経済的不安大?「1億総推し活時代」ブームで増える”不安と悩み”
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
年末に公開された「東洋経済」の記事です。
個人的に「推し活」は気になっていました。
しかし、外野から見る限り不安に思うところもあったところへ、ちょうどピッタリの記事が出てきました。
今回は「推し活」のお金について考えます。
「推し活」に思うこと
そもそも、なぜ私が「推し活」を気にしていたのか?
その理由は「死ぬまでにやりたいことリスト」を作成し始めたとき、私に本気でやりたいことがほとんど無かったことに起因しています。
実は作成し始めて2年以上経過しているのですが、いまだに100個埋まらない状態が続いています。
しかも現在リストアップしたものの大半も「やりたいこと」というより、100個埋めるために自分に課した「やらなければいけないこと」のようになっています。
自分に趣味と言えるものが少ないことが原因なのだろうと考えています。
一方で、会社にいる「推し活」にハマる後輩たちを何人も見ています。
アイドルグループや舞台、アニメ、地元のバスケチームなど、好きなものを追いかけ、仕事終わりや週末を楽しんでいる人たちを目の当たりにしています。
夢中になれるものを持つということは、人生を、心を豊かにしてくれているのではないかと、この年齢になってようやく気付いたのです。
ただ、後輩を見ていて思っていたことのもう一つが「お金がかかりそう」ということでした。
全国各地を飛び回ったり、グッズを手に入れるためにお菓子をとんでもない個数で買っていたりするのも見てきました。
「推し活」の良さは理解する一方、お金の面では問題アリと感じていたところで見つけたのが今回の「東洋経済」の記事だったわkです。
推し活の支出が経済的な負担
実際、今回の記事内で紹介されていたアンケート結果で、「推し活」を経済的負担に感じている人が結構多いことが分かりました。
下のグラフはその結果です。
50代まで「負担が大きい」と感じた人が4割はいることが分かりました。
また、まだ収入の低い若い層ほど負担が大きいと感じています。
博報堂の調査によれば、10代女性は可処分所得の半分以上を推し活に費やしているとのこと。
推し活のためにアルバイトをしているような状態なのかもしれません。
配偶者の推し活を心配する男性多数
独身男性目線からすると、「嫁が推し活にハマったら大変だろうな」と思うわけです。
実際、アンケート結果には配偶者(パートナー)の推し活状況を調査したものがありました。
その結果が下のグラフです。
この結果を見ると、「自分自身」では女性が多く、「配偶者(パートナー)」と回答した男性が多いということから、推し活は女性がハマっている割合が高そうと伺えます。
実際、私自身も肌感覚として女性のほうが推し活にハマっているとは思っていました。
この調査結果は自分の感覚が世間と大きくズレていない証拠なのかなと思いました。
推し活で何にお金を使うのか?
では、推し活で人は何にお金をかけているのでしょうか?
結果は下のグラフです。
「グッズ購入」と「イベントの参加費」が2強と言えそうです。
確かに周囲のお金の使い方を見ていても、この2つになるのかなと思います。
会社のデスクの上を見ても、明らかに何かが飾ってありますから(苦笑)。
しかも、推し活をしていない私からするとものすごいお金の使い方をしているように見えます。
「一度にそんな買う必要がありますか?」と疑問を抱くこともしばしば。
「オタクが日本を支えている」と言えるほどお金を使ってくれるのは、経済という面においては非常にありがたい話です。
しかし、それが自分の身近な人となると心配になるのは仕方ないことかもしれません。
やはりお金は大切に使ってもらいたいと思いますし、家計のことを考えれば適度な範疇に控えてもらいたいと思うのも自然なことでしょう。
本人からすれば支出を抑えるのはストレスになる可能性があり、そのあたりのバランスはものすごく難しいと言えるのではないでしょうか。
「推し活」にハマるべきなのか?
昨年50歳となり、残りの人生を考え始めた私にとって、実は「推し活」は羨ましいと思っていました。
冒頭でも触れましたが、自分自身にドはまりしているものがなく、夢中になれるものがないからです。
どんな理由であれば、何かを好きになり、何かを追いかけ続けることは、その人にとってやりたいことが存在しています。
それにひきかえ、特にやりたいことが無い私。
どちらが人生を謳歌しているかは言うまでもありません。
ただし、物事には程度というものもあります。
お金は使ってこそ価値がありますが、将来を捨ててまで今の快楽に使い切るのはいかがなものかと思っています。
このバランスは本当に難しいと思います。
推し活はハマりすぎは気を付けるべきで、限度はあると思います。
私自身、過去に趣味は持っていましたが、やはり趣味があるときは支出が増えたというのが傾向としては分かっています。
あとは、推しにお金を使うことが自身の「思い出作り」になるかどうかです。
後に虚しさが残るだけならば控える必要があります。
よって「推しの対象」と「推し方」が重要と考えます。
良い"推し"を見つけられれば、残りの人生は充実するかもしれません。
まとめ
以上『経済的不安大?「1億総推し活時代」ブームで増える"不安と悩み"』でした。
いかがでしたか?
「推し活」は一大ブームと言えますが、一方で経済的な不安を抱えているものだとお分かりいただけましたでしょうか?
下手すると依存症のようなお金の使い方をしてしまいかねません。
適度なハマり方をしないと人生を脅かす点は十分注意が必要です。
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