必要だと思う老後資金はいくら?でも老後資金対策は何もしていない?

必要だと思う老後資金はいくら?でも老後資金対策は何もしていない?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

朝日生命保険が実施した「自分の老後・介護についてのアンケート調査」を元にした記事です。

調査は全国に住む25~64歳の男女2647人(男性1325人、女性1322人)を対象に行われたものになっています。

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老後資金として準備する必要があると思う金額は?

まず一つ目の調査は「老後資金として準備する必要があると思う金額」です。

結果は以下のとおり。

老後資金として準備する必要があると思う金額

最もボリュームの大きいゾーンは「2,000~2,999万円」で25.3%となりました。

2000万円台の回答が多くなった要因は、2019年に話題となった「老後資金2000万円問題」の影響ではないかと考えています。

今回のアンケート対象には20代、30代も含まれています。

若い人たちにとって老後資金はまだまだ真剣に考えるような年齢ではないでしょう。

だとすれば、強烈なインパクトを与えた「老後資金2000万円問題」が回答に影響を与えたとしても不思議ではありません。

ちなみに2,000万円以上必要と回答した人の割合は50.1%にのぼりました。

やはり多額が必要との認識は多数を占めているようです。

また「わからない」が2番目に多い25.2%であるのも正直なところでしょう。

老後資金の準備として行っていることは?

二つ目の質問は「老後資金の準備として行っていること」です。

調査結果はこちら。

老後資金の準備として行っていること

過半数の57.0%の人が「銀行預金などの貯蓄」と回答しています。

貯蓄が最大の回答になるのは理解できますが、理解できないのが「上記のいずれも行っていない」が19.9%もいることです。

若い人が「老後資金準備」としての貯蓄は行っていないという意味なのでしょうか?

それとも本当に貯蓄さえしていないという意味なのでしょうか?

よく分かりません。

あと個人的に思ったのは「保険会社の個人年金保険や外貨建て保険への加入」が19.4%もいることに驚きました。

保険会社って儲かっているのかなと(苦笑)。

一方でNISA、iDeCoで33.8%。

このあたりは以前に比べると投資を行う人が多少は増加したのかな、といった印象です。

自身に介護が必要な状態になった場合に不安なことは?

最後は「自身に介護が必要な状態になった場合に不安なこと」を聞いています。

結果はこちら。

自身に介護が必要になった場合に不安なこと

「介護費用をまかなうための資金が不足すること」が62.2%で最多の回答となりました。

やはり費用面は多くの人にとって不安材料ですよね。

驚いたのは「公的介護保険の内容だけでは支援として不十分なこと」が49.1%で3番目に多い回答となっています。

公的介護保険の内容を半数近い人が把握しているということでしょうか?

正直なところ、私はよく分かっていません。

そろそろ勉強しなければならないとは思っているので、これから内容把握に努めたいと思います。

あとは複数回答可で40%以上の回答が6つありますから、介護に関して不安を抱いている人が多いのではないかといった印象です。

まとめ

以上『必要だと思う老後資金はいくら?でも老後資金対策は何もしていない?』でした。

いかがでしたか?

老後不安は多くの人が漠然と抱いているものの、しっかりと対策できているかと言えばそうではなさそうです。

不安の根本原因を探り、そして対策を行っていけば不安は解消されるはず。

ただし老後不安が完全に解消されることはないでしょう。

少しでも和らげるために何ができるのかを考えることが一番の老後不安対策かもしれません。

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「老後のため」に一生懸命お金を貯め続けた結果、結局使わずに亡くなる人が多いです。

無計画に老後を迎え、お金に困り、後悔する人たちがたくさんいます。同じ道を辿らないようにしたいものです。

老後不安の正体は「誤解」であることが多いです。正しい知識を持てば不安を解消できます。

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