い短期投資に手を出し、資産を失うのはもってのほかです。

5.思い切った退職はしない

リスクのない投資など存在しない。FIRE投資家は、自分の資金が長年にわたって存続する必要があることを意識する。早期退職を目指す人の多くは、市場の動きに追従する手数料の低いインデックスファンドに資金を投じる。これは自分で資金を運用するほとんどの投資家にとって賢い戦略だ。

実は、これが一番重要なのではないかと思っています。

退職を早まると、失うものが大きいです。

長く働き続けていると、気持ちが変わるかもしれません。

また、もっと多くの資産を築いてから退職したほうがよいと気づくかもしれません。

そして、FIRE後にやりたいことが見つかったのかどうか。

FIREに踏み切る瞬間は、焦らず慌てず慎重に判断すべきだと思います。

まとめ

以上『最小限の犠牲でスローにFIREを実現できる5つのコンセプトとは?』でした。

いかがでしたか?

個人的には20代から30代でのFIREはまだまだ早いと思います。

ただし、本当にやりたいことが見つかったのであれば、やりたいことを優先する判断のほうが悔いの残らない人生となるはずです。

そのくらい本当に「やりたい!」と思えることを見つけらるかどうかが重要です。

また犠牲を小さく抑えるためにも、現実的な貯蓄で時間を使いながらFIREを目指したほうが良いのではないかと思いました。

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