必ず貯まる!先取り貯金6つの方法

必ず貯まる!先取り貯金6つの方法

 みなさんは、どうやって貯金をしていますか?

 なんとかお金を貯めようと、できるだけムダ遣いをしないようにしているだけにとどまっていませんか?

 それだと、支出の多い月には貯金ができず、毎月安定した貯金額の増加につながっていないのではないでしょうか。

 もしかしたら、食べ物を食べるとき、好きな物から食べる人ですか?

 好きな物から食べれば、後に残るのはたいして好きでもないものたち。

 いや、それよりも楽しみは後の残しておいたほうがよくないですか?

 貯金も同じです。

 お金が入ったら、まず好きなことに使っていては、いつまでたっても貯金はできません。

 好きな食べ物を後にとっておくように、お金も将来使うためにあらかじめとっておくのが貯金成功の秘訣です。

 そのための最適な方法、それが「先取り貯金」です。

 今回は、いかに先取り貯金を成功させるか。

 そして、先取り貯金にはどのような方法があるのかをご紹介していきます。
 

成功する先取り貯金の考え方

 貯金の公式は「貯金=収入-支出」で計算されます。

 収入と支出の差額が貯金になるという、極めて当たり前の公式です。

 しかし、実際のところ、貯金の得意な人はこの公式では貯金を計算していません。

 貯金の得意な人は、「支出=収入-貯金」という計算をしているといます。

 この公式の意味が分かりますか?

 貯金の得意は人は、あらかじめ毎月いくら貯金するのかを決めているのです。

 「いやいや、月によって支出は変わるじゃないか?」

 そう思われるかもしれません。

 ここが貯金の得意な人と苦手な人の差です。

 貯金の得意な人は、支出をコントロールします。

 これが最重要ポイントとなります。

 例えば、毎月3万円先取り貯金をする仕組みを使ったとしても、残りのお金で生活しきれず、口座に当月以前から貯まっていたお金に手を出してしまえば、3万円を貯めることができなくなります。

 つまり、先取り貯金の仕組みを作っただけで、何の意味もないのです。 

 貯金の得意な人は、意地でも残ったお金で1ヶ月を暮らします。

 貯金には何が何でも手をつけません。

 貯金に手をつけてしまっては、先取り貯金の意味がないからです。

 だからこそ、貯金以上に支出に意識を傾けるのです。

 先取り貯金を成功させるには、その仕組み作りとともに、支出の見直しをおこなう必要があるのです。
 
 そして、一度仕組みを作ったら、引き出しにくい制度を選ぶのも成功の秘訣です。

 簡単に引き出せないからこそ、覚悟ができるというものです。

 それでは、先取り貯金には一体どのような方法があるのか?

 ここから一挙ご紹介です。
 
 

先取り貯金の方法その1 自動積立定期預金

 まずは、誰でも最もやりやすい先取り貯金の方法として挙げられるのが、銀行の自動積立定期預金です。

 僕も新卒の頃からやっていました。

 給料が振り込まれたら、一定額を自動積立用の銀行口座に移動させ、残りの金額で生活するという方法です。

 給料の振込口座とは別に口座を用意する必要がありますので、何かしらの手続きは行う必要があります。

 用途は自由ですから、住宅購入の頭金や車購入などの一時金、旅行に行くなどさまざまな目的で活用することもできます。

 僕の場合、一定期間は引き出すことのできない口座で自動積立を始めました。

 よって、給与が振り込まれても、自動積立に回った分は無いものとして生活していました。

 貯金を取り崩すこともありませんでした。

 より少ない金額で1ヶ月を過ごすという先取り貯金のトレーニングとしては最適です。
 
  

先取り貯金の方法その2 財形貯蓄

 次に挙げられるのは、財形貯蓄制度です。

 これは誰でも実行できるものではなく、職場に財形貯蓄制度があれば利用できます。

 社員は給料から一定額を天引きされ、会社がそのお金を財形貯蓄取扱金融機関に払い込むという仕組みになっています。

 制度としては、大きく分けて「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3種類に分かれています。

 自由な目的の一般財形貯蓄、老後に備える財形年金貯蓄、そして住宅購入の味方となる財形住宅貯蓄の3種類です。

 加入できるのは、その会社の社員であればだれでも可能です。

 アルバイトやパート、派遣社員でも、継続して雇用関係が見込まれる場合、積立期間(「一般財形貯蓄」は3年以上、「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」は5年以上)などの要件を守れば、財形貯蓄契約をすることができます。

 また、「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」のうち財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄については、合計元本550万円(もしくは元本385万)までの利息が非課税になるという優遇措置があります。

 厚生労働省の調査によると、従業員1000人以上の企業では8割以上が導入しているとのことです。

 自分の勤めている会社に財形貯蓄制度があるのであれば、その利用を考えてみましょう。

 貯めたお金を引き出す際には、手続きが必要になりますから、これがお金をむやみに使わなくする抑止力になってくれる可能性があります。
 
 

先取り貯金の方法その3 iDeCo(個人型確定拠出年金)

 ここ最近は、いろいろな制度が新たに登場してきました。

 先取り貯金の選択肢も増えてきています。

 ここからはその代表格のご紹介です。

 まずはiDeCo。

 名前を聞いたこともあるのではないでしょうか。

 iDeCoとは、60歳以降の老後資金を貯める目的の制度です。

 毎月一定の金額を積み立て、あらかじめ用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。

 つまり、最大の注意点としては、60歳になるまで引き出すことができないという点が挙げられます。

 よって、例えば住宅購入の頭金にしたい、車購入の資金に充てたいといった60歳以前での利用目的の貯金には不向きです。

 また、60歳まで引き出すことができませんから、余裕資金を回した方がよいです。

 月額5,000円から始めることができます。

 iDeCoのメリットとしては、なんといっても節税効果が挙げられます。

 積立金額はすべて所得控除の対象となるため、所得税・住民税が節税できます。

 さらに、運用で得た定期預金利息や投資信託運用益も非課税になります。

 加えて、受け取るときの公的年金等控除・退職所得控除の対象にもなります。

 これらの節税効果を知り、iDeCoを始めた人も多いのではないでしょうか。

 日本在住の20歳以上60歳未満の方であれば、原則誰でも始めることが可能です。

 年金制度が不安視されていますから、老後を見据えてお金を貯めたいという人にとっては非常に適した制度です。
 
 

先取り貯金の方法その4 つみたてNISA

 つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するために用意された制度です。

 購入できる投資信託も一部に限られており、特に投資初心者をはじめ、幅広い年代の人に利用しやすい仕組みとなっています。

 つみたてNISAで購入できる投資信託は、毎年40万円が上限です。

 各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。

 よって、非課税で保有できる投資総額は最大800万円となります。

 また、NISAという制度もありますが、開設できる口座はどちらか1つです。

 両方を同時に行うことはできません。

 例えば、40万円よりも多くの金額を貯めたいということであれば、NISAを選択することとなります。

 ちなみに、一般NISAなら年間120万円まで、非課税機関は5年。

 つまり非課税で保有できる投資総額は最大600万円となります。
 
 

先取り貯金の方法その5 百貨店友の会積立

 ここからは目的別の積立です。

 まずは百貨店友の会。

 これは、百貨店限定の積立制度です。

 もし、よく買い物をする百貨店が決まっている人であれば、大変お得な制度となっています。

 なぜなら、百貨店友の会は、積み立てたお金が現金で返ってくるのではなく、その百貨店限定で使えるカードで返ってくるからです。

 他のお店では使うことができません。

 百貨店友の会の詳細を調べるために、今回は東急百貨店吉祥寺店に東急の百貨店友の会について取材をしてきました。

 東急百貨店の場合、1年積立コースと半年積立コースがあります。

 1年積立コースは3000円、5000円、1万円、3万円の4コース。

 半年積立コースは5000円の1コースのみ。

 これを1口から30口まで申し込むことができます。

 例えば、1年積立コースで1万円を積み立てると、1年で12万円貯まります。

 これが、満期の引き換え時には13万円になって返ってきます。

 つまり、1万円の利息がついて返ってくるのです。

 衝撃の金利、年利8.3%。

 大変お得です。

 半年積立コースを5000円で積み立てると、1年で3万円貯まります。

 これが、満期の引き換え時には32500円になって返ってきます。

 やはり8.3%。

 金利はどのコースでも同じです。

 仮に途中解約した場合は、それまで積み立てた金額がそのまま返ってきますので、元本は保証されています。

 あとネックになりそうなところが、銀行振り込みで積立できる銀行が大手銀行のみでした。

 その他の銀行を使っている場合は、毎月店舗へ行って積立の手続きをしなければならないそうです。

 おまけで、展覧会のチケットが数百円安くなったり、舞台のチケットを安く購入できたり、という特典もあるそうです。

 特定百貨店のヘビーユーザーであれば、使わない手はないのではないでしょうか。
 
 

先取り貯金の方法その6 旅行積立

 旅行に行くのが大好きで、特定の旅行会社を利用するというひとであればお得になりそうな制度が「旅行積立」です。

 制度の概要をJTB吉祥寺支店で伺ってきました。

 JTBの旅行積立は、フリープランと定期積立プランの2種類があります。

 フリープランは、特に預入期間は決まっておらず、好きな金額をいつでも貯めることができます。

 毎月定額預入はもちろんのこと、3000円以上であれば、随時入金することも可能です。

 引き出しもいつでも可能です。

 気になる金利は、年利換算で0.8%です。

 一方、定期積立プランは、12ヶ月から60ヶ月の間で期間を設定し貯めていくプランです。

 こちらも毎月払いコースと一時払いコースの2種類が用意されています。

 こちらは満期までは引き出すことができません。

 また、解約に際しても、現金で払い戻すことはしていません。

 もちろん、貯まったお金はJTBの旅行限定で使用することが可能であり、他の用途に使うことはできません。

 ただ、旅行が好きで、常に国内・海外旅行に行く人であれば、通常の銀行口座に預け入れておくよりは金利が高いため、メリットはありそうです。
 
 

まとめ

 以上いかがでしたでしょうか?

 あなたに合った先取り貯金の方法は見つかりましたか?

 先取り貯金は、貯金を始めるうえでは最適な方法です。

 自分のスタンスに合った先取り貯金の仕組みを作り、どんどんお金を貯めていきましょう。