42歳が20年で9500万円貯めた裏技とは?「富は加速する」の真意
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「東洋経済オンライン」に掲載された、くらま氏のインタビュー記事です。
元海外駐在まさおさんの貯金について触れられています。
4人家族で42歳にして9500万円の資産を保有しています。
どのようにして9500万円もの資産を保有するに至ったのかを見ることにしましょう。
「蓄財の神様」本多静六を指針に貯蓄に励む
まずは大学入学時。
親戚と奨学金にて420万円のお金を借りています。
なかなかのマイナスからスタートしています。
収入は初年度年収300万円台。
しかし会社の福利厚生が充実しており、家賃がほとんどかからなかったそうです。
家賃補助や住宅手当の充実は資産形成を大きく助けてくれます。
会社に制度があるならば利用しない手はありません。
まさおさんは、その後30歳で700万円台と順調に上がっていったそうです。
30歳で700万円台とはマジで羨ましい限りです。
こういう高収入の会社・業界を選択すること、仕事で結果を出し収入を上げることは資産形成において必須です。
最近は投資に頼る人が増えているような気がしますが、投資はいきなり資産を増やしてくれる魔法ではありませんから勘違いしないようにしましょう。
ちなみに借金は40歳頃に完済したそうです。
そして30歳で資産は1000万円に到達しています。
指針となったのは本多静六の考え方。
資産形成に取り組んでいる人であれば、一度は本多静六の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
まさおさんは本多静六の提唱している手法を淡々と実行し続けたそうです。
「継続は力なり」。
感情に流されず愚直にルールを実行し続けたことが、いずれ大きな資産に育っていったのです。
海外駐在で資産形成が加速
まさおさんは20代後半で結婚し、子ども2人。
そして30歳で辞令を受けシンガポールへ赴任。
2023年7月に帰国するまでの海外駐在が大きな転機になったようです。
その理由はこちら。
「海外駐在はかなり手当に恵まれています。現地通貨での給料に加えて、海外赴任手当が毎月付きます。さらに子どもや配偶者一人当たりの手当もあるので、その分はかなり貯まります」
この海外駐在が大きな収入増となりました。
700万円台からなんと1500万円台へ2倍に増えました。
海外駐在で資産が増えるカラクリをまさおさんが説明しています。
「いわゆる日系企業の海外駐在はみんなそうだと思うんですけど、住居費は会社が出してくれます。さらに、子どもの幼稚園、小学校代も会社が全部負担してくれました。福利厚生が手厚いんです」
私もよく知らない世界が存在しておりました。
海外に赴任すると、こんなに手厚いんですね。
さらには投資面においても大きなメリットがあったようです。
「日本から見たら非居住者であり、現地シンガポールの居住者になるので、税制はシンガポールに従います。キャピタルゲインが非課税ですので、高金利通貨の定期預金や債券投資からの利子所得、配当所得にかかる税金がありませんでした。だから債権、預金で資産を十分増やすことができます。結果論ですけど、海外駐在したことによって資産形成に大きなメリットがありました」
なるほど、海外の税制まではよく知りませんでした。
日本の投資益が20%くらい取られますから、いかに日本が投資家に厳しい国かが分かります。
例えば、アメリカドルでの定期預金は金利が5%以上とのこと。
日本とは比べ物にならない高さです。
結果として30歳で1000万だった資産は、35歳で3000万、38歳で5000万、42歳で9500万円とすごい勢いで増えていきました。
これがタイトルの「富の加速」です。
収入の多い方が資産形成には有利
今回のまさおさんは、確かに支出も抑えていたようですが、やはり収入の多さが資産形成に大きく影響を与えています。
資産形成においては支出の削減がまず第一に始まります。
支出は自分でコントロールしやすいことが最大の理由です。
自分の努力次第で少なく抑えることができ、貯金額の増加につなげられます。
一方で収入のほうが自分でコントロールすることは難しいです。
自力で増やしていこうにも、そう簡単にはいきません。
だからこそ、収入が増えたときに極力支出を増やさず、貯金・投資に回せるかが勝負です。
今回の記事で学ぶことは「海外赴任を狙う」でしょうか?(笑)
まとめ
以上『42歳が20年で9500万円貯めた裏技とは?「富は加速する」の真意』でした。
いかがでしたか?
収入を増やし、支出を減らす。
それにしても収入を増やす方法として、海外に赴任するという方法があるのは全く気付きませんでした。
国内のみで事業を行う企業に勤務していると、こういうことに気づかないんですね。
新たな気づきでした。
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