安易な地方移住否定派の私が将来地方へ戻る決断をした4つの理由

安易な地方移住否定派の私が将来地方へ戻る決断をした4つの理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

当ブログではたびたび「地方移住」について書いてきました。

地方でのんびりした生活に憧れる人たちに対し、ド田舎出身者として警鐘を鳴らす目的です。

では、当の本人は老後をどこで暮らそうと考えているのか?

さんざん悩んだ結果、私は地元へ帰ろうと思っています。

「現時点で」との条件付きですが、将来地方へ戻ることにした理由をまとめてみました。

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1.親がいる

まずは何と言っても地元には「親がいる」ということです。

親も最期には死ぬわけで、墓をどこにするかとの問題も出てきます。

私が地元に帰るとなれば、両親も安心して地元のお寺のお墓で眠ることを選択するでしょう。

親が何歳まで生きているかは分かりませんが、親に会うために新幹線で地元へ帰るのは財布的にも厳しいです。

頻度を増やすことが難しい。

だったら、こちらが戻って近場に住めば、顔を合わせる回数も増やせます。

昔だったらあまり考えなかったことなのですが、年齢を重ねるにつれ、親の死が現実的に迫ってきたことで心境に変化が表れました。

2.親戚が圧倒的に多くいる

次に親戚が圧倒的に多くいることです。

特に深い付き合いをしているわけではないので、何か面倒を見てもらえるといった期待はしていません。

むしろ、何かあるたびに地元へ戻るのも老体と財布には堪えそう。

だったら、地元に帰ってしまったほうがよいだろうという判断です。

親戚に頼ることがあるとすれば、最期の最期で弟が私より先に亡くなっていた場合、誰かに葬儀をおこなってもらうとかでしょうか。

3.住宅を東京より安価で購入できる

3つめは「住宅を東京より安価で購入できる」ことです。

多くの人にとって人生最大の買い物は「住宅」のはず。

当然私も住宅購入を検討しています。

どこに家を買おうか散々悩みましたが、地元に買うのが良いのではないかと思いました。

地元といっても私の実家付近ではありません。

ド田舎では自動車が無いと生活できません。

よって、実家より都市部の駅近に家を買うことを検討しています。

実際に調べてみると、圧倒的な低価格のメリットがあります。

同じ築年数でだいたい似たような条件の中古一戸建ての価格を比較してみると、東京だと8000万円くらいの条件の家が地元なら3000万円台でした。

地方にも駅はピンキリで存在していますので、実家に近く県庁所在地にも遠くないところを選択しようと考えています。

もっと条件を変えていけば2000万円台で住宅を購入することも不可能ではないでしょう。

ちなみに私の地元なら2000万円を若干割り込む価格になります。

東京の人にしてみたら、1000万円台で庭付き・駐車場スペース付き一戸建てが買えるなんて信じられないことでしょう。

そのくらいド田舎なのです。

4.地元に愛着がある

最後の4つめは「地元に愛着がある」ことです。

地元を離れてからすでに15年以上経過しましたが、今でも地元は好きです。

東京にいる間も地元のアンテナショップにはたまに行って、食材を買ったりしていました。

死ぬまでの残された時間を使って、地元へ帰り、昔の思い出を辿ってみたいと思っています。

昔行ったお店がまだ残っているところもあれば、すっかり変わってしまったところもあります。

数十年の時間を経て、どのようになったのか、いろいろな場所へ行きたいです。

また、県内には行ったことのない場所もたくさんあります。

残りの時間で元気なうちにいろいろ旅してみたいと考えています。

まとめ

以上『安易な地方移住否定派の私が将来地方へ戻る決断をした4つの理由』でした。

いかがでしたか?

便利さだけで言ったら、圧倒的に都会(首都圏)です。

ただ、家の価格が高い。

これに尽きます。

老後資金を捻出するためには、住宅購入費用をできるだけ抑えたいのが本音です。

よって、今のところは地元へ戻る方向で検討しています。

以下関連記事です。

「都会風は吹かすな!」とは過激ですが、そんな言葉が出てくる気持ちは田舎側の人間としては少し理解できます。

地方は自動車が無いと生活できない場所が多いです。老後に運転できなくなったときのことまで想定しておかなければいけません。

ド田舎出身の40代男性がド田舎の真実をお教えします。

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