「老後のお金が不安」と感じたら真っ先にやるべきことベスト1
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
老後資金に関する「ダイヤモンド・オンライン」に掲載された記事です。
と思いきや2023年前半の話題作『JUST KEEP BUYING』の中身に関する記事でした。
老後不安の対策としては何をやるべきなのでしょうか?
「老後のお金が不安」なら金融資産を継続的に買おう
今回の記事の結論は、「老後のお金が不安」と感じたら「投資をしよう」という話です。
本書内ではP186に「投資すべき理由」として、まず第一に「老後に備えるため」と挙げられています。
自分の将来のために備えることこそ投資する理由なのです。
誰しもいつかは働けなくなります。
あるいは、働きたくなくなる日が来ます。
だからこそ、その日がいつ訪れてもよいように投資をして、老後資金をつくるのです。
では、投資とは言うものの、何をすればよいのでしょうか?
『JUST KEEP BUYING』では極めて簡単な手法を提案しています。
その方法は「資産をひたすら買い続けること」です。
本書のタイトルにもなっている「ジャスト・キープ・バイイング」とは、収益を生み出す様々な資産を継続的に購入することだ。
収益を生み出す資産とは、将来的に不労所得を生み出せる、株式、債券、不動産などの資産のこと。
ただし、細かな戦略はそれほど重要ではない。なにより大事なのは、「どんな金融資産を、いつ、いくらくらい買うべきか」ではなく、ただひたすら買い続けることだからだ。
このアイデアはとても単純に見える。実際、極めて単純だ。
家賃や住宅ローンを払うのと同じように投資を習慣にし、食料品を買うように頻繁に金融資産を買う――ただそれだけなのだ。
なぜ、ひたすら買い続けるべきなのか?
なぜ、ひたすら買い続けるべきなのでしょうか?
ジャスト・キープ・バイイングは、簡単に富を築くことのできる積極的な投資アプローチだ。雪玉が坂を転がるようなものだと考えてほしい。あなたは、ただ買い続け、雪玉が大きくなっていくのを見ていればいい。
ただただ買い続ければ、あとは自然と資産は大きくなっていく。
本当にこれだけが本書『JUST KEEP BUYING』での主張です。
なぜ買い続けるだけでよいのでしょうか?
その理由は以下のとおりです。
ほとんどの市場は、ほとんどの期間、上昇している。
これは、混沌とし、時に破壊的な人類史の中でも変わらない真実である。世界的な投資家ウォーレン・バフェットも、次のように雄弁に語っている。
「20世紀、米国は2度の世界大戦や、大きな痛手を被り、多額の費用が必要な戦争をいくつも経験した。さらに、大恐慌や、十数回の景気後退期、金融恐慌もあった。(中略)それでもダウ平均株価は66ポイントから1万1497ポイントに上昇した」
この論理は米国市場だけに当てはまるものではない。世界中の株式市場は長期的にプラスの傾向を示している。
長期で見れば、株価は上昇し続けてきました。
これから未来も同様に上昇し続ける保証はありません。
しかし過去のデータから考えれば、その上昇カーブは緩やかになるかもしれませんが、上昇を続ける可能性の方が高いと考えてよいでしょう。
実際、私も将来に向けてまだまだ株価は上昇すると信じて投資しています。
そして積立投資は「ひたすら買い続ける」を実現していると思っています。
本当に真っ先にやるべきことが「投資」なのか?
それにしても、です。
老後のお金の不安を感じたら、真っ先にやるべきことが「投資」かと問われれば、私は疑問しかありません。
資産形成で真っ先にやることは「支出の削減」ではないかと思うからです。
支出を減らすことで低収入でも生活していける土台をつくれますから。
もちろん投資もやっておくに越したことはありません。
ただ、対象者が年齢が50代後半に差し掛かっていたら、それでも投資を全力でお勧めできるかどうか。
さすがに50代後半ともなると、投資を推奨するのは躊躇してしまいます。
現役時代で給料が毎月入る人ならまだしも、老後は少ない年金収入に頼らざるを得ず、その中で投資に回せる金額などたかがしれています。
だから投資よりも支出削減を優先すべきだと考えています。
まとめ
以上『「老後のお金が不安」と感じたら真っ先にやるべきことベスト1』でした。
いかがでしたか?
さすがに真っ先に投資と言われると疑問しかありません。
しかし、まだ50歳未満であれば老後を見据えた投資をおこなって損は無いでしょう。
むしろ投資をしておいたほうが良いとさえ言えます。
今の日本であれば、NISAやiDeCoを有効活用するのが最優先だと思います。
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