「お金の増やし方」名著100冊読んでわかった推奨の投資手法
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
東洋経済オンラインに掲載された、投資の初心者向けの記事です。
投資でお金を増やしたいけど何をしたらよいのか分からない人に向けた本『「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』の著者による記事です。
お金のプロたちの考え方には共通点があり、そのエッセンスをまとめたのが本書です。
今回は「投資のコツ」についてです。
名著のおすすめ第1位は「分散投資」
100冊のベストセラーを読んでみた結果、最も多くの本で勧めていたのは「分散投資」でした。
分散投資と言っても、意味合いとしては4つあります。
・資産の分散
・銘柄の分散
・地域の分散
・時間の分散
資産の分散は、株式、投資信託、債券、不動産、金などの投資対象を複数にすること。
銘柄の分散は、株式、債券、投資信託の個別の銘柄を複数購入すること。
地域の分散は、投資対象の国、地域を広げること。
そして時間の分散は、購入するタイミングをずらすこと。
投資を勉強すれば、当たり前に紹介されることばかり。
あとはどのように実践するかを考えるだけです。
確かに初心者にとっては非常に難しい選択となります。
いや、初心者でなくとも何に投資するかは非常に難しい選択です。
何せ長期投資であれば10年、20年先を見据えてどうなるかを考えて投資対象を決定することになるわけですから。
そこで考えたいのが、この次に登場する「投資信託」です。
投資信託のメリット
100冊のベストセラーを読んでみた結果、2番目に多くの本で勧めていたのは「投資信託の購入」でした。
個別株より投資信託のほうが多くの人にとって投資しやすい対象なのでしょう。
まずは投資信託のメリットを記事から引用します。
● 小さな資金から始められる。
● 自分で考えなくても、運用のプロが組み合わせを考えてくれる。
●「詰め合わせ商品」なので、多くの銘柄に分散投資できる。
● 種類が豊富である。
● 運用状況が公開されているので、透明性がある(中身を自分でチェックできる)。
● 運用に携わる金融機関(販売会社、運用会社、信託銀行)が破綻しても、資金が守られる。
● NISA、つみたてNISA、iDeCoの投資対象となっている。
投資信託のメリットの中に「多くの銘柄に分散投資できる」と書いてあります。
これが投資信託を推奨する理由です。
初心者には個別株で分散投資を実現するのは容易なことではありません。
その点、投資信託なら簡単です。
さらに投資信託の良い点は、NISAやiDeCoの投資対象になっており、非課税制度の恩恵を受けられる点です。
最適解は「全世界株式のインデックスファンドの積立投資」
1位の分散投資、2位の投資信託から投資初心者がおこなうべき投資手法は一つに絞られると言っても過言ではありません。
出来る限りの分散投資を実現するためには、地域を全世界に広げること。
投資信託なら全世界株式の投資信託があり、簡単に分散投資を実現できます。
そして、つみたてNISAやiDeCoの非課税制度を利用すれば、毎月購入で時間の分散も可能です。
よって、多くの本の推奨から考えると、初心者向けの投資の最適解は「全世界株式のインデックスファンドの積立投資」と言い切ってよいのかもしれません。
実際に全世界株式の投資信託は第人気です。
SBI証券の2023年7月の積立金額は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が第1位でした。
それだけ多くの人に指示されている投資信託だと言えます。
もちろん投資に正解などありません。
人によって目標が異なりますし、保有する資産額も異なります。
そして投資は自己責任です。
投資を始めてみると、価格の変動に耐えられず不安に陥る人も多いです。
安心して眠れる程度の金額に留めた投資をおこなうことも忘れてはいけません。
まとめ
以上『「お金の増やし方」名著100冊読んでわかった推奨の投資手法』でした。
いかがでしたか?
情報過多の時代にこの手のまとめ本はある意味非常に役立つと思います。
マネー本はいろいろと書いてあるものの、似たような内容になることもありますから、これ一冊を読めば初心者にとっては十分と言えそうです。
もし興味のある方はぜひ購入してみてください。
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