経験者が語る、FIREするために乗り越えなくてはならない意外な壁

経験者が語る、FIREするために乗り越えなくてはならない意外な壁

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

煽り系メディア「幻冬舎ゴールドオンライン」に掲載された記事です。

珍しくFIREに関する記事ですが、今回はこれまでとは異なります。

記事を書いたのは寺澤伸洋氏で、某メディアの“FIRE5人衆”の一人です。

この方の記事はまともなことを書いている印象で、煽り記事を書く幻冬舎ゴールドオンラインのライターとは異なる存在です。

ちゃんと参考になりそうですので、早速記事を見ていきましょう。

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寺澤伸洋氏の「FIRE」の定義

まず、冒頭の一節から気になる箇所を発見しました。

会社を辞めてFIREするということは、自分の好きなことで収入を得ながら生きていくということです。

この時点でフルFIREではなくサイドFIRE前提になっていることが分かります。

会社を辞めて「遊んで暮らす」わけではないようです。

あと、「好きなことで」というのがポイントです。

生活をつなぐために嫌々アルバイトをしているようではFIREとは言えません。

前向きに生きるためのFIREのはずなのに”ライスワーク”をしていては経済的自由とは言えないからです。

この点は私も同意しています。

そして、この考えに至った理由とも言えそうなのが今回の記事の内容です。

実際のFIRE前に“脳内でお試し”をした理由

さて、今回の記事で気になるのはこちら。

それまで貯蓄を右肩上がりで増やしてきた僕にとって、資産が減っていく生活というのは未経験です。ですから、そのときにどのような心境になるのかは一度経験をしておいたほうがいいと考え、FIREする半年前くらいに一旦脳内をFIREしている状態に切り替えてみました。

むむむ。

「脳内をFIREしている状態に切り替えてみた」とは一体どういうことでしょうか?

この「脳内をFIREしている状態に切り替える」とは、具体的には「会社からの給与収入が一切なくなると思い込んでみる」ということです。もちろん脳内の話なので仕事をしながらですし、給与も支払われますし、時間の自由があるわけでもないのですが、一番大事なポイントである「お金の考え方」についてどう変わるのか試してみたかったのです。

これはなかなかの”修行”です。

実際は収入があるわけで、無かったものとして生活するなど本人の意思が強くないとできないのではないでしょうか。

しかし、本気で取り組むといろいろな気づきがあるようです。

寺澤氏が得た気づきはこちら。

友だちと楽しい時間を過ごしたり、食事に行ったりしたらお金がかかる。それは当たり前のことですし、もちろん頭では理解していたのですが、給与収入が一切ない状態でお金をバンバン払えるかというと、そのときは心がついてこなかったのです。

こうして、この脳内FIRE期間の結論として「自分の好きなことにお金を使うたびにこんな気持ちになるくらいなら、会社で働いて一定の収入があったほうがよっぽど精神的にいいし、人生がより前向きになる」と考えて、一旦FIREについて保留し、あらためてどのように生きていくかを考える期間にしたのです。

なんとFIREを一旦保留するという結論に至りました。

これ、大英断だと思います。

世の中にはFIREに失敗した人たちもいますが、間違いなく定期収入を失った後の生活を想い描けていなかったはずです。

事前に気づけたのは素晴らしいです。

お金だけでなく気持ちの壁も乗り越える必要がある

寺澤氏に生じた怖さはFIREを目指す人にとって肝に銘じておくべきだと思います。

居酒屋に飲みにいくような、たかだか数千円の支出にそれだけモヤモヤしていたのは、今手元にあるお金が減ってしまうという怖さが原因。そしてそれは「仕事を辞めたあとに、自分の好きなことで収入を得られるかどうかわからない」という不安からくるものでした。

収入が途絶えることはどういうことを招くかを理解できるかは、その後のFIRE生活を大きく左右するように思います。

収入のない中でも精神的に不安にならず生活していけるかどうか。

金銭面の問題ではなく精神面の問題です。

多くの人はメンタルの重要性を見落としています。

そして寺澤氏はもう一つ”あること”に気づきました。

FIREの半年前の僕は、まだ自分でどうやって収入を得ていくかという確固たるビジョンもなければ自信もない状態だったということ。なんとなく、「作家として生きていければいいな」とふんわりと思っていただけだった、というのが浮き彫りになったのです。

そう、ビジョンです。

FIREには目的が必要で、何をやりたいかが明確でないと、何となく会社を辞めるだけで終わります。

そして結局再就職する道を辿ることになるのでしょう。

まとめ

以上『経験者が語る、FIREするために乗り越えなくてはならない意外な壁』でした。

いかがでしたか?

大半の人はFIREについて金銭面での目標達成のみに意識が傾いているように思います。

FIREはゴールではなくスタートである自覚が欠けているのでしょう。

FIRE後の生活を具体的にイメージし、本当にやっていけるのかを考えるのはものすごく大事だと思いました。

以下関連記事です。

実際にFIREした人が「FIREなんて辞めておけ!」と語っています。一体なぜでしょうか?

「お金持ちになれる人は若い頃から違う」とFIRE達成者も断言しています。

30歳でFIREを達成した元・三菱サラリーマンの穂高唯希氏はどのような「マイルール」を持っていたのか紹介しています。

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