【全米屈指のデータサイエンティストが教える】日本人が知らない「老後のお金」の実態

【全米屈指のデータサイエンティストが教える】日本人が知らない「老後のお金」の実態。

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

今回は「ダイヤモンド・オンライン」に掲載された記事から。

何やら話題の全米ベストセラー『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』を元にした記事となっております。

今回は老後資金についてです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

老後不安の「正体」

記事ではアメリカの老後のお金に関するデータから紹介しています。

突然だが、米国で1年間に資産を減らした年金受給者の割合はどれくらいだと思うだろうか?

なんと、7人に1人前後しかいないのだ。

投資会社のユナイテッド・インカムの調査によれば、

「年金受給者の死亡時の年齢別平均遺産額は60代で29万6000ドル、70代で31万3000ドル、80代で31万5000ドル、90代で23万8000ドル」

である。

なるほど、アメリカの年金受給者は平均ベースだと年代が上がるにつれ資産が増えています。 さすがに90代では減少していますが。

この理由として考えられることは後ほど。

そして、今回の記事で語りたいことが次に述べられていました。

つまり年金受給者にとって、実際にお金がなくなることよりも、お金がなくなることの「恐怖」のほうが大きな脅威だといえる。

なるほど、要するにお金が減っていないにも関わらず「お金がなくなるかもしれない」という必要以上に恐怖を感じていることが老後不安の正体なのでしょう。

アメリカで老後にお金が増え続ける理由

それにしても、アメリカはすごいですね。

老後にどんどん資産が増えています。

これは一体なぜでしょうか?

アメリカでは公的年金ではなく私的年金が整備されており、いわゆる401K(確定拠出年金)が一般的だったようです。

要するに「老後資金は投資を利用し自力で形成する」のが当たり前になっていたのです。

そしてご存知のとおり、アメリカは日本とは違い株価が順調に上昇し続けたこともあり、資産が増加し続けたと考えられます。

そう考えると、投資がいかに資産を増やす上で重要か、ないし有利に働くかが分かります。

本気で資産を増やしたいのであれば、投資はやらないよりやったほうがよいと考えられます。

これからの日本で老後のお金をどう備えるか?

対して日本は公的年金が存在しています。

それ故に「年金があるから大丈夫」と思い、貯蓄しようと思わない人が多いのかもしれません。

だから2019年に「老後資金2000万円問題」が大騒動になったのではないでしょうか。

おそらく年金でなんとかなると本気で思っていた人が結構な数で存在していたのかも。

私からすると信じられない話です。

長い老後に備えようというのであれば、一定額の貯蓄はしておいたほうがよいでしょう。

「老後は働きたくない」と考えているなら、なおさらです。

そして老後資金を形成するには、やはり投資です。

アメリカの事例のように投資をすることで老後も資産増を期待できます。

新NISAプラスiDeCoの非課税制度を利用すれば、普通のサラリーマンなら3000万円程度投資が可能です。

問題はそれだけの金額の投資額をいかに捻出するかになるでしょう。

これは多くの人は「ムダな支出の削減」から着手することになるはずです。

そして「収入の増加」から「投資額の増加」という王道ルートを辿ることになります。

そのあたりの方法論については別の記事に任せます。

とにかく、これからは投資はやっておいたほうがよいとなっていく可能性が高いでしょう。

『DIE WITH ZERO』登場の背景

それにしても、この記事を読んで思い起こしたのは、最近私がハマっている『DIE WITH ZERO』です。

「お金を使い切って死ぬ」ということですが、アメリカで出てきた話であることに納得してしまいました。

なぜなら老後に資産が増えているのですから。

それは使わずに死ぬのはもったいないから、元気なうちにちゃんと使おうという意見が出てくるのも当然かなと思いました。

一方の日本では、おそらく老後の資産は年代が高くなるにつれ減少しているはず。

そして、ただでさえ給与が上がらず、物価は上がり、社会保険料の負担も上がり、蓄財しづらい状況下です。

年金も制度変更などで今以上に減少するかもしれません。

だとすると、あまり鵜呑みにし過ぎるのも危険かもしれません。

当然人それぞれの資産保有状況は異なりますから一概には言えませんが、使い過ぎて老後に備えが不足するなんてことのないようには注意する必要がありそうです。

まとめ

以上『【全米屈指のデータサイエンティストが教える】日本人が知らない「老後のお金」の実態』でした。

いかがでしたか?

アメリカは投資が一般的に普及して、それなりに老後資金を保有する世帯も多いことが分かりました。

本当に老後資金がなくなるというより、「なくなったらどうしよう!?」という不安感の強すぎることが老後資金を貯めすぎにつながっているのです。

日本なら年金制度が一応存在していますから、プラスアルファの老後資金をいかに築き上げるかになります。

その一助になるのが投資であり、非課税制度ということになります。

新NISAとiDeCoを有効活用することが、これからの時代の老後資金作りのマストとなっていくかもしれません。

以下関連記事です。

「リスクはゼロ」と妻を押し切って始めた投資で退職金を失ってしまった人の話です。

積立投資は下落時に絶対やめてはいけません。

資産を増やしたければ老後まで質素な生活を続け、支出を抑え続けるのがよいでしょう。

スポンサーリンク