金持ち父さん・貧乏父さん、どちらになるのか? 40代が分かれ道の理由

金持ち父さん・貧乏父さん、どちらになるのか? 40代が分かれ道の理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

『金持ち父さん貧乏父さん』といえばロバート・キヨサキ氏の著作で日本でもベストセラーになりました。

今回の記事は本のタイトルにあやかっただけで、本とは直接関係はありません。

お金持ちになるか貧乏になるかの分かれ道は40代で訪れるのだとか。

そして、それは一体なぜなのか?

早速記事の中身を見ていくことにしましょう。

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今回の動画は『40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選』です。40歳を超えて、貯金が少ないと感じている人は多いかもしれません。 しかし、諦めるのはまだ早いです。 私は6000万円を超える資産のうち、3000万円以上を40代の10年間で貯めることに成功しました。 そこで今回は今からでもまだ貯金を増やせる方法をご紹介していきます。 誰にでも取り組め、再現性もある方法です。 貯金が少ない、貯金が苦手という方はぜひ参考にしてみてください。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
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40代は子どもの教育費がピークになる人が多い

まずは冒頭の一節から。

マイホームも購入したし、子どもも手がかからなくなった。家族の形がはっきりと定まってくるのが40代だ。収入は増えても、その分支出が増え、経済的なゆとりをあまり感じられない年代でもある。この40代は、自分達の老後資金を視野に入れつつ子どもの大学進学の資金を貯めていく年代だ。この時期にどうお金と向き合うかで、その後の人生が大きく変わってくる人生の転機ともいえる。

なるほど、これで40代が勝負の分かれ道である理由が分かりますね。

やはり教育費が大きいようです。

独身でお気楽な暮らしをしてきた私としては教育費の苦労は分からず、大変申し訳ないです。

頑張っている、苦労している方々にもっと国として保障をしてあげてほしいです。

ちなみに各ステージごとにかかる教育費は、ふこく生命のHPによると以下のとおりです。

(引用元:https://www.fukoku-life.co.jp/gakushi/trivia/trivia9/index.html)

全部私立だと2400万円。

私はド田舎なので高校までは公立しか選択肢がないような感じ。

大学は親の経済面も考慮し国立を選択しました。

全部国公立と私立で1400万円も差が生じます。

医学部とかだとさらに差異が大きくなるのでしょう。

もちろんお金は教育費だけではありません。

普段の生活費もかかりますし、住宅ローンを抱える人もいるでしょう。

特に住宅ローンを抱えた場合、経済的には余裕のない人が多いのではないでしょうか。

そんな中、記事の筆者は酷な提案をしています。

40歳から老後資金を準備する

筆者は40歳から老後資金の準備を始めようと言うのです。

これはなかなかきついのでは?

言わんとすることは分かります。

2019年に「老後資金2000万円問題」が大きな話題となりました。

少なくも2000万円を用意したほうがよいとの考えは一般的にもかなり普及したのではないかと思います。

一方で実際に2000万円を用意できる人がどれだけいるでしょうか。

1年で100万円貯金できるとしたら、2000万円貯めるのには20年かかります。

となると、40歳から貯金し始めないと60歳で2000万円には到達しません。

もちろん徐々に収入が増えますから1年で100万円より多くの金額を貯金できる可能性は高まるでしょう。

また、60歳以降も働き続ける人が増えていくと思われますので、40歳からでなくても老後資金を作るのは間に合う可能性もあります。

しかし、何が起こるか分からないのが人生です。

早めに着手して損はありません。

ただし、記事にあるような投資にすべてを託す考え方は危険です。

投資は資産の増加スピードを速めてくれる効果がありますが、絶対ではありません。

投資対象・投資手法は様々で、何を選択するかによって運命は大きく分かれます。

当ブログでは長期・分散・積立投資を推奨していますが、性格的に長期投資が合わない人もいるでしょう。

そもそも投資自体がどうしても性に合わない人もいるでしょう。

厚切りジェイソンではありませんが「投資で増やす」こと以上に「支出を減らす」ことに意識を傾けるべきです。

私の場合、40代で資産が2倍に

40歳から資産を増やした実例は私です。

私はちょうど40歳になった年から本格的に貯金し始めました。

40歳になった頃、約2600万円だった資産は現在5300万円まで増えています。

40年がかりで貯めたお金より多い金額を8年間で貯めた計算になります。

40歳を過ぎてから劇的に収入が増えたわけではありません。

むしろすでにピークアウトしました。

決定的に変わったのは支出です。

劇的に支出を減らしました。

やったことは、よくある固定費の見直しです。

格安スマホへの乗り換え、保険の見直し、ジム・新聞などの解約。

定番とも言えることは一通りやりました。

そして洋服の購入、むやみやたらな外食・飲み会、コンビニでの買い物を控えるようにしました。

節約記事に出てくるようなド定番とも言えることはちゃんとやりました。

そして今でも続けています。

収入が減っても支出が大きく減りましたので、結果として年間の貯金が増えました。

さらに近年はつみたてNISAを開始し、米国株ETFを購入し、投資にも着手。

資産増加スピードがさらに加速しました。

40代でこれだけやってきたので、私は「金持ち父さん」ではありませんが老後も十分乗り切れる自信をつけられました。

自信の背景は収入でも投資でもなく、支出の少なさです。

まとめ

以上『金持ち父さん・貧乏父さん、どちらになるのか? 40代が分かれ道の理由』でした。

いかがでしたか?

40代はお金に関してもターニングポイントとなる年代です。

ここで本気でお金に関して見直しできるかが老後の人生を左右すると言っても過言ではありません。

できるだけ早く気づいて、実行に移せるかがカギと言えるでしょう。

以下関連記事です。

「老後資金の不安が消えない」人へ、悩みを現実的に解消するヒントをご紹介します。

60歳間近で一定の資産があり支出の少ない人であれば無理に投資をしなくても大丈夫です。

貧困は遺伝する可能性があります。子どもを苦しませたくなければ親がしっかりしなければいけません。

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