金持ち体質になるために試してほしい6つのこと
どうも。『毎日が祝日』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「100万円貯金できない人が「金持ち体質」に生まれ変わる方法」
タイトルからしてよく分からないので取り上げてみました。
金持ち体質になるために試してほしい6つのこと
まず冒頭に書かれているのは「貯金できない人がお金持ちを目指すには、まずどうする?」
「100万円を貯められない人が金持ち体質になるためには、どうしたらいいのか?」と問いかけています。
そして筆者の経験から体質改善の方法として以下の方法が提案されています。
・家賃が月収の2割以下になる物件に引っ越す
・月収の2割を積立預金などで強制的に口座から落とし、残ったお金で生活する
・クレジットカードをやめる
・コンビニに行くのをやめる
・今後3年間は新しい服を買わない
・自分へのご褒美をやめる
これだけを見ると、何やら単なる節約術か貯金術のように見えてきます。
「筆者は誰?」と思ったので調べてみたところ、「午堂 登紀雄」という名前にたどり着きました。
実際にお金持ちになった人です。
ファイナンシャルプランナーやライターが書いた記事なら信じないでおこうと思いましたが、実際にお金持ちになった人であれば信用度は増します。
ですので、とりあえず一つずつ筆者の主張を見ていくことにしましょう。
1.家賃が月収の2割以下になる物件に引っ越す
金持ち体質になるための1つめの提案は、家賃が月収の2割以下になる物件に引っ越すことです。
手取り月収30万円の人は家賃6万円以下、手取り月収20万円の人は4万円以下の物件に引っ越しましょう。そんな物件はない?いえいえ、都市圏でも探せばたくさんあります。
家賃の安い家に住むことは貯金するためには鉄則とも言えます。
「金持ち体質になる」という主張は一旦置いておいて、「家賃が月収の2割以下になる物件に引っ越す」というのは素晴らしい主張だと思います。
なぜなら、私自身も家賃が安い家に住むべきという主張をしているからです。
私の場合は2割どころか1.5割と主張しています。
記事の筆者は私より優しい人のようです(笑)
よく「家賃は収入の30%以内」という話を聞きますが、30%は高すぎという点で筆者と私は共通しています。
家賃を下げることの効果は、狭くて小さな家に住むことで、必要最低限度のものだけで暮らす習慣を身につけられることだと思っています。
そして、見栄にお金を使うのではなく本質的なものにお金を使う意識を植え付けてくれます。
探せば物件はあります。
引っ越しという大きな作業を行わなければいけませんから、あなたの本気度が試される項目です。
2.月収の2割を積立預金などで強制的に口座から落とし、残ったお金で生活する
金持ち体質になるための2つめの提案は、月収の2割を積立預金などで強制的に口座から落とし、残ったお金で生活することです。
有無を言わせない強制的な貯金をして、限られた収入の中でやりくりする体質を作ります。
いわゆる「先取り貯蓄」とか「先取り貯金」と呼ばれる方法です。
貯金術としては定番として紹介される方法です。
当然私も過去に取り組んでおり、貯金の習慣が身についたため、推奨しています。
実際に記事にも書いております。
先取り貯蓄をおこなうことで、限られた予算内でやりくりしようとします。
そのため無駄な支出はしないようにする意識を植え付けることができます。
3.クレジットカードをやめる
金持ち体質になるための3つめの提案は、クレジットカードをやめることです。
つい使いすぎるという人は、欲望をコントロールできず衝動買いや買い物のしすぎの可能性があります。なのでカードは一切やめて、現金払いだけにしてみることです。それも、引き出すのは月1回のみで、計画的に使う習慣を作りましょう。
これは賛否両論あるでしょう。
そして人によるでしょう。
現在ではキャッシュレス決済に対してポイント還元される仕組みがありますから、圧倒的にクレジットカードは有利です。
ただ、この記事が書かれたのがどうやら2018年のようですから、まだキャッシュレス決済のポイント還元事業などない時期ですので、この項目の評価については割り引いて考える必要はあります。
それでも、クレジットカードをやめることで効果がある人が一定するいるであろうことも事実です。
それは、クレジットカードがあるとついつい買い物をしてしまう人です。
現金がないのにクレジットカードならということで買い物をしてしまう。
リボ払いなどしていようなら最悪です。
クレジットカードでの無駄遣い癖がある人ならば、クレジットカードをやめて現金払いのみにするのは効果的です。
さらに銀行口座から現金を引き出せるのは月1回だけという条件も素晴らしい提案です。
1ヶ月に何度も引き出すのは、計画的にお金を使うことができていない証拠です。
1回だけ引き出したお金で1ヶ月生活できるようになるべきです。
4.コンビニに行くのをやめる
金持ち体質になるための4つめの提案は、コンビニに行くのをやめることです。
どうでもいいものをつい買ってしまうコンビニに行くのもやめましょう。しかも定価ですし。これをやめるだけでも買い物のパターンがかなり変わります。
コンビニへ行くのもお金を無駄遣いしがちになります。
本当に必要ないものまでついつい買ってしまいます。
また、「コンビニ限定」というのが厄介。
私もポテトチップス好きであるがゆえに「コンビニ限定」のポテトチップスにはたびたびやられています。
割高で仕方がありません。
ですから私自身もコンビニでお金を使わないようにするにはどうしたらよいのかという記事を書いています。
私の場合はコンビニへ週に1回行くか行かないか程度ですが、人によっては毎日行く人もいるようです。
コンビニに行く時点でお金を使う気満々でしょうから、コンビニに行かないようにするだけで体質改善の効果があるのではないでしょうか。
5.今後3年間は新しい服を買わない
金持ち体質になるための5つめの提案は、今後3年間は新しい服を買わないことです。
服を買うのをやめましょう。靴下など穴が開くようなものは仕方ありませんが、服は3年くらいなら十分着られるものです。「新しい服が必要」という人は、周りの視線を気にしすぎなのです。周囲はそれほど自分の服装など気にしていないし、組み合わせ次第でなんとかなるものです。
洋服を買わないのも素晴らしい提案です。
流行の服ではなく定番の服を持っていれば、毎シーズンごとに新しい服を買う必要などありません。
私の場合は、洋服を無駄に買わないようにするためにどうすればよいのかという記事まで書いています。
洋服は支出を増やすだけでなく、部屋の収納にも問題をもたらします。
広い部屋・広い収納を必要としてしまいます。
無駄な支出を減らしたいと思うならば、洋服を買うのをやめるだけで効果を得られる人も多いはずです。
自分の支出のウェートで洋服が多いと思う人は、新しい服を買うのをやめることにトライしてみる価値は十分あると思います。
6.自分へのご褒美をやめる
金持ち体質になるための6つめの提案は、自分へのご褒美をやめることです。
どうでもいいものの衝動買いを容認する「自分へのご褒美」をやめることです。買い物でしか自分を慰められない体質から、そんなものがなくても元気を取り戻せるメンタルが鍛えられます。
私も「自分へのご褒美」の意味が分かりません。
やめるべきものとして以下の記事で紹介しています。
「自分へのご褒美」は自分を甘やかしているだけにすぎません。
理由をつけてお金を使っていいことにしているわけですから。
「褒める」という行為を金品に頼ってしまうと、次第に満足できなくなっていき、その金品はエスカレートしていきます。
自分を満足させたいのであれば、自分で自分を目一杯褒めてあげましょう。
モノを買う行為に頼っているようでは、いつまでたっても浪費癖は抜けません。
「金持ち体質」とは自分にとって価値のあることだけにお金を使うこと
ここまで金持ち体質になるための改善方法の提案を6つ見てきました。
こうして見てくると、基本的には私が過去に主張してきたことばかり書かれていました。
そして最後に先の記事では以下のように締めくくっています。
ライザップ方式というか、ビリーズブートキャンプ方式というか、とにかく期間はそれほど長くなくてもいいので、ちょっと極端な生活に振り切ってみることです。
自分にとっての最底辺的な非日常の生活をすると、それが日常となって贅沢病から解放してくれます。
私も全く同じようなことを書いています。
お金を無駄遣いする癖のある人は、一回極限まで節約してみるといいと思っています。
もちろん長期間は難しいとは思いますので、できれば1ヶ月試してもらいたい。
最初は1週間とかだと思いますが、目に見える効果を実感したいなら1ヶ月でしょう。
貯金がどれだけ増えるか答えが見えるわけですから。
そして、自分を追い込んだ先に見えてくるものは、自分にとって本当に必要なものです。
「金持ち体質」とは、自分にとって無駄なものにはお金を使わず、自分にとって価値のあるものにだけお金を使うことです。
自分の価値基準に合わせたお金の使い方ができるようになれば、手元には自ずとお金が貯まっていることでしょう。
まとめ
以上『金持ち体質になるために試してほしい6つのこと』でした。
いかがでしたか?
・家賃が月収の2割以下になる物件に引っ越す
・月収の2割を積立預金などで強制的に口座から落とし、残ったお金で生活する
・クレジットカードをやめる
・コンビニに行くのをやめる
・今後3年間は新しい服を買わない
・自分へのご褒美をやめる
結局は意味のない無駄遣いをやめることが金持ち体質への道です。
今回紹介した6つの改善方法で実行できていないものがあれば、ぜひ取り組んでみてください。