40代になってから4年で1000万円貯金した人がやった7つのこと
先日、誕生日を迎えた際、ふと気づきました。
40歳になってからちょうど4年で1000万円を貯金していました。
合計の貯金額ばかり意識していましたから、自分でも驚きました。
それにしても、近年貯金のペースが加速しています。
非常にありがたい限りです。
40代になってもまだ1000万円貯金できていない人も多々いる中で、3000万円オーバーまで到達できたのですから。
それにしても、まだ貯金を1000万円貯めることができていない人との違いはどこにあるのでしょうか?
今回は、僕が1000万円貯めるに至った節約ポイントをご紹介します。
40代で1000万円貯金した方法その1 出世する
4年で1000万円貯金することができたわけですが、一番大きかったのは出世して、収入が増えたことだと考えています。
短期間で大きな金額の貯金をしようと考えた場合、ある一定の収入は必要です。
1000万円を4年間で貯めるということは、平均すれば1ヶ月におよそ20万8千円を貯める必要があります。
節約だけでは残念ながら難しいと言わざるを得ません。
僕の場合、本業でしっかり結果を残し、昇給・昇格することができました。
40代前半の男性の平均年収が564万円らしいのですが、それよりはるかに高い金額をいただいています。
独身で一人暮らしですから、お金は自由に使うことができます。
それゆえに、油断していました。
自分では気づいていませんでしたが、支出が多かったです。
40歳から41歳の1年間では、150万円しかお金を貯めることができませんでした。
それが、43歳から44歳の1年間で350万円貯めることができています。
ということは、本当なら4年よりも短い期間で1000万円貯めることができていたのでしょう。
貯金のペースが上がった理由は、40歳になりたてのころに比べ、支出が格段に減ったことです。
収入も増え続けましたが、それにも増して支出が大きく減りました。
支出が減った理由は一体何だったのか?
その答えをここから述べていきます。
40代で1000万円貯金した方法その2 部屋の掃除・整理整頓をした結果、必要な物以外買わなくなる
僕の貯金生活にとって最大のターニングポイントになったのが、実は断捨離です。
とにかく部屋の掃除ができず、整理整頓もできなかった僕が大きく変化したのは、断捨離のおかげといっても過言ではありません。
そのくらい生活が激変しました。
最も意識が変化したのは、いらなくなった不用品を捨てているときでした。
自分の中では「ゴミを捨てる」という感覚だったのですが、今捨てている「ゴミ」とは、元々はすべて自分の「お金」だったと気づきました。
つまり、「ゴミを捨てる」という行為は、すなわち「お金を捨てる」という行為にほかならなかったのです。
この事実に気づいたとき、もうムダ遣いはやめようと心に誓いました。
そして、欲しいものに手を出すのではなく、本当に必要な物だけを買うようにしました。
これ以来、支出が激減しました。
とにかく買い物が減りましたし、行く回数も減りました。
特に買う回数が減った物は洋服です。
これまで、ことあるごとに服を買っていたのですが、これが激減。
年間で2~3回程度しか買わなくなりました。
また、大好きだった靴も買わなくなりました。
2016年の3月を最後に、靴は1足も買っておらず、持っている靴をローテーションさせ、メンテナンスしながら履いています。
40代で1000万円貯金した方法その3 スポーツジム・スカパーをやめる
僕がやった断捨離は、物にとどまりません。
サービスの断捨離にも手を付けました。
その代表格がスポーツジムとスカパーです。
スポーツジムは、ダイエットをしようと入会したもので、毎週土曜日に通っていました。
しかし、運動している内容からして、自宅でもやろうと思えばできるのではないかと思い始め、料金の値上げもあり、解約することにしました。
スポーツジムの月額料金はおよそ8000円でした。
スカパーは、海外サッカーをはじめ、NBAやボクシングといったスポーツ大好き人間なら欠かすことのできないものでした。
週末はテレビにかじりついてスポーツを見まくっていました。
しかし、時代の流れとともに、インターネットでもスポーツを見ることができるようになってきました。
しかも、必死に探せば無料でも視聴可能な番組もありました。
確かに画質が劣りますし、閲覧者が多いと止まってしまうこともしばしば。
それでもお金を掛けずにスポーツを見ることができるのであれば、画質にはこだわりません。
不要なチャンネルはどんどんカットしていき、そして1チャンネルだけの契約まで減らしました。
減らした金額は、およそ8000円。
よって、スポーツジムとスカパーだけで1ヶ月16000円の節約です。
1年間で19万2千円ですから、かなり大きな支出カットにつながりました。
40代で1000万円貯金した方法その4 会社の同僚との飲み会を減らす
会社で徐々にポジションが上がっていくと、それなりに飲み会の回数も増えていきました。
その結果、支出がどんどん増えていきました。
多い月では、飲み会だけで6万円くらいポケットマネーから出ていきました。
これではお金が貯まるはずもありません。
ですから、徐々に飲み会に行く回数を減らしていき、今では月に1回行くか行かないか程度まで抑えています。
そのため、交際費の支出が減り、一気に貯金のペースも上がりました。
お酒を飲む行為が貯金に与える悪影響を、身をもって理解することとなりました。
あと、飲み会に行かなくても、会社の人間関係はなんとかなるものです。
これからはセミリタイアに向かっていきますから、会社の同僚との付き合いはほぼ無くしていくつもりです。
40代で1000万円貯金した方法その5 外食を減らした
食事関連で言うと、減ったのは交際費だけではありません。
食費自体も減りました。
最大の要因は、外食が減ったことです。
夕飯は炭水化物を抜いていますので、ほぼ自宅ですが、問題はランチでした。
平日のランチは、基本昼休みにどこか外へ食べに行く。
土日のランチも、どこかへ食べに行く。
また、食材も多少こだわった高めのものを買うといった傾向がありました。
これを改め、ご飯を炊いて、おかずはお惣菜を中心とした中食で済ませるスタイルを確立させました。
ネットスーパーも使わなくなりました。
送料無料になるため、どんどん余計な食材を買い足してしまうのです。
これ、何の意味もないことに気づきました。
おかげで冷蔵庫の中は、常にすっきりしています。
40代で1000万円貯金した方法その6 スマホを格安スマホに乗り換える
直近でやった施策が、スマホの乗り換えです。
これまでドコモのスマホを長らく使用していましたが、通信費の高さに悩んでいました。
もっと安くすることができるのではないかと。
しかし、プラン変更だけでは大した通信費の節約にはならず、どうにか半額くらいにすることができないかと考えておりました。
そこへ登場したのが、格安SIM・格安スマホでした。
テレビでもいろいろな会社がCMをしており、どれにしてよいのか全く分からないような状況でした。
しかし、スマホの不調が僕の重い腰を上げざる得ない状況に追い込みます。
そのあたりの詳細は、こちらのエントリーをお読みください。
UQモバイルに乗り換えて、通信費を半額以下に節約した話
UQモバイルに乗り換えたことで、月額料金は7千円くらいかかっていたものが、3千円まで下がりました。
まさに半額以下。
やはり節約には固定費をいかに削るかが大事というのを痛感させられました。
40代で1000万円貯金した方法その7 そもそも欲しいものが無くなった
これは喜ぶべきことなのか、それとも悲しむべきことなのか。
どちらなのかよくわからないのですが、ここ最近どんどん欲しいものが無くなっていっています。
もはや欲しいものが無いと言っても過言ではない状況です。
欲しいもの、それは働かなくて済むお金くらいでしょうか。
「物」として、欲しい物と言われると、冗談抜きで思いつかないのです。
これは加齢とともに、徐々に欲しい物が無くなっていったように感じます。
今この記事を書いている最中にも、「自分が今一番欲しいものは何だろう?」と問うてみたのですが、これと言ったものは思い当たらず。
強いて言えば、終の棲家となる家くらい。
本当に何も思いつきません。
お金は貯まりましたが、その一方で何か大事な何かを失ってしまったのかもしれません。
まとめ
以上「40代になってから4年で1000万円貯金した人がやった7つのこと」でした。
自分の貯金の際に、何か参考になることはありましたか?
普段の支出には、自分では気づきにくいのですが、まだまだ削ることのできる箇所が多くあるのだなということは気づかされました。
僕の場合、娯楽費、交際費、食費、通信費を抑えることで、貯金のペースがあがりました。
一番大きな支出になるはずの家賃は下げずに、貯金が1000万円できました。
そう考えれば、皆さんにもまだまだ節約ポイントがあるはずです。
自分で気づいていないだけです。
誰か他の人と話をして、自分とのずれがあれば、その支出は本当は必要でない可能性が高いです。
すべてを切り捨ててしまえば、自分の楽しみが無くってしまうということもあり得ます。
可能な範疇で不要な支出を切り捨てていきましょう。
あとは、まず本業でがんばって収入を増やしてください。