金融のプロが「貯金が趣味の人」を絶賛する理由

金融のプロが「貯金が趣味の人」を絶賛する理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

私も「趣味は貯金」と答えられるような貯金好きです。

そんな私が無視することのできないタイトルの記事です。

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今回の動画は『40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選』です。40歳を超えて、貯金が少ないと感じている人は多いかもしれません。 しかし、諦めるのはまだ早いです。 私は6000万円を超える資産のうち、3000万円以上を40代の10年間で貯めることに成功しました。 そこで今回は今からでもまだ貯金を増やせる方法をご紹介していきます。 誰にでも取り組め、再現性もある方法です。 貯金が少ない、貯金が苦手という方はぜひ参考にしてみてください。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
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12月8日発売の新しい貯金に関する本

まずは記事の冒頭の一節から。

一冊の「お金」の本が世界的に注目を集めている。『The Psychology of Money(サイコロジー・オブ・マネー)』だ。ウォール・ストリート・ジャーナル紙のコラムニストも務めた金融のプロが、資産形成、経済的自立のために知っておくべきお金の教訓を「人間心理」の側面から教える、これまでにない一冊である。昨年秋の刊行以降、世界43ヵ国で刊行され、世界的ベストセラーとなった本書には、「ここ数年で最高かつ、もっとも独創的なお金の本」と高評価が集まり、Amazon.comでもすでに10000件以上のレビューが集まっている。本書の邦訳版『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』が、12月8日に発売となる。その刊行を記念して、本書の一部を特別に公開する。

よく読めばプレジデントでよくある新刊の紹介記事でした。

アメリカの金融のプロが書いたお金の教訓に関する本だそうです。

「ここ数年で最高かつ、もっとも独創的なお金の本」とのことで個人的にも非常に気になります。

amazonを見ると、さらに気になる本の紹介文を見かけました。

2014年、ある男の死が大きな話題を集めた。
長年、清掃員のパートとして働いていた人物だ。
この平凡な男は、800万ドルもの資産を残した――。
なぜ彼はこれだけの富を築けたのか?

これは気になりますよね。

さらに本書の中で書かれている一部が紹介されていました。

・「目的のない貯金」ほど、価値が高い
・人の投資判断は、「いつ、どこで生まれたか」に影響される
・“十分な量”の資産を築くためのシンプルな方法
・ウォーレン・バフェットの純資産の95%以上は、65歳以降に得たもの
・投資の成否を決めるのは「全体の1%以下」の行動

最終的には投資に行く流れになるのは、やはりお金持ちになるには貯金だけでは不十分であることを示唆しています。

投資に至るまでにまずは貯金できなければどうしようもありません。

とにかく読んでみたいと思いました。

ここから先は内容をほんの少しだけご紹介します。

目的のない貯金ほど、幸福度を高める

住宅や車の頭金、あるいは老後のためにお金を貯める人がいる。もちろん、それは素晴らしいことだ。しかし、特定の目的がなくても貯金はすべきだ。貯金自体が目的であってもいい。むしろ、そうすべきだ。誰もが、そうすべきなのだ。

特定の目的のためにだけ貯蓄するのは、すべてが予測可能な世界では意味があるかもしれない。しかし、私たちの世界はそうではない。人生では、最悪のタイミングで予期せぬ出来事が起こり得る。貯蓄は、そのリスクに対する備えなのだ。

誰でも、お金で得られるモノは知っている。だが目に見えないリターンの価値は理解しにくく、その存在に気づきにくい。お金がもたらす無形の恩恵は、私たちがふだん貯蓄の目的にしている有形のモノよりもはるかに価値があり、幸福度を高めてくれるものなのに。

よく貯金の目的を求める人はいますが、ここまで目的の無い貯金を推奨する人はいなかったように思います。

「お金がもたらす無形の恩恵は、私たちがふだん貯蓄の目的にしている有形のモノよりもはるかに価値があり、幸福度を高めてくれるものなのに。」という一節は本当に素晴らしいと思います。

貯金しない人は「お金は使わないと価値がない」と言いますが、お金の「無形の恩恵」には全く気付いていないのです。

「いざという時の備え」、それで十分です。

常に何かが起こる可能性のある人生ではお金が助けてくれることも多々あります。

さらに幸福度も高めてくれるとは心強い一言です。

私の中では「幸福度」というより「安心感」という言葉で表現されるかなと思っていました。

個人的にはお金が貯まっている状況下を「幸福」とまでは思いませんが、少なくとも不幸ではないと感じています。

何に使うかわからない貯金こそ、人生には必要

目的のない貯金をすれば、選択肢と柔軟性が手に入る。貯金があれば、待つべきときはじっと待てる。チャンスがきたら飛びつくこともできる。考える時間もつくれる。自分の意思で人生を軌道修正できるようになる。

私たちは少額の貯金をするたびに、誰かに所有されていた未来を少しずつ奪い返しているのだ。

銀行口座に預けているお金は、転職や早期退職など、選択肢というリターンを与えてくれる。このリターンは、計り知れないほど大きなものだ。測定できないので、私たちはその価値を見落としがちになる。

金利が0%の銀行預金だとしても、給料は安くてもやりがいのある仕事に就けたり、蓄えのない人は手が出せない投資のチャンスを待ったりする柔軟性をもたらしてくれる。貯蓄には、実はとてつもなく大きなリターンがあるのである。

「私たちは少額の貯金をするたびに、誰かに所有されていた未来を少しずつ奪い返している」という考え方は持っていませんでした。

なるほどと納得しました。

セミリタイアとかFIREをお金を貯めた「リターン」とは捉えていなかったので、目から鱗が落ちた感さえあります。

「お金は人生の選択肢を増やすもの」という考え方は以前から持っていましたが、改めてお金の持っている可能性を知ることができました。

お金を貯めている人は自信を持って「趣味は貯金」と思ってよいのではないでしょうか。

唯一悲しいのは、一般社会では貯金を趣味として口外しづらい点かもしれません。

まとめ

以上『金融のプロが「貯金が趣味の人」を絶賛する理由』でした。

いかがでしたか?

久しぶりに「これは読んでみたい」と思うような本でした。

興味を持った方はぜひご一読ください。

以下関連記事です。

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Posted by いわい