40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
私はおかげさまで資産6000万円を超えましたが、実はその半分以上を40代で貯めました。
つまり、40代から本格的に貯金に取り組んでも、2000万円、3000万円といった金額を貯めるのは十分可能なのです。
そこで今回は、これから貯金を始めよう、貯金が上手くいかない、という方に向けて、どのように貯金するとよいのかをご紹介していきます。
私の経験則がベースとなっていますので、私自身にはすごく役立ったものばかりです。
参考になる点・ならない点、あるいは自分に合う・合わないなど、それぞれあると思いますが、上手く取り入れてもらえれば幸いです。
40代の貯金事情を確認する
まずは40代の貯金事情を確認しておきましょう。
下のデータは、毎度おなじみ金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」の最新データです。
単身世帯 割合(%) | 二人以上世帯 割合(%) | |
金融資産非保有 | 40.4 | 26.8 |
100万円未満 | 11.1 | 9.6 |
100~200万円未満 | 5.2 | 8.9 |
200~300万円未満 | 4.0 | 4.9 |
300~400万円未満 | 3.7 | 5.7 |
400~500万円未満 | 2.5 | 3.8 |
500~700万円未満 | 4.6 | 7.4 |
700~1000万円未満 | 7.7 | 5.6 |
1000~1500万円未満 | 6.2 | 7.4 |
1500~2000万円未満 | 2.2 | 3.5 |
2000~3000万円未満 | 4.3 | 5.3 |
3000万円以上 | 4.3 | 6.5 |
無回答 | 3.7 | 4.5 |
平均 | 559万円 | 889万円 |
中央値 | 47万円 | 220万円 |
40代で最も多いのが「金融資産非保有世帯」、2番目は「100万円未満」という毎回見るたびに信じがたいデータです。
ちなみに平均は単身世帯で559万円、二人以上世帯で889万円となっていますが、これは金融資産非保有世帯の存在が大きいです。
貯金あり世帯のみに絞った平均は単身世帯で964万円、二人以上世帯だと1236万円まで跳ね上がります。
個人的には単身世帯のほうが貯金しやすいと思いますが、実際には二人以上世帯の方が多く、1000万円を超えています。
40代を終える頃には最低でも1000万円は到達しておきたいところです。
では、ここからは私も実際にやっていたお金の貯まる行動を見ていきましょう。
1.不要品を処分する
まず1つめは「不要品を処分する」ことです。
不要品処分は私の資産形成において大きな転機となった行動です。
元々のきっかけは、40歳を過ぎ、部屋の整理整頓の苦手だった私が、暇だったから部屋を一気に綺麗にしようとし始めたことでした。
ベタですが、1年以上放置の全然来ていない洋服・靴や本・雑誌をはじめ、DVDやら置物・小物・食器やら、とにかく使っていないものはドンドン捨てていきました。
結果として、部屋が綺麗になったのはもちろんですが、思わぬ副産物がありました。
「いらない」と判断して大きな袋に詰め込んでいくとき、ふと「これって、元々俺のお金だったんだよな」と気づいたのです。
「いらないものを捨てる」とか「ゴミを捨てる」とか簡単に言うのですが、捨てているものは実はお金なのです。
今、捨てようとしているものが元々自分のお金だと気づいたとき、いろいろと考えました。
そして、これがきっかけとなって一気に支出が減っていくのでした。
2.固定費を見直す
2つめは「固定費を見直す」ことです。
貯金を増やすには、支出を減らすことが必須です。
支出削減最大のポイントは固定費です。
これはいろいろなところで言い尽くされていることです。
実際、私もいろいろな固定費を見直しました。
スマホを長らく利用したドコモからUQモバイルに乗り換え、通信費を下げました。
他にも通っていたジムを解約したり、加入していたスカパー!を解約したり、聖域なしで加入していたサービスを見直しました。
この結果、支出が一気に削減され、貯金のペース大幅アップの土台となったのでした。
3.外食・飲み会を減らす
3つめは「外食・飲み会を減らす」ことです。
貯金をより増やしたいのであれば、固定費の削減にとどまらず、変動費の削減にも着手しなければいけません。
毎月変動しますから、ときにお金を使いすぎることも出てきます。
せっかく固定費を削減したのに、余ったお金を変動費で使ってしまっては何の意味もありません。
そこで何をするかですが、多くの人は食費の削減に取り組みます。
私も、もちろん食費の削減に取り組みました。
やはり定番ですが外食を減らし、自炊を増やすこと。
ただ、私の場合は料理が好きではないので、簡単に作れるものや総菜・レトルト・冷凍食品などに頼りました。
「作り置きレシピ」とかいろいろありますが、できない料理はやりません。
逆にストレスになる恐れがあります。
あとは、飲み会の参加回数を減らしました。
年齢が上で、みんなより多く出してあげないといけない立場です。
理由をつけて、極力参加しないようにしていきました。
結果として、食費は減りましたが、それでもゴリゴリに削減した人と比べればまだまだ多いです。
4.欲しいものではなく必要なものを買う
4つめは「欲しいものではなく必要なものを買う」ことです。
欲しいものをすべて買っていたらお金はすぐ無くなります。
よって、大事なことは「本当に必要なものだけを買う」ことになります。
では、どうやって必要・不要を見極めるのでしょうか?
私の場合、ここで不要品処分の効果が出てきました。
いらないものをドンドン捨てていたことで、自分にとって必要なものを見極められるようになりました。
「何かが欲しい」と思ったとき、「はたして買っても使うのだろうか?ゴミにならないか?」と一時停止できるようになり、衝動買いは明らかに減少しました。
余計なものを買わなくなりましたから、さらに支出が減りました。
部屋にモノが増えませんから、綺麗な状態を維持できます。
私にとって不要品処分はものすごく大きな出来事だったのです。
5.趣味の支出は控えめに
5つめは「趣味の支出は控えめに」すべきです。
変動費の削減は食費や交際費だけでよいとは言えません。
最大の難所は「趣味」ではないかと思います。
私もサッカーが好きだったので、サッカーグッズを定期的に買い集めることとなりました。
一つ好きなものを買うと、集めたくなるのは共感してくれる人もいるのではないでしょうか。
趣味の支出は非常に厄介で、一定の支出がもはやルーチンと化してしまうわけです。
そして、いろいろなグッズを集めようとすると、支出がどんどん拡大していきます。
私は海外サッカーマニアだったためグッズの種類が少なかったり、背が低いためアパレル系のサイズが合わず購入対象とならなかったりで、幸運にも生活を圧迫するほどの支出にはなりませんでした。
しかし、アイドルやアニメ好きとなると話は大幅に変わるのではないでしょうか。
全国各地のコンサートに参戦する・アニメの舞台の聖地巡礼のための移動・宿泊の費用とか、いろいろな企業とコラボして発売されるグッズを買い集めたりとか、各段に支出が多いと思います。
他にも趣味にお金をかけている人は多いのではないでしょうか。
趣味は楽しいので、私から「お金を使うな」とは言い難いので、各自でどこまでお金をかけるかルールを決めるしかないのかなと思っています。
趣味を我慢しすぎるとストレスの元になりますから、塩梅が難しいところです。
6.一生懸命働き、収入を増やす
6つめは「一生懸命働き、収入を増やす」ことです。
日本の貯金の話だと、支出削減がメインになることが多いです。
しかし、貯金は収入の多い方が有利に決まっています。
収入を増やして支出を減らせば貯金の額が増えていきます。
だからこそ収入を増やしましょう。
収入を増やすためには、ひたすら働くしかありません。
会社の売上・利益に貢献するためにはどうすればよいのか、よく考えて働くべきです。
がんばっているのは皆同じ。
がんばっても収入が増えないのだとしたら、頑張り方を変えなければいけません。
今の会社で収入が頭打ちなら、転職を考えてもよいでしょう。
40代は収入が増える時期ですから、実は貯金する上で重要な時期です。
子供のいる世帯だと徐々に大変になってきますが、独身ならビッグチャンスです。
収入アップを目指し、仕事をがんばりましょう。
7.積立投資をおこなう
7つめは「積立投資をおこなう」ことです。
これは私の経験則から来る、多少の後悔です。
私は投資が全然上手くいかず、ほぼ貯金のみで5000万円を達成したタイプの人間です。
しかし、投資をやっていればもっと早く5000万円を達成できたと思っています。
そのため、早く貯金額を増やしたい人は積立投資をやってみるとよいでしょう。
投資を始めるなら、早く始めたほうがよいです。
まずは新NISAのつみたて投資枠やiDeCoを活用してみるとよいのではないでしょうか。
もちろん、投資はマストではありません。
リスク許容度は人それぞれですし、私のように投資が怖くてダメという人だっているはずです。
しかし、投資ができない人でも大丈夫です。
投資せずとも3000万円から5000万円なら十分達成可能です。
まとめ
以上『40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.不要品を処分する
2.固定費を見直す
3.外食・飲み会を減らす
4.欲しいものではなく必要なものを買う
5.趣味の支出は控えめに
6.一生懸命働き、収入を増やす
7.積立投資をおこなう
結局、貯金は「収入を増やし、支出を減らし、投資する」という3点セットです。
この3つを徹底的におこなえるかどうかの勝負になります。
やればやっただけ結果が出るはずですが、時間がかかるため非常にしんどい作業でもあります。
しかし、達成したときの喜びはひとしおですから、ぜひがんばってみてください。
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