最近立て続けに流れてきた、お金に関する納得できないニュース3選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
最近、どうも個人的に納得のいかないお金にまつわるニュースが続いています。
1.基礎年金の底上げに厚生年金の積立金
まず一つ目は「基礎年金の底上げ論」です。
以前、基礎年金の底上げに厚生年金の積立金を利用するなどというニュースが出たのを覚えております。
はっきり言って大変腹立たしいものでした。
厚生年金はサラリーマンを始め、一部の人が負担してきています。
国民年金とは異なります。
にもかかわらず基礎年金の金額を底上げするのに厚生年金の積立金を利用するのは、これまで厚生年金を支払ってきた人たちに対する裏切りでしかありません。
制度の根幹を揺るがす事態だと思います。
実際、反対意見が出たようで、まともな思考の人間もいるようでそれは良かったですが、絶対に阻止してもらいたいものです。
ただ、現状では先送りされただけで結論は出ていません。
「基礎年金を底上げるするなら国民年金の保険料を上げるべき」との意見は現行制度なら当然です。
しかし、年金制度自体がもはやアレなわけですから、根本的な制度変更へ向けた動きを始めないといけないのではないかと思うわけです。
私もあと15年で年金を受け取れるようになるわけなので、早く結論を出してもらいたいものです。
2.国民全員に現金5万円給付案が浮上
二つ目は「国民に現金5万円を給付する案が浮上した」というニュースです。
本当にお金をバラまくのが好きですね。
夏に参議院議員選挙を控えており、与党のポイント稼ぎにしか思えません。
実際の効果のほどは分かりませんが、乏しいと思わざるを得ません。
むしろ減税のほうが良いのではないかと思います。
消費税あたりを下げれば国民も多少物価が安くなったと感じるかもしれません。
ただ、政府は「一度下げると再度上げづらい」「税法の改正に時間がかかる」と減税には及び腰です。
そもそも今回の話はトランプ大統領がぶち上げた「関税対策」ですよね?
国民に一律5万円給付して関税対策になるのでしょうか?
私にはそうは思えませんが、減税も専門家からすれば似たようなあまり効果的ではない手段なのかもしれません。
まあ給付されるのであれば断らずにもらいますが(笑)、もう少し意図と合致して効果性のある施策を行ってもらいたいものです。
国民の側としては現金を配ってくれたからといって自民党・公明党に投票するという愚かな行動だけは回避しなければいけません。
冷静に将来の日本を任せてよい政党を選ぶ必要があります。
3.国民民主党が30歳未満対象の「若者減税法案」を提出
最後の三つ目は「国民民主党の若者減税法案」です。
どうやら本当に提出したようで。
国民民主党にはがんばってもらいたいと思っていたのに、この法案には興ざめです。
私は就職氷河期世代です。
これまでの人生で何の恩恵も受けられなかった「不遇の世代」です。
これまで高齢者ばかりが優遇されていたのではないかと思っていましたが、今度は私たちの世代を飛び越え若者に目を向けようということらしいです。
私たちの世代は完全に無視されました。
若者たちよりも人口の多い世代のはずなのですが。
30歳で線を引く意味はあったのでしょうか?
むしろ子育てに苦しむ家庭は年齢がもっと高いわけで、若者に減税をする意味があるのかどうか、私は疑問です。
私個人の見解としては、この法案提出は失敗だと思います。
私と同じように就職氷河期世代からは不評を買う法案のはずです。
この法案に関しての会見で国民民主党の玉木代表は「就職氷河期世代対策にも力を入れていく」と語ったそうですが、おそらく考えていないはずです。
「力を入れていく」なら先に何か出せよ、というのが私の意見です。
具体的に「こういうことを考えている」と出てこないあたり、何もないのでしょう。
ちょっとガッカリしました。
まとめ
以上『最近立て続けに流れてきた、お金に関する納得できないニュース3選』でした。
いかがでしたか?
こんな短期間にいろいろと出てくるものですね。
しかも、どれも疑問なことばかり。
与党がクソなのは分かっていましたが、国民民主党も案外だなと思いました。
もう少し国民感情を分かっているのかと思っていましたが、どうやらそうではなさそうです。
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