老後資金の資産形成ができない人11の特徴・できる人6つの特徴
老後資金2000万円必要問題が出てきて以来、自分の資産について考える時間が増えた人が多いのではないでしょうか。
金融庁の狙いは投資へ注目を向けることであり、その点では多少なりとも効果はあったのかもしれません。
正直、将来のお金について考えもしなかった人たちが多かったわけですから。
ただ、実際に2000万円貯められる人は一握り。
どのような人が資産形成できず、どのような人は資産形成できるのでしょうか?
『50代の3割「貯蓄ゼロ」 老後資金を貯められない人「11の特徴」』という記事がありましたので、こちらを参考に見ていくことにしましょう。
資産形成ができない人11の特徴
まず、老後資金の資産形成ができない人は、どのような特徴を持った人なのでしょうか?
この記事では11個の特徴が挙げられています。
- 1.見栄っ張りである
- 2.将来設計をたてていない
- 3.お金を使うことが好き
- 4.メリハリがない
- 5.なりゆきまかせである
- 6.「○○限定」「○名様限り」「○%値引き」という言葉に弱い
- 7.セールには必ず行く
- 8.家計簿をつけっ放しにしている
- 9.急な出費の準備をしていない
- 10.資産形成について学ぶ気がない
- 11.どうにかなると思っている
老後の資産形成というか、貯金できない人の特徴がずらりと並んでいます。
1の「見栄っ張り」では、自分軸での支出のコントロールができず、無駄遣いが多くなりがち。
2の「将来設計をたてていない」、3の「お金を使うことが好き」は、もはや論外です。
4の「メリハリがない」は、どんなものにでもお金を使うことで、よほどのお金持ちでもない限り、資産形成は不可能です。
使うところに対し、使わないところを決めなければいけません。
5の「なりゆきまかせ」も論外。
6の「限定・値引きに弱い」、7の「セールには必ず行く」のは、心の置き所次第です。
今、自分にとって必要のないものにはお金を出してはいけません。
8の「家計簿をつけっぱなしにしている」は、まだ救いようがあるかもしれません。
なぜなら、家計簿をつけているからです。
そもそも、大半の人は家計簿すらつけていないはずです。
9の「急な出費の準備をしていない」は、日ごろからの備えがあるかどうか。
ある程度の貯金があれば、いつでも急な出費にも対応できるはず。
10の「資産形成について学ぶ気がない」、11の「どうにかなると思っている」も論外です。
これでは老後資金の資産形成などできるはずもありません。
資産形成ができる人6つの特徴
次に、老後資金の資産形成ができる人は、どのような特徴を持った人なのでしょうか?
この記事では6つの特徴が挙げられています。
- 1.自動的に貯まるしくみを作ってある
- 2.将来設計が明確である
- 3.逆算思考である
- 4.うまい話にのらない
- 5.時間を味方につけている
- 6.学んだことを実践している
1の「自動的に貯まるしくみを作ってある」は、代表的なものが先取り貯蓄です。
自動積立で毎月の給料振り込みと同時に、別口座へ貯金されるようになっています。
2の「将来設計が明確である」は、まさに老後の資産形成。
どのような老後を送ろうと考えていれば、資産形成はできるでしょう。
3の「逆算思考である」は、いくら老後資金を貯めておけばいいかという目標・ゴールから、今いくら貯めていく必要があるかを計算できること。
目標達成の思考法なら当たり前のことです。
4の「うまい話にのらない」も当然です。
資産形成に近道はありません。
5の「時間を味方につけている」は、表現としては難しいところ。
資産形成に近道はない以上、長い時間が必要です。
できるだけ、早く始めたほうが有利になります。
そして6の「学んだことを実践している」は、まさにその通り。
勉強しても、実践に移さなければ、何の意味もありません。
豊かな老後のための3ポイント
そして、豊かな老後を送るためのポイントとして、3つが挙げられています。
- 1.計画性
- 2.しくみ化
- 3.実践力
当然の3つと言えそうです。
早い段階から老後資金を貯め始め、その仕組みを作り、そして実践していく。
3つともあれば、資産形成できるでしょう。
より早く目標金額を達成するポイントは、高い収入を得られているかと、投資を上手く利用できるかどうかです。
まとめ
以上『老後資金の資産形成ができない人11の特徴・できる人6つの特徴』でした。
いかがでしたか?
あなたは老後資金の資産形成ができそうですか?
計画、仕組み、実践、この3つを心がけましょう。