【衝撃】新NISA損切り民が開始1週間で早くも続出しているらしい
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
2024年に入り、いよいよ新NISA制度が始まりました。
すでに投資を始めていた人たちにとっては、待ち遠しかったのではないでしょうか。
ところがです。
先日たまたまYoutubeで見た動画で、なんと新NISAで早くも損切りして脱落した人が続出していると言うのです。
一体何があったのでしょうか?
私が気になった投資初心者たちの声を5つ集めてみました。
初心者の声1 値動きが気になる
まずは実際に見かけたこんな声です。
「値動きは気になるし、下がると気分が悪くなる」
株価は上下するのが当たり前なんですけどね(苦笑)。
しかし、理解はできます。
私も最初はそうでした。
株価の値動きが気にならないようにするには、一つは慣れるしかありません。
もう一つは、投資をやめることです。
初心者の声2 資産がマイナスになった
2つめはこんな声を見つけました。
「正直マイナスになることを想定してなかった」
いやいや(苦笑)。
先ほども述べましたが、株価は上下するのが当たり前です。
投資を始める以上、資産が増えることを期待していたと思いますが、減ることもあります。
時には元本を割り込み、マイナスになることもあるでしょう。
しかし、目先のマイナスにもはや耐えられなくなってしまったようです。
「これ以上マイナスが膨れ上がることを想像したら耐えきれず、売却した」
すでに売ってしまったそうです。
最悪の一手ですね。
長期投資が前提のはずなのに、1週間余りで売却するようでは投資が向いていないということなのでしょう。
初心者の声3 初心者なのにチャレンジングな銘柄を買っている
続いては狼狽売りに走ろうとする初心者に対し「銘柄は何を買ってんの?」と問うて出てきた回答です。
「eMAXIS Neo クリーンテックとeMAXIS Neo 自動運転」
銘柄を見た瞬間、思わず吹きました(笑)。
正直言って、私はこの2つ、聞いたこともありませんでした。
当然購入を検討する選択肢の中にも入っていません。
他の人のコメントでも「初心者がなかなかのとこ攻めててワロタw」と言われてしまう始末。
当の本人は「一応ブログとかで調べて買った」と言っているのですが、どんなブログを見たのでしょうか?
そして「本音を言うと、開始早々マイナスになってガチで吐きそう」と語っています。
他にもこんな銘柄を買っている人がいました。
「初日に新興国と債券のファンド買ったが、マイナスでもう萎えた。これくらいの損で済むなら今すぐやめたい」
思わず別の人から「なぜ新NISAでそれを買う?」と突っ込まれる始末です。
初めて投資をする人に対しては「四の五の言わずにオルカンかS&P500を買っておけ!」と言いたくなってきました。
初心者の声4 資産の大半を一括投資した
続いて「メンタルがきつい」と発していた初心者が「いくら投資しているのか?」と問われた回答です。
「ワイは現金で220万円持ってたから200万円投資した」
もうビックリです(笑)
他の人たちからも「そりゃ落ち着かんやろw」「しょっぱなからやりすぎや」と総ツッコミを受けていました。
「でも一括投資が一番いいって、みんな言ってたぞ」と反論します。
理論的には一括投資がいいのですが、年初一括投資は資産に余裕のある、投資経験のある人がやることです。
220万円のうち200万円は、資産の9割以上ですから、もはや全財産をぶち込んだに等しいです。
ヤバ過ぎて、もはや言葉がありません。
投資は余裕資金でおこなうべきものです。
初心者の声5 全然儲からない
最後は「損切りではないが、もう売却する」と言った人の理由です。
「5万でスタートしたけど1日で数百円しか増えないやんけ。こんなんパチスロ打ってた方がマシや」
投資に対してどんなイメージを持っていたのでしょうか?(笑)
そして長期投資、複利の力を全く理解していないことが分かります。
「投資はめっちゃ儲かる」というイメージがあったのかもしれません。
しかし実際のところ、特に長期投資は大きなリターンが出るまで時間のかかる非常に地味な手法なのです。
投資初心者へ7つのメッセージ
ここまで投資初心者の人たちの声を集めてみました。
どれも驚くものばかりでした。
しかし、私も最初は初心者。
値動きが気になって、仕事が手に付かなくなったものです。
それを乗り越えられたのはいくつかの理由があります。
私から投資初心者の皆さんへメッセージを送るとすれば、以下の7つです。
1,株価は必ず下がる
2.投資は必ず儲かるものではない
3.無くなっても構わない少額から始める
4.王道のファンド(オルカンorS&P500)から始める
5.目に見える利益が出るまで最低5年は我慢しろ
6.長期投資は絶対に売ってはいけない
7.投資は手法よりメンタルが重要
この7つを理解してくれれば、周囲に流されて投資を始める人は減少するのではないでしょうか?
なんとなく「儲かりそうだから」と始める人も、「最低5年」という具体的な数字を見れば安易に始めようとは思わないかもしれません。
投資は必須ではありません。
だからこそ安易に始めてほしくありません。
安易に始めて損を出した場合、撤退して以降二度と戻ってこなくなる可能性が高いからです。
せっかく投資をするなら利益を出してもらいたいです。
投資を始めるなら、事前に最低限の勉強と心の準備をしてからにしましょう。
まとめ
以上『【衝撃】新NISA損切り民が開始1週間で早くも続出しているらしい』でした。
いかがでしたか?
最後に思わずにはいられなかったことが一つ。
「先日の記事で挙げた荻原博子の言ってたことは、あながち外れていなかったのでは?(笑)」
日本にはここまで金融リテラシーの低い人たちがまだまだたくさんいることが分かりました。
投資とは何か?どのように始めるのがよいか?
そして何よりメンタルの重要性を伝えていかないといけないと改めて思いました。
以下関連記事です。
4人家族で42歳にして9500万円の資産を貯めた裏技とは一体何だったかをご紹介しています。
80億円超の「億り人」テスタ氏からの新NISAに関するメッセージです。
名著『サイコロジー・オブ・マネー』から学べるお金の真実を7つご紹介しています。