【国税OBが明かすお金】税務職員が見たいろいろな富裕層6選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
たまたま調べていて「おや?」と思って見始めた記事です。
本の著者を見て、以前当ブログでも取り上げたことのある方だと気づきました。
どうやら本を出版されたようで、本を元にした記事となっています。
記事は一つ一つが短く、その中で富裕層の特徴を伝えています。
1.倹約家
「お金持ちはケチ」とはよく聞く話です。
実際に富裕層はイメージとは異なり倹約家であることが多いようです。
無駄遣いが嫌いというのが正しい表現のようにも思います。
必要ないものにはお金を使わない。
ケチるような節約をしているのではなく、そのメリハリがはっきりしているのです。
2.愛用者は軽自動車
すでての人がそうではないでしょうが、自動車も高級車に乗らない人もいます。
中には軽自動車を愛用している人もいました。
資産が10億円もあるのにです。
おそらく自動車のプライオリティーが低いのだと思います。
これ、私も理解できます。
自動車が好きな人は、金額には目もくれず高級車を購入し、内装にもこだわったりします。
一方で自動車は靴同然という感覚ならば、もはやこだわりなどありません。
最もコストを下げたければ軽自動車で十分です。
富裕層に到達する人は、自分の中で重要視していないものは徹底したコストカットを行うのです。
3.電話代すらケチる
都内の税務署に若手職員として勤務していた私は、相続税について相談したいという女性から、たびたび電話を受けていました。その女性は、いつも名前と電話番号を私に告げるや否や折り返しを求めて電話を切るのです。
この女性は資産数億円を保有していた人だそうです。
電話を自分からかけ続けると通話料金がかかりますから、折り返しを求めるのです。
徹底ぶりがすごいです。
ティッシュ1枚すらもったいない。
死に金は絶対使わない。
この徹底ぶりが富裕層とそれ以外を分けるのかもしれません。
4.家にあまりモノがなく整然としている
元国税専門官という職業柄、筆者は富裕層の自宅を訪れることも多かったようです。
そして家を見て気づいたのは、お金持ちは家にモノが少なく整然としていることだそうです。
筆者が抱いていたお金持ちのイメージと大きく異なったことが印象的だったとも語っていました。
高級家具や骨とう品が並んでいるわけではありません。
もちろんすべての富裕層に該当するとは限らないでしょうが、モノの少ない、家のスッキリした富裕層が多かったようです。
「お金がない」と嘆いている人の家ほどモノに溢れています。
お金をモノに換えているからです。
モノよりお金のほうが大事なのです。
5.生活レベルを上げない
富裕層に至るということは、どこかで収入が急激に増加するタイミングがあったはずです。
富裕層に辿り着けない人は、そこで支出が増えてしまいます。
人間の欲求からすれば当然のことかもしれません。
せっかく大金ですから、欲しかったモノ(贅沢品)に換えたくなる気持ちはよく分かります。
しかし、生活レベル自体を上げてしまうと、支出が毎月跳ね上がることになります。
富裕層は収入が増えても生活レベルを変えず、着実に資産を増やしています。
ここが富裕層とそれ以外の明確な違いと言えるでしょう。
ただし、富裕層でもお金をかけるポイントはあります。
その一つは「教育費」だそうです。
ご子息の教育にはしっかりお金をかけている傾向が見られるようです。
6.亡くなる直前まで資産を増やし続けていた
筆者は元国税専門官で、相続税調査部門に属していた関係上、亡くなった方の資産を目にしてきたようです。
何台もの高級車やプライベートジェットのようなお金持ちアイテムを保有している人などいなかったと語っています。
通帳もチェックするようですが、とにかく亡くなる直前まで資産を増やしていたケースが少なくなかったそうです。
最近の私は『DIE WITH ZERO』をテーマに「資産0円で死ぬ」ことを意識しつつあります。
しかし、実際の富裕層で使い切って亡くなられた方は稀だそうです。
富裕層は「お金を稼ぐ」だけでなく「お金を守る」ことに徹底しているのでしょう。
先にご紹介した電話代のように、徹底的に支出を減らすことが最も重要なのかもしれません。
まとめ
以上『【国税OBが明かすお金】税務職員が見たいろいろな富裕層6選』でした。
いかがでしたか?
「お金が貯まらない」と嘆いている人にとって、耳の痛い話になったのではないでしょうか。
お金の貯まらない理由は、単純に「お金を使いすぎているから」なのです。
資産を増やしたいのであれば、今以上に支出を減らす徹底ぶりが求められます。
以下関連記事です。
元国税専門官が開設しているYoutubeチャンネルの動画を元にした記事です。
元日に公開した、これから資産5000万円を目指す人たちに伝えたいことです。
準富裕層になっても質素で平凡な毎日を送っています。