【1億円FIRE達成者が語る】FIREして気づいた「必須4条件」とは?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
いろいろなところで記事を投稿したり出版もしている桶井道(おけいどん)氏。
資産1億円でFIRE生活に入り、4年経過したようです。
今回はアエラドットで連載しているコラム「桶井道の投資&適温生活LIFE」から、、「FIREするために準備しておくこと4つ」をご紹介します。
おけいどん氏曰く、FIRE前はいろいろな悩みや心配があり不安を感じていたが、FIREするために準備しておくことは4つだけでいいとの結論に至りました。
そして、他の多くの不安は、FIRE後に何とでもなると断言できるそうです。
「FIREして気づいた、FIRE前に準備しておくべき「必須4条件」とは?」とは一体何でしょうか?
1.お金の準備
FIREの必須条件1つめは「お金の準備」です。
FIREのFIは「経済的自立」を意味しますから、お金を準備しなければならないのは当然のことです。
必要となる資産額は人によって異なりますが、少なくとも数千万円は必要となるでしょう。
ちなみに、おけいどん氏は1億円でFIRE生活に入りました。
あと、おけいどん氏のアドバイスとして「不労所得>支出の体制を構築して、キャッシュフローをプラスにしておくこと」を挙げています。
これは重要なことではないでしょうか。
FIREするということは、会社を辞め、給料という定期収入を失います。
よって投資のプラスに頼ることになるのですが、8月の株価の大幅下落のようなことが起こると、資産が大きく減少します。
資産が減ることについて、気分の良い人は誰もいないはずです。
特に会社を辞めた後で資産が減ると、不安が増すことは言うまでもありません。
そこで、一定の収入を得られる仕組みを作っておくと、資産的にも精神的にも安心感が増すと言えます。
ちなみに、おけいどん氏は株式からの配当金で得ており、今年は年間配当金230万~240万円の見込みだそうです。
株の配当のほか、アルバイトやパートなどの労働収入、不動産投資の家賃収入など、一定の収入が入る仕組みを現役時代に構築しておくと、FIREの成功率が高まるでしょう。
2.家族の同意
FIREの必須条件2つめは「家族の同意」です。
まず、家族と同居している人の場合は必須と言ってもよいのではないでしょうか。
特に結婚して配偶者と子供がいる場合、たとえ大きな資産があったとしても、収入が一気に減少することになりますから、良い顔はされないでしょう。
そもそもFIREは少数派の考え方ですから、最初のうちは理解を得られない可能性も高いと思います。
そのため、事前に早期退職希望を持っていることを伝え、理解を得てから実行に移すべきだと思います。
また、自身の生活リズムの変化が家族のリズムをも変化させる恐れもあります。
ちゃんと相互理解を図った上で、実行に移さなければ家庭崩壊の危険性さえあると思います。
また、同居していなくても親の理解を得ておくことも必要です。
親の世代の場合、ますます早期退職への理解は乏しいはずです。
時間をかけてFIREに対する理解をしてもらうべきでしょう。
万が一、理解を得られなかった場合、親子間の関係が悪化したり、相続に影響が出るかもしれません。
ちゃんと理解を得られたほうがよいでしょう。
3.ビジネスパーソンとしての自分への納得
FIREの必須条件3つめは「ビジネスパーソンとしての自分への納得」です。
これは賛否両論あるかもしれません。
おけいどん氏は「逃げるように会社を辞めたのでは、FIRE後に後ろめたさが出てくる」と述べていますが、はたしてどうでしょう。
多くの人にとってFIREを目指す理由は「仕事を離れ、自由になりたいから」であるはず。
だとすると、そこまでビジネスパーソンとしてのプライドのようなものは無いようにも思えます。
ですから「納得」をどう捉えるかになるのではないでしょうか。
おけいどん氏のように明確な「結果」で捉える人もいるでしょう。
FIREですから資産が貯まった時点で「ここまでよくがんばった」と納得できるかもしれません。
もしかしたら相場が悪化してFIREを卒業し、会社に戻ったような人たちは、そこまでやり切って仕事を辞めたのではなく、単に逃げただけだったのかもしません。
だからこそ、ポリシーもなくあっさり元の鞘に収まったのかも。
その意味では、仕事における「代表作」は作っておいた方がきっぱり辞められるのかもしれません。
4.生きがいの用意
FIREの必須条件4つめは「生きがいの用意」です。
これもよく聞かれる話です。
仕事を離れ、悠々自適な生活に憧れる人も多いようですが、実際に仕事を離れたときに自分がどうなるかが想像できないようです。
まず、土日や3連休、ゴールデンウィークなど、普段のお休みさえやることがなくて暇を感じることが多い人の場合、FIREしたらかなりマズいことになるように思います。
週7日ずっとやることがない状況に陥るわけですから、暇すぎてメンタルをやられる可能性があります。
そもそもFIREはFIREありきではなく、何かやりたいことがあって、それを達成する手段としてFIREがあると思っています。
「仕事を辞めたい」だけだと、実際に辞めた後のプランが無いため、FIRE生活で壁にぶち当たります。
そして、結局会社に再就職するという何ともお粗末な結末を迎えることとなるのです。
とは言うものの、私自身もいまだ「生きがい」を見つかられずにいる一人です。
見つからないうちは会社にいて、収入を得続けたほうが身のためです。
まとめ
以上『【1億円FIRE達成者が語る】FIREして気づいた「必須4条件」とは?』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.お金の準備
2.家族の同意
3.ビジネスパーソンとしての自分への納得
4.生きがいの用意
おけいどん氏曰く「FIREに必要なことはこの4つだけ」、その他はFIRE後でも何とかなるとのことです。
FIREに踏み切れない人は、何に迷っているのでしょうか?
頭でっかちにならず、思い切って行動するだけです。
FIREに踏み切れるかどうか最後は「本気度」と「勇気」だと思っています。
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