「お金の教科書」流“1万円を1億円に絶対できない人”の5大ワースト習慣

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今回の記事は『13歳からの億万長者入門──1万円を1億円にする「お金の教科書」』の訳者・関美和さんの記事です。

翻訳者の記事を読んで何が面白いんだ?と疑問を抱いたのですが、間違っていました。

以下の通りすごいキャリアの持ち主でした。

私は福岡県に生まれ、慶應義塾大学卒業後、電通、投資・証券のスミス・バーニーを経て渡米。ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。その後、モルガン・スタンレー投資銀行、クレイ・フィンレイ投資顧問に籍を移し東京支店長を経験。

2008年から一念発起して翻訳家に専念。2015年から杏林大学特任准教授を経て、現在はベンチャー・キャピタル「Mパワー・パートナーズ・ファンド」をハーバード時代からの友人たちと設立。アジア女子大学支援財団の理事も務めています。

というわけで、お金に関してはかなりの知識を有し、そして経験を積んだ方でした。

そんな方が訳した本から今回お金にまつわる「5大ワースト習慣」を紹介しています。

この手の内容は見慣れた方も多いかもしれませんが、改めて自分が該当していないかチェックテストの感覚で読んでもらえればと思います。


ワースト5位 入ってくるよりもたくさんのお金を使ってしまう

ワースト5位は「入ってくるよりもたくさんのお金を使ってしまう」でした。

当たり前に聞こえますが、身の丈にあった生活を送る習慣をつけるのは、資産形成に向けた第一歩です。

まずは自分の収入と支出を把握することから始めましょう。

長期にわたって投資を続けるには、原資が必要です。

まずは、「稼ぐ」と「貯める」を習慣化するため、いくら使っているかを細かく書き出して予算を立て、入ってきたお金よりも出ていくお金を少なくすることから始めましょう。

お金を貯めたいなら絶対にやってはいけないこととして極めて当たり前のことです。

しかし貯金がない人が多いということは、この当たり前のことができていない人が多いということです。

ワースト4位 借金を繰り返す

ワースト4位は「借金を繰り返す」でした。

クレジットカードや後払いの普及で、つい支出が先行しがち。

現金やデビットカードに比べて、クレジットカードを使う時は、つい浪費が多くなってしまうことはこれまでの研究で証明されています。

借金を繰り返していては、いくら稼いでも将来に投資できません。

まずは、一切の借金をしない生活を心がけましょう。

クレジットカードは借金というより後払いですね。

リボ払いは絶対にやめるべき。

1回払いで済ませることです。

あとは現金で買い物する。

貯金が苦手な人、クレジットカードで浪費しがちな人は現金払いが一番です。

ネットショッピングもやらないほうがよいです。

ワースト3位 計画性がない

ワースト3位は「計画性がない」ことでした。

計画がないと、いつまでにどれだけを貯めたら目標に達するのかわからず、お金を貯めるモチベーションも低下してしまいます。

まずは大きな目標を必ず念頭に置き、そこに達するには1日、または1週間、または月単位でどうしたらいいかを計画し、その計画を頻繁に見直しましょう。

短期のマイルストーンに達したら、そのたびに小さなお祝いをして、自分をほめましょう。

やはり何事にも目標は必要で、かなり長期を要する資産形成は計画性が求められます。

「1年でいくら貯める」という目標を立てたら、毎月いくら貯めればよいのか、ボーナス月はどうするか、といった計算をするとよいでしょう。

あとは計画通りに実行するだけです。

ちなみに引用内の短期の目標達成ごとに「小さなお祝い」はごく小さくすべきです。

大きなお祝いにしてしまうと、貯めたはずのお金が無くなり貯金が台無しになるからです。

「自分へのご褒美」は単なる支出の許容にすぎませんから本来であればやるべきではありません。

ワースト2位 ギャンブルに手を出す

ワースト2位は「ギャンブルに手を出す」ことでした。

ギャンブルほど効率の悪い投資はありません。

お金持ちになりたいのなら、一攫千金を夢見るよりも、自分自身と市場に長期に投資する方が早道です。

「投資」と「ギャンブル」は違います。

少しのお金でも、長い間コツコツと分散投資を続け、複利の力で「お金に働いてもらう」ことを心がけましょう。

ギャンブルは私もパチンコ・パチスロにドはまりしていた時期があり、明らかに貯金が増えなくなった経験があります。

ギャンブルは辞めておくべきです。

少額で済むなら遊び程度でよいのでしょうが、パチンコ・パチスロはあっという間にお金が無くなります。

よって最初からやらないに越したことはありません。

投資はギャンブルではないのですが、多くの方はギャンブルだと思っています。

投資は勉強次第ですし、やり方次第で大きな利益を継続的に産み出してくれます。

ワースト1位 ウソの儲け話や詐欺に引っかかってしまう

ワースト1位は「ウソの儲け話や詐欺に引っかかってしまう」でした。

「絶対に儲かる」は絶対にウソです。

リスクとリターンは常に背中合わせ。

リスクのない儲け話などありえません。

投資にリスクはつきものですが、「分散」と「長期保有」によって、将来の資産を形成することを目指しましょう。

「お金に働いてもらう」には数十年という長期にわたって金融資産を保有し続けることが欠かせません。

まさかの1位でした。

この時期に巷を賑わせている詐欺関連が1位なのは偶然だとは思います。

ただ裏返せば、詐欺とはそれだけ気を付けなければいけないものだということです。

簡単に絶対儲かる話などありません。

詐欺に限らず金融機関の営業マンから推奨された商品とかも手を出さないほうがいいです。

彼らはあなたの儲けより自分の営業成績のために商品を紹介しているのですから。

せっかく稼いだお金を不本意な形で失わないよう注意しなければいけません。

まとめ

以上『「お金の教科書」流“1万円を1億円に絶対できない人”の5大ワースト習慣』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

1万円を1億円に絶対できない人”の5大ワースト習慣

ワースト5位 入ってくるよりもたくさんのお金を使ってしまう

ワースト4位 借金を繰り返す

ワースト3位 計画性がない

ワースト2位 ギャンブルに手を出す

ワースト1位 ウソの儲け話や詐欺に引っかかってしまう

5つとも当たり前のことのようですが、この5つのせいでお金を失っている人が多数います。

私もギャンブルでやらかしました。

今回の記事を読んで心当たりのある方は、改めて自分のお金に対する習慣・姿勢・考え方を見直してみるとよいでしょう。


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投資はギャンブルとは違います。