FIREを達成するための11のステップ。好きなことをして生きるために必要なこと

FIREを達成するための11のステップ。好きなことをして生きるために必要なこと

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「ビジネスインサイダー」に掲載されたFIREに関する記事です。

アメリカ版の記事が翻訳されていますので、完全に日本にマッチしているわけではありませんが、エッセンスは読み取れると思います。

そして、実は結構重要なことが書かれていると思いました。

FIREを考えている人にとって一読の価値アリな一節をご紹介していきます。

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FIREを達成するための11のステップ

まずは記事のメインコンテンツとなる「FIREを達成するための11のステップ」です。

一気に11個をご紹介していきます。

FIREを達成するための11のステップ

1.FIREの定義を決める
2.自分の資産状況を点検する
3.貯蓄目標額を決める
4.収入以下の金額で生活する
5.所得を増やす
6.退職口座に最大限拠出する
7.残ったお金を投資に回す
8.住宅ローンがあるなら返済を検討しよう
9.健康保険の選択肢を探る
10.バックアッププランを立てる
11.基本プランを実行しよう。でも、この瞬間も楽しもう

繰り返しますが、元はアメリカの記事のため微妙に日本には合わない点があります。

翻訳者が日本の事情に合わせるように追記している点はありますが、「9.健康保険の選択肢を探る」以外は基本的には日本でも当てはまります。

そしてこの中でもいくつか注目すべきステップがあるので、取り上げていきます。

「FIRE」って何をすることですか?

何と言っても注目は「1.FIREの定義を決める」です。

FIREとは「会社を辞めること」になっていませんか?

それは決して間違ってはいませんが、正しいとも言い切れません。

記事では以下のように書かれています。

FIREとは、二度と給与所得者にならないということではない(そう自分が望む場合は別だが)。多くの人はFIREを、生活のために働く必要がない「経済的自立」 というよりも、もっとクリエイティブな仕事のために現在の会社を辞めて、自分自身の時間を作ることと定義しているようだ。

いかがですか?

「もっとクリエイティブな仕事のために現在の会社を辞めて」と書かれています。

遊ぶためとか解放されるためではありません。

「FIRE失敗」した人たちはここを大きく見誤ったのではないでしょうか。

そりゃそうですよね。

投資益だけで数十年を乗り切ろうなどという考えは非常に甘いと言わざるを得ません。

元手となる投資資金が軽く1億円以上あるとか言うのであれば話は別ですが。

ただただ会社を辞めることだけが目標となっているのであれば、それは考え直したほうがよいと言えそうです。

「貯蓄目標額」は低すぎないか?

FIREのステップの3番目は「貯蓄目標額を決める」と書かれています。

至極当然のことだと思います。

記事では年間支出予定額の25倍から30倍の貯蓄または投資と、1年分の支出予定額を現金で保有することを推奨しています。

投資益を得ていくための種銭と、万が一のために備える現金です。

世の中に多くのFIRE失敗民が出たということは、株価下落局面ではFIRE生活がたちまち厳しいものになることを私たちに教えてくれました。

だとすれば、より多くの貯金額を用意しておく必要があるのではないでしょうか。

どんなに少なくても1年の支出予定額200万円と見て、その30倍にあたる6000万円は最低ライン。

早くFIREしたいからといって少ない貯金で無謀なチャレンジに挑まないようにしなければいけません。

バックアッププランはあるか?

最後は「10.バックアッププランを立てる」です。

どんなに確実なプランに見えても、うまくいかない場合も念頭に入れておこう。FIRE後に、早期退職の自由な日々が性に合わないと感じ、仕事に戻りたくなることはないだろうか。あるいは景気が悪くなり、それに伴い純資産が減少したら、費用を切り詰める余地はあるだろうか。暮らしが危機に晒されたとき、最悪のシナリオを切り抜けることが必要不可欠だ。

多くのFIRE失敗民にとって、再就職はバックアッププランではなかったはずです。

会社を辞めるときは、普通のサラリーマンとして働いている人たちを見下していたのではないでしょうか。

資産を減らして再就職ならまだしも、暇すぎる日常に耐えかねて再就職するなど想像もしていなかったでしょう。

FIRE失敗民は基本的に激甘見立てだったはずです。

株高が永遠に続くはずがありません。

厳しいプランを立て、どんなことがあっても再就職せずに済むようにしましょう。

まとめ

以上『FIREを達成するための11のステップ。好きなことをして生きるために必要なこと』でした。

いかがでしたか?

FIREに憧れる人は今後も一定数存在し続けるはずです。

もちろん結構な話ですが、日本の場合、会社を早く辞めれば年金が減るというデメリットもあります。

とにかくFIREを目指すこと自体は自由ですし、より多くの資産を築くことも全然悪い事ではありません。

ただし「FIRE達成」はあくまでスタートでしかないことは理解しておくべきでしょう。

以下関連記事です。

「三菱サラリーマン」氏のFIREから学ぶべき点をまとめました。

FIRE達成時の資産額を調査してみたところ、意外な金額であることが分かりました。

投資歴25年以上のパックンが最初から FIREを目指さしていません。

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