【重要】つみたてNISAで絶対にやってはいけない5つのこと

【重要】つみたてNISAで絶対にやってはいけない5つのこと

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

2021年度の「ダイヤモンド・オンライン」で会員読者の反響が大きかった人気記事を再び紹介する企画に挙がっていたのが今回の記事です。

私も取り上げた記憶がなかったため、今回ご紹介することにしました。

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今回の動画は『【衝撃の事実】多くの人々が老後資金を準備できない本当の理由』です。老後のお金に不安を抱えている人はたくさんいます。しかし、老後資金をちゃんと貯められる人は一部の人に限られます。多くの人はなぜ老後資金を準備できないのかを調べてみましたので、ぜひ参考にしてください。
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1.口座を開設して満足しそのまま放置

つみたてNISAで絶対にやってはいけないこと1つめは「口座を開設して満足しそのまま放置」することです。

NISA口座を開設したことで満足してしまい、投資信託の積み立てを始めない人が実は半数近くもいます。例えば、2019年につみたてNISA口座を開設した人のうち、20代では約47%、30代で約48%の人がその年に投信の購入を1円もしませんでした。

なんと。

何のために口座を開設したのでしょうか。

何が原因で開始できないのか?

その理由は以下の一節に書かれていました。

始められない理由の一つは、商品を選べないことにあるようです。最近はネット証券に口座を開設する人が多いのですが、つみたてNISAで取り扱う投資信託の数が160本を超えるところもあります。将来、個別の株式やつみたてNISA対象外の投資信託なども購入したい人はいいですが、投資はつみたてNISA対象商品で十分だという場合には給与振込先の銀行で始めるという選択肢もあります。

なるほど、商品を選べないとのこと。

どれがいいのか分からない、どれが儲かるのかが分からないといったところでしょうか。

こうなると口座開設数の多さについてのニュースも割り引いて考える必要がありそうです。

アクティブな口座は半分しかないということですから。

楽天証券やSBI証券なら人気の投資信託がランキング形式で紹介されています。

人気があるということはそれだけ多くの人から支持されているわけですから、誰かに聞くより信頼できます。

まずは少額でもいいので始めてみることです。

2.タイミングを計る

つみたてNISAで絶対にやってはいけないこと2つめは「タイミングを計る」ことです。

つみたてNISAで投信の購入を始めないもう一つの声でよくあるのが、「株式市場が下がったら(株価が安くなったら)始めたい」というものです。投資というと「相場を見て売り買いするもの」「安いときに買って上がったら売る」といったイメージがあるせいか、このように考える方も多いようです。

口座を開設してもつみたてを開始しないもう一つの理由がここに書いてありました。

確かに「安くなってから買いたい」という気持ちは分かります。

しかし、つみたてNISAです。

短期で利益を上げようとする手法ではなく長期で徐々に資産を増やしていこうとする手法です。

投資で最も難しいのが購入タイミングであり、プロでも難しいものです。

一定のタイミングで一定の金額を継続的に購入し続けることで、長い目で見ての購入コストをできるだけ抑え、資産を増やしていけるのです。

「安く買って高く売る」を実践したいのであれば、それは投資信託ではなく個別株で実践すべきしょう。

またつみたてNISAの口座ではなく一般口座で実践したほうがよいです。

よって、そもそもの投資手法を勉強する必要があると思います。

3.目いっぱい積み立てる

つみたてNISAで絶対にやってはいけないこと3つめは「目いっぱい積み立てる」ことです。

つみたてNISAで投資できる非課税投資枠は年間40万円ですが、これはあくまでも上限額。無理して目いっぱい投資枠を使う必要はありません。例えば、指定した銀行口座から残高不足で何度か連続して引き落しできないと積み立てがストップされ、再設定が必要になります(そこで面倒になって挫折してしまう人もいます)。積立額は変更できるので、最初は無理のない金額から始めて、徐々に増やしていきましょう。

これは表現に語弊があります。

正確には「無理に目いっぱい積み立てる」が正しいです。

資産に余裕のある人、投資経験が豊富な人、リスク許容度の高い人などは目いっぱい積み立てるのは何ら問題ありません。

問題なのは余裕資金の少ない人やリスク許容度の低い人です。

日々の生活費がカツカツなのに限度額いっぱいまで投資に回していたら、いざというときのお金がなくなってしまいます。

また、メンタルが弱くて値動きにドキドキしてしまうタイプの人は毎月3万円以上のお金を投資していたら、生きた心地がしないのではないでしょうか。

あくまで年40万円が上限ですから毎月10,000円でもいいでしょうし、1,000円でもいいでしょう。

まずは自分に可能な範疇で投資するとよいでしょう。

そして資金を捻出できるようになったり、精神的に慣れてきたら徐々に金額を増やしていけばよいのではないでしょうか。

4.すぐに解約してしまう

つみたてNISAで絶対にやってはいけないこと4つめは「すぐに解約してしまう」ことです。

非課税期間20年という長期投資を促す制度にもかかわらず、1年程度で解約してしまう人も多いようです。

つみたてNISAは保有している投資信託をいつでも(一部または全部)解約できる、つまりどんな用途にでも使えることは利点です。ただ何の目的もなく、少し値上がりしたからといって解約(利益確定)したり、値下がりしたため怖くなって解約してしまったりを繰り返していては、長期的な資産形成はできません。できるだけ長く保有し、頻繁に売買しないことが大切です。

これも非常にもったいない話です。

そもそもの制度設計は繰り返しですが長期投資が大前提です。

20年くらいもっておけば勝てる可能性が高いと考えられています。

似たような制度のiDeCoは60歳にならないと引き出せませんが、つみたてNISAはいつでも解約して現金に戻せます。

その点は気軽であり、メリットかもしれません。

しかし、1年程度で解約しているようでは資産を大きく増やすことなど到底できません。

つみたてNISAを始めるなら20年後を見据えておく必要があります。

5.毎日の値動きに一喜一憂する

つみたてNISAで絶対にやってはいけないこと5つめは「毎日の値動きに一喜一憂する」ことです。

つみたてNISAで、お給料から自動的に積み立て投資をする仕組みを作ったら、あとは淡々と続けましょう。投資に必要以上に手間や時間をかけず、仕事を頑張る、趣味を楽しむといったことに目を向けましょう。

「最終的にどう解約したらよいのか」という出口に関する質問をいただくこともありますが、若いうちは出口を考えるよりも続けることが大切。それに、積み立て投資で積み上げた資産を将来一気に解約する必要もありません。すでに、一部の金融機関では投資信託を自動的に解約できるサービスも出てきています。皆さんが資産形成をする、その先の未来(20年後、30年後)には、もっと解約時のサービスも充実していると思います。

なんども繰り返しますが、つみたてNISAは20年を想定した制度です。

長期投資が前提なのに毎日の値動きに一喜一憂していたら、おそらく心と体がもたないでしょう。

株価は上がるか下がるかしかないのですから、下がる日だってたくさんありますし、時には暴落します。

それでもつみたて続けるのが積立投資の本質です。

つみたてNISAの設定を済ませたら、あとは忘れて日々の生活を営むだけの話なのです。

また、現時点で出口戦略を考えるのも多くの人にとっては早すぎます。

確か2018年に始まった制度ですから、一番早く開始した人でもまだ5年経っていません。

「継続は力なり」ですから、まずは20年を目標に続けることを意識したほうがいいです。

いや、「設定したら忘れる」のですから無意識になるほうがよいでしょう。

年配の方はともかく、若い人であれば出口戦略を意識するのは15年くらい経過してからでも十分ではないでしょうか。

まとめ

以上『【重要】つみたてNISAで絶対にやってはいけない5つのこと』でした。

いかがでしたか?

せっかくつみたてNISAを始めようと口座開設する人が増えているのに、実際に始めている人が半分程度しかいないというのは驚きでした。

また、まだ投資に関するリテラシーが低いのも残念です。

なんとなく「投資を始めたほうがいいかな」という周囲の雰囲気で口座を開設したものの、結局本気度が低くて開始に至らない人が多いのでしょう。

さらに始めたものの、株価が下がったりして怖くなってやめる人も多そうです。

しかし、投資を勉強していくと長期の積立投資が最もリスクが低いことにも気づきます。

となれば「つみたてNISA」が素晴らしい制度であることに気づけるのではないでしょうか。

以下関連記事です。

私は貯金派ですが、つみたてNISAは推奨しています。

インデックス投資でも「億り人」になれる可能性はあるのです。

なるべく損しないよう投資したいなら「つみたてNISA」を利用しない手はありません。

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