65歳をすぎて「老後破産」におちいる人たちの、ある意外な共通点
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
なんとしても回避したい老後破産。
「他人のふり見て我がふり直せ」ということで、実態を把握して参考にしていきましょう。
老後に使ってはいけないお金の特集です。
1.旅行・帰省費用の負担
まず危険な支出は旅行の費用です。
「長男と次男、それぞれの家族を連れ、一回15万円ほどを全額負担して旅行をするのが習慣になっていたお母さんがいらっしゃったことがあります。息子家族が帰省する費用も出していたそうです」
この相談者は、年2回の旅行代、お盆と正月の帰省代や孫への小遣いで毎年80万円もの出費があったという。
老後の楽しみの一つに「旅行」を掲げている人は多いのではないでしょうか。
しかし度を超えた支出は危険であることを示してくれています。
この事例は旅行費用に加え「息子家族が帰省する費用」まで支払っていたという極めてクレイジーな例となっています。
お金を出してもらう息子もどうかと思いますが。。
2.投資
続いては「投資」です。
「証券会社の担当者から新規公開する通信会社の株を勧められ、約5000万円の相続財産を元手に3万株申し込みました。ところが上場後、株価が大きく下落したのです」
すると証券会社の担当者は「損失を取り戻しましょう」と言って生命保険会社の公募増資の案件を提案してきたという。
「通信会社の株は約750万円の損失を確定し、新たに生命保険会社の株を買いました。しかし、結果は最悪でした。
まず生命保険会社の株価が急落、約860万円の評価損が発生した。しかも手放した通信会社の株は売った直後に値上がりしました」
最近はつみたて投資が認知されつつありますが、やはり人は短期で一気に儲けたいものです。
これは若い人であってもお年寄りであっても同じです。
また老後資金に不安を抱いている人なら「何とか増やしたい」という想いがあることでしょう。
そこを付け込む証券会社もどうかと思いますが、やはり話の乗っかる側にも問題があります。
勧められるがままの投資ほど危ういものはありません。
だから日本では「投資詐欺」が絶えないのでしょう。
3.リフォーム費用
最後は「リフォーム費用」です。
サンルームを作ったらどうか、床材を転んでも怪我しにくい素材に替えよう、台所の設備も最新のものにしよう……。業者の話を聞いているうちに、リフォーム費用はどんどん膨らんでいった。
「結局、900万円を費やしました。自分たちが暮らしていければ十分だったはずなのに、見栄を張って客間の床まで張り替えました」
老後に住みやすいようリフォームする話はよく聞く話ですが、いくら何でもやりすぎた事例です。
老後を見据え怪我をしにくい素材は多少理解できますが、台所設備などまでリフォームする意味などないはずです。
一撃で900万円も使っていれば、せっかく貯めた老後資金を一気に溶かすことになったはず。
最後は「見栄」です。
お金の使い方を考える際、注意しなければいけないものの一つです。
見栄のためにどれだけ無駄なお金を使ったことか。
誰もが思い当たる節があるはずです。
老後を迎える前にお金の使い方を整理する
旅行費用、投資、リフォーム費用、共通点は「絶対必要な支出ではない」ことです。
老後はただでさえ現役時代より収入が減り、お金の不安が増すわけです。
にもかかわらず、必ずしも必要ではないことにお金を使っていては老後資金がいくらあっても不足します。
よって老後のお金の使い方については、老後を迎える前に整理しておくべきです。
いわゆる「支出のスリム化」です。
不要と思われる支出はどんどん減らす作業を老後を迎える前にしておくと、老後資金の減少を防ぐことにつながります。
改めてお金と向きあう時間を作って、よく考えてみるのがよいでしょう。
まとめ
以上『65歳をすぎて「老後破産」におちいる人たちの、ある意外な共通点』でした。
いかがでしたか?
結局のところ、後先考えずにお金を使っている人が老後破産に向かうという至極当然の話で、特に意外でもない話でした。
お金は支出を減らせば貯まります。
同じように老後資金は支出を減らせば延命できます。
結局のところ、いかに無駄な支出を減らせるかの勝負になるのではないでしょうか。
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