退職金は運用すべき?ゆとりある老後を送るための注意点3選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

マネーフォワードのメディア「マネープラス」に掲載された記事です。

老後資金を考える上で退職金を投資するかどうかは悩ましい問題の一つです。

長寿化が進み、物価上昇が気になる昨今、はたして投資すべきなのでしょうか?

今回はFPさんの視点からの意見を元に考えてみました。

退職金を運用するメリット2選

長い老後生活を送るにあたり退職金をあてにしている人は多いのではないでしょうか。

もちろん勤務先・勤務年数により退職金の金額は大きな差異が生じますが、1000万円から2000万円前後の退職金を期待している人が多いのではないかと想像します。

しかし1000万円から2000万円程度のお金で「ゆとりある」老後を送れるかと問われれば、疑問を抱かざるを得ません。

それまでの資産形成の状況や各世帯の家計の状況にもよりますが、余裕のある暮らしができるとは断言しづらいのは間違いありません。

そこで退職金を使って投資して、お金を増やそうと考える人が後を絶ちません。

そもそも退職金を運用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

今回の記事では2つに焦点を当てて紹介しています。

1.インフレ対策

物価の上昇は家計に直撃します。

収入増加の見込めない高齢者はより大きなダメージを被る恐れがあります。

そのため退職金を元手に資産を増やし、現金の目減りを防ぎ、インフレに対抗できます。

2.減少傾向にある退職金を増やす

退職金は年々減少傾向を辿っています。

そのため過去に期待していたほどの退職金の金額にならない可能性があります。

そこで退職金を元手に運用し、金額を増やすことでカバーするという狙いがあります。

退職金を運用するデメリット

しかし投資にはデメリットもあります。

最大のデメリットは「資産が減る恐れがある」ことです。

投資を始めると、特に初心者には「なかなか増えない」との不信感を抱く人が現れます。

投資をあたかも「圧倒今にお金の増える魔法」だと勘違いしているかのごとくです。

首尾よく株価が上昇すればよいですが、残念ながらそうはいきません。

株価は時に下落し、時に暴落します。

この価格変動の波を10年、20年単位で乗り越えていった先に大きな資産増加が待っているのです。

よって資産が期待する金額まで増えるには、相応の時間がかかるということも忘れてはいけません。

人生の残り時間が限られている老後に長期投資を始めるとはどういうことかを理解しておくべきです。

退職金を運用する際の注意点3選

では退職金を運用するとなった場合、どのような点に注意すべきなのでしょうか?

記事では以下の3つを挙げています。

1.リスク許容度を確認する

リスク許容度とは「どこまで資産減少を受け入れられるか」と言い換えると分かりやすいかもしれません。

例えば1000万円を投資するとして、500万円に減っても受け入れられるか、ということです。

投資は資産が減る場合もあり、年齢次第では取り返しのつかない損失になる恐れがあります。

また、投資を始めると人格が変わる人が一定数います。

常に株価をチェックする。

些細な事でイライラする。

不安で夜、眠れなくなる。

こんな症状に陥った場合、リスク許容度を超えている証拠です。

いくらまで資産を増やしたいかという金額的な目標だけでなく、メンタル面も踏まえて資産運用に回す金額を考えるとよいでしょう。

2.資産運用の配分を検討する

投資に回すお金は「余裕資金」であるべきです。

投資でお金を増やすには投資額が大きいほど有利です。

しかし目先で必要となる生活費まで投資に回した場合、万が一株価が下落したときに必要なお金も用意できないという危険性があります。

投資に回せる金額を踏まえた上で投資を始めるべきです。

3.不測の事態に備える

高齢になってからの資産運用は、悲しいですが人生の終わりに刻一刻と迫る中でおこなうものです。

いつかは自分で何もできなくなる恐れがありますから、ネット証券のID・パスワードをどこかに保管しておき、いざというときには誰かに委ねられるようにしておくとよいでしょう。

手元に一定の現金を確保しておくのもよいかもしれません。

何が起きてもよいような準備をしておくことが大事です。

老後に投資をしなければならない状況を回避する

と、ここまでいろいろ書いてきましたが、実は私は老後の資産運用については否定的な立場です。

理由は、資産減少の恐れがあるからです。

理論上は長期投資をおこなっていれば資産増加の可能性が高いことは分かっています。

しかし、どこかで暴落が起こるのもほぼ間違いありません。

この暴落がどのタイミングで訪れるかは誰にも分かりません。

もしかしたら、積立投資の最後の年に暴落が訪れ、資産が大幅減になる可能性だってあります。

だからこそ、退職金で投資をしなければいけない状況を作らないほうがよいと考えています。

現金が多少目減りしても大丈夫なくらいの貯金を作っておけばよいだけの話なのです。

まとめ

以上『退職金は運用すべき?ゆとりある老後を送るための注意点3選』でした。

いかがでしたか?

退職金を運用するのは個人の自由です。

投資は自己責任ですから。

くれぐれも退職金で投資デビューして、紫檀の大半を失うことにだけはならないようにしてください。

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