FIREしたい人々へ。40代で引退した兄からの最高のアドバイス
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
当ブログではすっかりおなじみになりました「ビジネス・インサイダー」の記事です。
今回は兄弟のうち兄がFIREしたという人が書いた記事になっております。
どうやらFIREしたお兄さんのことを羨ましく思っているようです。
そんなお兄さんからFIREに関して大切なアドバイスを預かっているようで、今回はそのアドバイスをご紹介します。
どんな給料でも確実に支払える額にまで支出を抑える
どうやらお兄さんは記事を読む限り、フルFIREではなくサイドFIREのようです。
「部分的にFIRE」「パートタイムで好きな仕事を選んでやっている」といった文言が書いてあることからサイドFIREであると推測されます。
サイドFIREであっても、フルタイム労働と比較すれば好きなことに時間をあてられますから、うらやましいですよね。
では、そのお兄さんがFIREするまでにどのような戦略をとったのでしょうか?
お兄さん曰く、若い頃におこなった二つの選択が働く時間を減らして自由を得るうえで重要な役割を果たしたそうです。
まず一つは支出について。
人生で最も大きな買い物が紹介されていました。
兄は20代のころに1万6000ドル(約236万円)を相続し、そのお金を頭金にして、シアトルでアパートメントを買った。その狭い部屋で、20年以上も過ごしている。
「住宅ローンの返済額は月400ドル(約5万9000円)」だったそうだ。「この額なら、どんな仕事でも雨風がしのげると思った」
住宅購入額を安く抑えられれば、それは人生において支出を大きく抑えることに成功したことを意味しています。
おそらく他のことでも無駄な支出が発生しないよう注意は払っていたであろうと推測されます。
やはり支出が少なければ資産形成においては有利に働きます。
FIREするのに十分な金額を見極める
お兄さんのとった戦略のもう一つは投資についてです。
お兄さんは上場したばかりのテクノロジー関連株に数千ドル(数十万円)を投資したそうです。
それ以上の情報が記事にはありませんでしたが、おそらくテクノロジー関連株の投資が上手くいき、その後も追加投資をしていったのではないでしょうか。
資産においては、お兄さんの考え方が非常に重要だと思われます。
その記述がこちら。
「これだけは貯金したいとか、年収はこれぐらい欲しいなどといったゴールを決めて、それにこだわること。貯金が目指した額に届いても、年収が希望額になっても、ゴールを絶対に動かさない。そこでもう十分なのだから」
ゴールを決めて、そのゴールを動かさない。
これはちょっと気をつけなければいけないと思います。
人によっては最初の計算を誤り、資金を低く見積もりすぎている可能性があります。
特に現在の日本においては物価上昇の波が押し寄せており、当初の見積より多額が必要となる可能性があります。
よって、最初の見積の正確性次第でゴールを動かさなくてよいかどうかが分かります。
十分な資金でゴールであると腹を括ったら、あとは貯めるだけ。
それ以上は必要ありません。
「足るを知る」
当ブログではたびたび登場するこの言葉。
必要以上に貯めるのは自分の時間を失うことになります。
ちなみに弟さんがまさにこれ。
たびたびゴールを動かし、好きではない仕事に時間を取られてきたと後悔しています。
FIREしてやりたいことがあるか?
筆者のお兄さんはこの二つの決断のおかげで今では好きなことをして、自分の価値観に近い生活を送れるようになったそうです。
私のような人間からしたら、FIRE後にやりたいことがあるのが羨ましい。
「やりたいこと100リスト」がいまだに完成しない私のような人間だと、FIRE後に何をすればよいかで困ります。
だから「FIRE卒業」に至ってしまいます。
会社を辞めてから最初のうちは楽しめると思いますが、これが数か月も経てば飽きてきます。
だからこそ「やりたいこと」があるかどうかが重要なのです。
まとめ
以上『FIREしたい人々へ。40代で引退した兄からの最高のアドバイス』でした。
いかがでしたか?
支出を抑え、資産を増やし、十分と判断したところでゴールを動かさない。
シンプルなのですが、恐怖心が出てくるので意外と難しいはず。
緻密な計画を立案し、実行に移していきましょう。
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