40代、50代で早期リタイアしたサラリーマンが語るFIRE事例3選

40代、50代で早期リタイアしたサラリーマンが語るFIRE事例3選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

FIREネタですが、40代・50代がターゲットです。

40代・50代になってきますと、若い頃と同じモチベーションで仕事を続けていくことが難しくなってきます。

特に独身だと守るべき家族もおらず、ただただ自分のために働くわけで、仕事に醍醐味を感じられないと、どんどん気力が衰えていくことでしょう。

そして「FIREしたい」という願望を抱くことになるかもしれません。

そこで今回は実際に40代・50代で早期リタイアした人たちがどのように実現したのかを見ていきたいと思います。

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1.早期リタイアを目標に貯金と投資を続けてきた

まず1人目は、48歳で退職し、現在はフリーランスでゆるく働くAさんです。

AさんがFIREを目指した理由は以下の通り。

Aさんは「FIREするうえで仕事は0か100かじゃない。あくまで仕事に縛られるという現象をなくして、自分がストレスを感じない範囲で楽しんで働くというのがFIREを目指した理由」と話します。ただ、FIREするための資金を貯めるのは、そう簡単ではなかったようです。

「楽しんで働く」とはなかなか難しいことです。

だからこそFIREを目指したとのことですが、お金を貯めるのはかなり大変だったはず。

その資産増加方法はこちら。

具体的には、Aさんは毎月20万円ほどの金額を貯金に充て、ボーナスも全額貯金していたものの、「途中から、このままではいつまでたっても早期リタイアできないと思い、投資も始めた」のだそうです。

「これが意外と効果的で、ちょうどアベノミクス相場に乗れたこともあり、そこでぐっと資産がふえた。経済的に自立するのはやっぱり大変なことだと思いながら、ようやくめどが立ったので退職することにした」と振り返ります。

毎月20万円を貯金に回していたということは、それなりに収入の多い人であったこと、節約を徹底していた人であることが予想されます。

そして「投資」というキーワードが出てきました。

アベノミクス相場というラッキーな面があったにせよ、投資が資産を大幅増加に導いてくれたようです。

2.早期退職募集の利用

2人目は54歳でFIREしたBさんです。

若い人にとっては54歳でFIREなら「もはやFIREではない」と思われるかもしれません。

しかし60代を迎える前に会社を辞められるのであれば、十分FIREや早期リタイアと言えるでしょう。

まずはBさんがFIREを目指した動機から。

「自分が小さい頃、父が仕事ばかりであまり家にいないことを寂しく感じていたし、それで子ども3人を育てる母の姿も見てきた。そんなこともあり、仕事づくしで終わる人生は嫌だなぁ、65歳の定年まで40年間以上会社で働くのは御免だと思っていた」と続けます。

定年まで働き続けたいとは思わないですよね。

できれば早くリタイアして、あとは悠々自適とは行かないまでものんびりと過ごせるのは理想です。

さて、そんなBさんが早期リタイアするきっかけとなったのは会社の早期退職募集だったそうです。

そんなBさんのもとに舞い込んだのが早期退職募集の知らせ。「会社で早期退職者を募っているのを見て、これはチャンスだと思い、すぐに手を挙げた。上司や部下からは引き留められたけれど、こんな待遇で早くに会社を脱出できるなんて願ってもないチャンスだと思った」のだそうです。

早期退職募集は、まさに会社を辞めるチャンスです。

退職金をもらうこともできたかもしれません。

Bさんについては資産状況の詳細が見えないので何とも言えませんが、会社を辞めようか迷っている人にとって早期退職募集は背中を押してくれたに違いありません。

ご家族の反対が無かったこともプラスに働いたのでしょう。

何よりご本人が中国語という絶対的なスキルを持っていたことが大きいです。

会社を退職後、語学学校に週数コマの授業を担当して、一定の収入は確保できているようです。

こういうスキルを持っていることは、退職後のお金の不安を和らげてくれます。

3.FIRE後の生活をイメージしてスキルを磨く

そして3人目のCさんは、まさにスキルを磨いていたことでFIREを実現しました。

Cさんも動機や資産状況について特に言及はありませんでした。

CさんについてはFIRE後についてフリーランスで働くことを前提としており、スキルアップに懸命に励んだそうです。

「早期リタイア後は、今現在やっている仕事をしようと思っていたから、フリーランスとしてやっていく信頼を獲得するためにスキルを必死で磨いたし、資格試験の勉強もたくさんした」のだそうです。

「会社勤めで人事部の仕事をしているときにも、常に『キャリアコンサルタントだったらどうやってアドバイスするか』とか『どうやって自分の言葉を相手に響かせるか』ということを考えて仕事をしていた。FIRE後にやることが明確なら、それまでのサラリーマン人生も無駄にはならない」と話してくれました。

FIREは「会社を辞めたい」から目指すのではなく、何かをしたいからFIREするという考え方のほうがよいという好例と言えるかもしれません。

FIREは投資益で生活していくのが定義ですが、投資益だけで生活していくのは簡単なことではありません。

会社を辞めても働いて食べていけるスキルを身に付けておくことは自分を守るためにも必要なことと言えます。

まとめ

以上『40代、50代で早期リタイアしたサラリーマンが語るFIRE事例3選』でした。

いかがでしたか?

結局いわゆる「FIRE」というより「早期リタイア」の側面が強い事例でした。

ただ3人に共通して言えるのは、FIREするための事前準備が綿密だったことです。

そして会社を辞めても食べていける状況を作っていたこと。

40歳以上で会社を辞めるということは、年金受給開始までの間をどのように乗り切るかにかかっているといっても過言ではないかもしれません。

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