テレビでも紹介!積み立て投資で絶対にやってはいけない2つのこと

テレビでも紹介!積み立て投資で絶対にやってはいけない2つのこと

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

先日お金にまつわるテレビ番組が放送されるということで、珍しくリアタイ視聴していました。

番組全体として見た感想としては「あまり面白くなかった」というのが本音です。

ただ、参考になる点があったのと情報としては不足していると感じたました。

今回は番組内で紹介された情報の中で「積み立て投資」について触れた場面がありましたので、ご紹介していきます。

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なっ得!マネー先生~令和のお金サバイバル塾~』の概要

2022年1月8日23時からテレビ朝日で『なっ得!マネー先生~令和のお金サバイバル塾~』という番組が放送されていました。

出演者は以下のとおりです。

【塾長】春日俊彰(オードリー)
【進行】サーヤ(ラランド)
【パネラー】カズレーザー(メイプル超合金)、ギャル曽根、向井慧(パンサー)
【専門家】森永康平(経済アナリスト)
     八木陽子(ファイナンシャルプランナー)
【VTR出演者】高橋ユウ、ニシダ(ラランド)、酒井貴士(ザ・マミィ)

ラランドのサーヤが進行するという私個人としては非常に見慣れない光景で、違和感がありました。

人生100年時代、
給料は上がらないのに、老後資金は増えるばかり…。
そろそろ本気で「お金」のこと、考え始めませんか?
この番組では、お金に興味津々な芸能人と現役高校生が
株や投資信託、話題のNISAまで…
現役投資家や金融教育のプロたちから、
意外と知らないお金の運用方法を学びます!
激動の令和を生き抜くヒントを学ぶマネーバラエティ番組です。

今回番組で紹介されたのは株で1億5千万円の資産を築いた女性、投資信託のほったらかし投資で教育費を稼ぐ1児の母、そして株の学校でした。

「ほったらかしの積み立て投資」の成功事例

「ほったらかし投資で教育費を稼ぐ1児の母」として紹介された女性は、夫と幼児と3DKのアパート暮らし。

夫から生活費25万円を預かり、投資に13万円を投資に回していました。

投資を始めて4年目で総資産は3000万円に到達。

貯蓄が約500万円に対し投資は約2500万円でした。

元本は1900万円だったそうで、4年で30%アップした計算になります。

いきなり1900万円を投資できる状況にあること自体が素晴らしく、しっかり蓄財していたことが伺えます。

そして積み立て投資で毎月定額を買い増していき、順調に資産を増やしたと思われます。

「成功事例」とは言うものの、あくまで現時点での話です。

積み立て投資は長期投資で、この人も子どもの教育資金を投資で捻出し続けたいと考えていることでしょう。

よって今後も上手くいくかどうかを見なければ本当の成功事例とは言えません。

積み立て投資で絶対にやってはいけないこと

この女性の紹介の後、反対に積み立て投資に失敗した男性の事例が比較対象として紹介されました。

「これから投資を始めたい」「投資に興味がある」という人は、むしろこの男性の事例のほうが役に立つのではないかと思いました。

理由は、積み立て投資で絶対にやってはいけない典型的なことをやっていたからです。

1.過剰な金額の投資

男性は早期退職を目標に2019年から投資をスタートさせました。

なんと毎月100万円を積み立てていきました。

毎月100万円投資できるということは、FIREを意識して以前から蓄財いていた可能性があります。

積み立て投資開始後は順調で、400万円投じたところで資産は420万円に増加していました。

気をよくした男性は積み立て額を200万円、さらには300万円へと増やしていきました。

ところが。

2020年3月、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに「コロナショック」が襲いました。

今まで経験したことのない大幅な下落を経験し、毎日不安な日々を送り続けたそうです。

投資は元本が保証されているわけではなく、必ず上昇することもあり下落することもあります。

そして必ず暴落することがあります。

暴落をも受け入れながら市場にお金を投じ続けなければいけません。

だとしたら「最悪無くなっても大丈夫」という金額を投資に回しておかないと、常に不安に襲われる危険性があります。

「仕事中に株価の値動きを何度もチェックする」とか「夜も眠れない」といった症状が出ている人は要注意です。

積み立て投資のメリットは株価の変動を気にせず続けられることなのですが、自らの許容範囲を超えた過剰な金額を投資するのは避けなければいけません。

2.暴落時に売ったり、積み立てをやめること

男性は2400万円を投資したのですが、ついには元本割れ。

ついに我慢の限界を超え、すべてを売却したのでした。

売却時は2000万円だったため400万円の損失を出しました。

番組はここで終わりでした。

番組としては「400万円の損失」というインパクトを視聴者に植え付けたかったのでしょう。

しかし本当の問題はこの後に起こっています。

コロナショックはその後わずか半年余りで株価が元の水準に戻りました。

さらにその後も株価は上昇を続け、NYダウやS&P500は最高値を何度も更新し続けることになりました。

もし男性が売却せずに積み立てを継続していれば、今頃どれほどの資産になっていたことでしょうか。

投資信託は株価が下落したタイミングなら口数を多く購入できますから、反動で大きく資産を増やしたかもしれません。

もしかしたら男性の希望する早期退職に近いところまで行けた可能性もあります。

積み立て投資で絶対にやってはいけないことの2つめは、暴落時に売ったり積み立てをやめることです。

目標到達まで粘り強く継続しなければいけないのです。

積み立て投資で注意したいこと

積み立て投資で絶対やってはいけないことを2つ紹介しましたが、他にも注意したいことがあります。

それは「商品選び」です。

投資初心者にとって非常に難しい商品選び。

投資信託だけでも6000種類くらいあるわけで、何を選べばよいか分からない人も多いはずです。

少額の積み立て投資をスタートさせたいのであれば、つみたてNISA対象商品から選ぶのが無難です。

金融庁のお墨付き商品という位置づけですから大きな間違いは起きないはずですが、その中でも人気がある商品があります。

各証券会社のHPをはじめネット上には人気ランキングがありますから、人気上位から入ってみるのも良いかと思います。

まとめ

以上『テレビでも紹介!積み立て投資で絶対にやってはいけない2つのこと』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

積み立て投資で絶対にやってはいけない2つのこと

1.過剰な金額の投資

2.暴落時に売ったり、積み立てをやめること

積み立て投資を始めるなら現在はつみたてNISAという非常に良い制度があります。

限度額・期間が決まっていますが、初心者には適していると思います。

あとはメンタル次第です。

価格が上下動するのは当然のことですから、泰然自若としていればよいだけです。

投資はメンタルも非常に大事であることは理解しておきましょう。

以下関連記事です。

投資が怖いならば怖いなりの投資戦略があります。

億り人が大事にしている「投資鉄則7箇条」は積み立て投資派にも参考になります。

厚切りジェイソンは投資でFIREを達成し、投資しようとしない日本人に「Why?」と叫んでいます。

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