投資の初心者でも安心?個人でもできるリスクの低い投資商品6選

2018年11月11日

 僕は、今のところ株式投資とは距離を置いています。

 以前はやっていました。

 やらなくなったきっかけの1つは、2006年のライブドアショックです。

 あの日、1日で約40万円を失いました。

 慌てて職場で売り注文を出してことを昨日のことのように覚えています。

 後にも先にも、仕事中に株の取り引きをしたのは、このときだけです。

 その後もFXやCFDなど、いろいろと手を出してはみたものの、ことごとく負けました。

 一番の原因は、値動きが気になって、仕事が手につかなくなってしまうメンタルでした。

 こうなると、もはや株は自分には合わない、という判断になり、結果として株式投資から手を引いたのです。

 それ以来、株はやっていません。

 アベノミクスで株価がどんどん上がっていくのも、ずっと横目で眺めていました。

 正直、ここまで上がるとは思っていませんでした。

 ただ、株を買わないというのも投資判断の一つです。

 今さら何を言っても、仕方ありません。
 
  
 さて今回は、本ブログでは珍しく投資についての記事です。

 投資と言っても、できるだけリスクの低いものをご紹介します。

 銀行に普通預金として預けているよりもいいんじゃないの?というレベルのものです。

 投資が怖い、投資はよくわからないという人でも、やってみようかなと思えるではないかというものをご紹介していきます。

 あくまで投資を実際にやる際は、自己責任でお願いします。

 ※本記事は2018年7月25日に公開しております。
  記事中の金利は公開当時のものとなっておりますので、あらかじめご了承ください。

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リスクの低い投資その1 ネット銀行の預金

 僕が利用している三井住友銀行は、普通預金の金利が2018年7月現在、0.001%です。

 これだけ金利が低いと、もはや金利などないに等しいです。

 いったいいくら預けたら、1万円の利息がもらえるというのでしょうか。

 となれば、投資をしたほうがよいのではないか、と言いたいところですが、そうはいきません。

 やはり、資産が減るのは怖いわけです。

 怖いというより、資産が減るのは嫌、という表現の方が正しいかもしれません。

 資産が減るのは嫌だとなれば、この低金利時代の中でもできるだけ金利の高い預金を探す、ということになるでしょう。

 金利が0.001%よりも高い預金。

 あります。

 ネット銀行の預金の金利を調べると、0.001%より高いものがあります。

 例えば、住信SBIネット銀行。

 僕も使っています。

 普通預金の金利は、三井住友銀行と同じ0.001%です。

 しかし、住信SBIネット銀行には、「SBIハイブリッド預金」なるものが存在します。

 「SBIハイブリッド預金」とは、住信SBIネット銀行の関連証券会社であるSBI証券の株式取引に使うための資金を預けておく預金のことです。

 2018年7月25日現在、0.01%の金利となっています。

 なんと普通預金の金利の10倍!

 SBI証券で株を買わなくても特に問題はありません。

 僕の場合は、SBIハイブリッド預金に資金を預けておいて、何かしたくなったら、この後に紹介する商品に資金を移動させています。

 また、楽天銀行では、普通預金の金利が驚愕の0.02%です。
 
 さらに、楽天カードの引き落としがあると、0.04%にまで上がります。

 恐るべし、楽天経済圏。。

 ネット系の銀行であれば、特に何も考えなくても、大手都市銀行などよりはマシな金利でお金を預けておくことができます。
 
 

リスクの低い投資その2 定期預金

 普通預金よりも、はるかに金利が高くなるのが定期預金です。

 デメリットは一定期間おろすことができなくなることでしょう。

 ですので、余裕資金をあてるようにしてください。

 これもネット系の銀行を利用するのがよいでしょう。

 住信SBIネット銀行であれば、通常0.02%です。

 ところが、一定期間のみ、0.2%まで上がることがあります。

 僕もどういう時期に金利が高くなっているのか、見抜くことができていないのですが、とにかく一定期間だけ金利が高くなっています。

 僕の場合、資金に余裕がありますので、タイミングを見て、6ヶ月定期にして、何かがあったときでも6ヶ月ですぐに資金を動かせるようにしています。

 基本的に元本保証ですから、すぐに使う予定のないお金であれば、定期預金にしておくというのもアリでしょう。
 
 

リスクの低い投資その3 仕組預金

 仕組預金とは、定期預金と同じように、一定期間資金を預けて、元本と利息を受け取る預金です。

 ただ、定期預金と異なるのは、預入期間です。

 住信SBIネット銀行の場合、1年から10年の期間で預け入れるのですが、預金する利用者側が預入期間を選ぶことができません。

 よって、1年で終了することもあれば、10年続くこともある、不確定要素のある預金です。

 もちろん途中解約もできません。

 その代わり、定期預金より高い金利となっています。

 最新の募集では、1年から10年ずっと金利が同じタイプ(フラット型)ですと0.30%。

 「ステップアップ型」といって、毎年徐々に金利が上昇するタイプもあり、その場合は10年後には0.75%となっています。

 実際、10年までは行くことはまずないので、僕はいつもフラット型で預け入れています。

 僕の経験では、長くて3年で終了しています。

 募集のたびに金利が上下しているので、安めの金利のときに預け入れてしまうと、解約ができませんから、ちょっと損した気分になります。

 うまく金利が高めのタイミングを見つけられるかが勝負です。
 
 

リスクの低い投資その4 国債

 「個人向け国債」なんてのが出始めたのは、一体いつのことでしたでしょうか?

 うーん、懐かしい。

 普通預金よりも金利は確かに高いです。

 直近のもので0.05%。

 そのときの情勢によって上下します。

 ただし、普通預金よりは高いのですが、先に紹介した定期預金や仕組預金よりは低いです。

 ただ、万が一、購入後にもっと金利の高い商品を見つけて、「そっちを買いたい!」となったときに、個人向け国債であれば、購入後1年経過していれば換金することができます。

 ペナルティとして「直近2回分の利息」の支払の必要が生じますが、元本割れの恐れはありません。

 国が破綻してしまえばそれまでですが、そうなったときには円でもっていた資産は国債だけなく、預金も含めてすべてパーになるでしょうから、その懸念は不要です。

 先にも記載しましたが、やっぱり金利が低いんですよね。

 その点が「個人向け国債」の魅力の乏しさです。

 正直言って、僕も購入したことはありません。

 購入したことのある国債は個人向け国債ではなく、利付国債のほうです。

 こちらも金利は情勢によって上下します。

 しかし、解約のタイミング次第で元本割れする恐れがありますので、注意が必要です。
 
 

リスクの低い投資その5 地方債

 今から15年以上も前、地方に住んでいたころ、たまたま銀行の窓口で存在を知り、購入した商品です。

 こちらも普通預金に比べれば金利は高いです。

 地方自治体が発行している債券ですから、各地方自治体によってさまざまな金利・期間のものが発行されています。

 僕はSBI証券をチェックしていますが、直近では静岡県の債権を見つけました。

 地方債も国債と同様に、自治体が破綻しなければ、そして中途換金しなければ、元本は保証されていますから、リスクは低いです。
 
 

リスクの低い投資その6 社債

 最近、僕がたまに買っているのがこちらです。

 SBI証券を利用していると、グループ企業であるソフトバンクの社債がたびたび出回ってきます。

 既発債のため、残りの期間はその売りに出された社債によってまちまちです。

 ただ、金利は参考利回りで0.7%とかで、普通預金や定期預金、仕組預金などに比べるとはるかに高いです。

 これは社債ですから、倒産リスクというものがあり、そのあたりが影響しているのかもしれません。

 僕は「ソフトバンクなら大丈夫だろう~」という軽い気持ちで買っています。

 ずっと保有し続け、会社が倒産しなければ、元本は保証されますから、損はしないはずです。

 ただし、社債といっても実はいろいろな種類がありますので、購入前にはよく調べてから購入する必要があります。
 
 

まとめ

 以上いかがでしたでしょうか?

 株や投資信託、FXなどは資産が目減りする可能性があるため、どうしても躊躇してしまう人も多いでしょう。

 しかし、そこまでのリスクを負わずとも、普通預金よりは高い利息を得ることのできる商品も存在しています。

 ローリスク・ローリターンですが、それでもよいという方は、今回紹介した商品を組み合わせて、最低限度の利息を得てはいかがでしょうか?

 その間に投資の勉強を続け、株式投資デビューを果たすというのも悪くないでしょう。

 また、市場を日本円に限る必要もありません。

 為替リスクも出てきますが、海外に目を向けるというの大事です。

 市場は日本だけとは限りません。

 全世界を見渡し、勢いのある市場を見つけ出すことも重要です。

 とにかく、自分に合ったスタイルで資産を増やしていけるよう心がけてください。

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